街の匂い

　　　　　　　　　　　　　　　街の匂い・・って
　　　　　　　　　　　　　　　書いたとたんに
　　　　　　　　　　　　　　　カフェ写真がド～ン！




　　　　　　　　　　　　　　　う～ん
　　　　　　　　　　　　　　　街の匂いって
　　　　　　　　　　　　　　　おいしそうな匂い？！？




　　　　　　　　　　　　　　　それとも
　　　　　　　　　　　　　　　香水の匂い？
　　　　　　　　　　　　　　　車の匂い？




　　　　　　　　　　　　　　　それらが
　　　　　　　　　　　　　　　混ざり合った・・




　　　　　　　　　　　　　　　それらに
　　　　　　　　　　　　　　　覆いかぶさるように
　　　　　　　　　　　　　　　色・・色・・色・・




　　　　　　　　　　　　　　　そう
　　　　　　　　　　　　　　　街は多色の匂い




　　　　　　　　　　　　　　　そして
　　　　　　　　　　　　　　　なぜか街に似合う
　　　　　　　　　　　　　　　コカコーラの運搬車




　　　　　　　　　　　　　　　と勝手に思っている・・
　　　　　　　　　　　　　　　この車を見ると
　　　　　　　　　　　　　　　街に来た感倍増




　　　　　　　　　　　　　　　今日も来た来た・・街へ
　　　　　　　　　　　　　　　この日もこれで「街の匂い」

飛び歩き忘れていた世界

　　　　　　　　　　　　　　　もののついでに
　　　　　　　　　　　　　　　渋谷まわり




　　　　　　　　　　　　　　　着いて気づく
　　　　　　　　　　　　　　　久しぶりの久しぶり！




　　　　　　　　　　　　　　　ちょっと面喰って
　　　　　　　　　　　　　　　ヨタヨタ歩きだす




　　　　　　　　　　　　　　　朝の涼しさが
　　　　　　　　　　　　　　　暑さに変わり




　　　　　　　　　　　　　　　時代遅れに
　　　　　　　　　　　　　　　季節遅れが加わって
　　　　　　　　　　　　　　　気遅れ！！




　　　　　　　　　　　　　　　でもでも
　　　　　　　　　　　　　　　目的地に着いてみれば




　　　　　　　　　　　　　　　すべてが
　　　　　　　　　　　　　　　ものの見事にふっ飛んで




　　　　　　　　　　　　　　　やはりお気に入りの
　　　　　　　　　　　　　　　Bunkamuraザ・ミュージアム
　　　　　　　　　　　　　　　「クライドルフの世界」
　　　　　　　　　　　　　　　夢の中の不思議な時間

花屋の店先で

　　　　　　　　　　　　　　　もしも・・・今




　　　　　　　　　　　　　　　「何になりたい？」
　　　　　　　　　　　　　　　と聞かれたら




　　　　　　　　　　　　　　　子供の心を持って
　　　　　　　　　　　　　　　答えると




　　　　　　　　　　　　　　　「花屋さん！」




　　　　　　　　　　　　　　　朝早く起きるとか・・
　　　　　　　　　　　　　　　冬も水に手を入れるとか・・
　　　　　　　　　　　　　　　花はいっぱいだと重たいとか・・




　　　　　　　　　　　　　　　なにも考えずにいられたら
　　　　　　　　　　　　　　　こう答える・・きっと




　　　　　　　　　　　　　　　ふと・・
　　　　　　　　　　　　　　　花屋の店先で
　　　　　　　　　　　　　　　心に浮かんだ想い

作れそうで作れないもの

　　　　　　　　　　　　　　　町はクリスマスムード一色
　　　　　　　　　　　　　　　と思いきや・・




　　　　　　　　　　　　　　　それがそうでもない！




　　　　　　　　　　　　　　　なかなか面白いものが
　　　　　　　　　　　　　　　目を引いて・・ジッと見る




　　　　　　　　　　　　　　　そこらにあるもので作れるかも！




　　　　　　　　　　　　　　　なぁんて誤解をしてしまいそうな
　　　　　　　　　　　　　　　そんなたちでできている物が




　　　　　　　　　　　　　　　思いきり楽しんで
　　　　　　　　　　　　　　　作ったに違いないそれら




　　　　　　　　　　　　　　　でもこれって
　　　　　　　　　　　　　　　作れそうで作れないもの？




　　　　　　　　　　　　　　　う～む
　　　　　　　　　　　　　　　やっぱりちょっと
　　　　　　　　　　　　　　　挑戦してみるか・・・

代官山散歩

　　　　　　　　　　　　　　　ほんのちょっとの隙間の時間




　　　　　　　　　　　　　　　代官山途中下車の散歩




　　　　　　　　　　　　　　　何年ぶり？いや・・初めて？
　　　　　　　　　　　　　　　と思うほど見知らぬ街




　　　　　　　　　　　　　　　お洒落な若者の街・・なのか




　　　　　　　　　　　　　　　道に迷いそうな・・
　　　　　　　　　　　　　　　気持ちが迷いそうな・・




　　　　　　　　　　　　　　　・・年を忘れそうな・・




　　　　　　　　　　　　　　　隙間の時間じゃ
　　　　　　　　　　　　　　　どんな気持ちになっていいのか
　　　　　　　　　　　　　　　わからぬままに




　　　　　　　　　　　　　　　今度ゆっくり
　　　　　　　　　　　　　　　すっかり若者になれるよう
　　　　　　　　　　　　　　　歩いてみよう

道・・なんとなく

　　　　　　　　　　　　　　　とりあえず目的地はある




　　　　　　　　　　　　　　　でも・・なんとなくブラブラ




　　　　　　　　　　　　　　　となると・・気になる・・




　　　　　　　　　　　　　　　道模様
　　　　　　　　　　　　　　　白・赤・黄色・グレー・・影




　　　　　　　　　　　　　　　なぜ赤？赤なんて珍しい
　　　　　　　　　　　　　　　・・ブツブツ・・独り言




　　　　　　　　　　　　　　　そういえば・・
　　　　　　　　　　　　　　　白だけ踏んで渡ろう・・なんて
　　　　　　　　　　　　　　　子供の頃よくしたなぁ




　　　　　　　　　　　　　　　時々道なんてものを
　　　　　　　　　　　　　　　意識しながらなんとなく歩く

温かきものたち

　　　　　　　　　　　　　　　　　　擦れた色・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　鈍った色・・




　　　　　　　　　　　　　　　　　　これだけで
　　　　　　　　　　　　　　　　　　温かさに包まれる




　　　　　　　　　　　　　　　　　　懐かしさ？




　　　　　　　　　　　　　　　　　　戻れない昔の・・あの時？




　　　　　　　　　　　　　　　　　　温かきものたちを
　　　　　　　　　　　　　　　　　　横目で見ながら




　　　　　　　　　　　　　　　　　　あの時へまっすぐ向かう




　　　　　　　　　　　　　　　　　　思いがけず・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　気分だけはあの時へ

ただ見て歩き

　　　　　　　　　　　　　　　　いくら小さくてもワンコ連れ




　　　　　　　　　　　　　　　　お店の中には入ることなどできない




　　　　　　　　　　　　　　　　ただただ外から中を見て歩き




　　　　　　　　　　　　　　　　これがまた買いたいモードに入らずに




　　　　　　　　　　　　　　　　爽やかウィンドウショッピング




　　　　　　　　　　　　　　　　お財布様と中身の件での会議もなしで




　　　　　　　　　　　　　　　　ん？お財布中身と関係なしとなると・・・




　　　　　　　　　　　　　　　　気になるものは非売品ばかり・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　※お財布中身が関係すると・・
　　　　　　　　　　　　　　　　気になる物は小銭単位物だったっけ


　

もう色は数えない

　　　　　　　　　　　　　　　　　　これだけの色の中
　　　　　　　　　　　　　　　　　　これだけの人の中




　　　　　　　　　　　　　　　　　　何にも触れることなく
　　　　　　　　　　　　　　　　　　触れられることもなく




　　　　　　　　　　　　　　　　　　さっささっさと歩く




　　　　　　　　　　　　　　　　　　ドアーからの冷たい空気と
　　　　　　　　　　　　　　　　　　混ざり合って




　　　　　　　　　　　　　　　　　　暑ささえも不思議な感触




　　　　　　　　　　　　　　　　　　物音は・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　時折りの自転車のベル




　　　　　　　　　　　　　　　　　　まるで透明な膜が
　　　　　　　　　　　　　　　　　　どこかにあるような・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　もう色など数えない

街の色

　　　　　　　　　　　　　　　　　　多色の街の賑わいの中で




　　　　　　　　　　　　　　　　　　孤独が浮き彫りになる




　　　　　　　　　　　　　　　　　　色のない形の世界で




　　　　　　　　　　　　　　　　　　温もりを感じる




　　　　　　　　　　　　　　　　　　物に溢れている
　　　　　　　　　　　　　　　　　　街のほんの片隅




　　　　　　　　　　　　　　　　　　形は息を吹き込まれて




　　　　　　　　　　　　　　　　　　ジッと見ていると
　　　　　　　　　　　　　　　　　　今にも・・・動き出しそうで




　　　　　　　　　　　　　　　　　　一つ一つ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　どんな風に動くのか・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　想像してみて！