四季折々

~感じるままに~

ハマユウ

2016-07-02 09:35:24 | 写真・花

今年も安佐北区でハマユウ(浜木綿)が咲いていました。
この地で何年も咲いているようです。丈夫そうな茎と葉っぱでした。
平和公園には被爆したハマユウが生き続けているそうです。


大きな株で3~4本立ちになっているようでした。




花も大きくておもしろい形をしています。ヒガンバナを大きくしたような形でした。

ヒガンバナ科の多年草だそうで、原産地はインド、東南アジアなどの熱帯地方などとか。
種が漂着し、日本や韓国済州島の海岸線に自生するようになったのだそうです。
北限は三浦半島だそうです。

名の由来は、海岸線に自生し、枯れた葉鞘が「白木綿」を巻きつけたように見えるから、とか、
花びらがコウゾから採った繊維「木綿(ゆう)」に似ているところから、などと、諸説あるようです。

ハマオモト(浜万年青)とも呼ばれているそうです。
浜に咲く、オモト(万年青)に似た立派な葉に見立てた名のようです。


広島市の観光ガイド「広島ナビゲーター」にハマユウの写真と下記内容の紹介文が載っていました。

平和記念公園内には、爆心地から2200mで被爆したハマユウの株が、1969年(昭和44年)に鎌倉より移植されています。
このハマユウは南区南段原町(広島女子商業高校:当時は、陸軍船舶砲兵団衛生教育隊が駐屯)で被爆しましたが、
被爆から1か月後に球根から芽が出ているのを元日本陸軍の兵士が見つけ、自宅の鎌倉に持ち帰って育てていました
http://www.hiroshima-navi.or.jp/sightseeing/hibaku_ireihi/jumoku/4306.php

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする