恋人は日本茶☆東京茶業青年団

もう日本茶しか愛せない東京のお茶屋若旦那衆「東京茶業青年団」の恋人(日本茶)を紹介する日記です。

真面目第一弾!?お茶の美味しい飲み方

2019-07-30 14:39:39 | Weblog

夏です。暑い夏です。

 

そんな中、私です。むさ苦しい団員の私がお届けします。

 

 

お茶は冬の飲み物と思っている方も多いと思います。

(ウィキペディアより画像)


しかし、日本茶に含まれるカテキンには「食中毒」を予防でき、

 

病原性大腸菌O-157ならば100%殺菌できるから、いつ飲むの<今でしょ!>とか

 

言うつもりは全くありません。

 

冷たくておいしい「冷茶」をおすすめもしません。飲みたければ「飲めば!?」と申し上げたい。

 

日本茶インストラクターが心を込めて、お湯を冷まして70℃くらいで、とか、めんどくさくてやりません。

 

 

今回私が、おすすめ、いや、実践しているお茶の飲み方をご紹介したいと思います。

 

まず、

 

①急須にお茶の葉を入れます。私は濃いめが好きなので、少し多めに。

 

②沸かしたての熱湯を急須一杯に入れます。

 

③お湯がたくさんなので、長めにおいて、大き目のコップにお茶を注ぎます。

この際、何度か急須をお辞儀させるようにして、上澄みの薄いお茶にならないように、濃いめに入れます。

 

④待てない時は、氷を入れて、もしくは水で薄めて、時間があれば、少し待ちます。

 

⑤ここがポイント! 『冷ましすぎない!』

 

ぬるくてもダメですが、熱すぎても飲めないので、飲めない熱さと飲める熱さの境目で飲む。

 

飲めない/飲めるレベルライン「80」だとすると、78あたり(完全に感覚値ですが)

 

これを一気に飲む(もちろん全部でなくていいですが、ひと口ではないという感じです)

 

この温度帯のお茶、暑い部屋で飲んでもいいですし、ガンガンにクーラーで冷えた室内でも最高!


よくビール党の方が「喉がなる」という表現を使いますが、まさにそれです。

 

日本茶で「喉がなります」

 

お茶の効能、味や、風味を完全に置いてけぼりにしていますが、これは「うまい!」です。

 

騙されたと思って、お試しください。騙していたらすいませんm--m

 

 

 

 

 


これからは真面目にやるヴァイ!

2019-07-29 11:17:00 | Weblog

 

 

先日、いつもより「半端ない!」当ブログのプレビュー数あり、

 

「なんかあったかな?くりくり?」と思っていましたが、

 

な、な、なんと当ブログが「日本茶のプロ」のページとして紹介されていました。

 

あれ?なんかそんな内容あったかな?と冷や汗をかいとるヴァイ。

 

ご紹介頂いた記事ページ

 

これからは、襟を正し、お茶に関する、正しい知識、お役立ち情報をどんどんと

 

発信していきたいと思います。ほとんどが茶審査技術有段者我々「東京茶業青年団」ぐわ!

 

オニがしまーす!


CHAKABUKI~茶歌舞伎~

2019-07-26 12:45:12 | Weblog

いよいよ夏本番のお天気になって来ました。暑い夏がはじまるゼ~っと「Z」


さて、夏といえば東京茶業青年団も、9月に行われます「全国茶審査技術競技大会」に向けて


選手の練習も始まります。

 

 

あ、こんにちは、茶審査技術有段者ですm--m

 

私も、いよいよエンジンキーを回し、フェラーリばりの排気音を轟かせ始めたところですが、

 

地元の夏祭りのイベントブースに天下の「伊藤園」がキャンペーンを行っていました。

 

 

「ちゃかぶき~体験しませんか~?ちゃかぶき~体験しませんか~」

 

「何?茶歌舞伎?よし、まあ、ここはプロとして隠してる爪でも見せちゃおうか」と、参加費500円を払い入場。

 

 

ブースでは茶歌舞伎に関して、浴衣のお姉さんが説明している模様。



「お姉さん、よく見てなさい、これが本物の茶歌舞伎やーー」と心で思い、着席。

 

その圧倒的な思いに気圧されたか、お姉さんは奥に。。。

 

奥から来た中国人の社員さんが進行してくれました。

 

中国人ですが、日本語はすごく上手で、茶歌舞伎の説明もわかりやすい、また話しやすいので、中国茶について聞いたりしました。

 

お茶は4種、花鳥風月。煎茶・抹茶入り玄米茶・おーいお茶・ほうじ茶です。

 

まあ、余裕のよっちゃんイカです。なぜなら、私は、何を隠そう、有段者です!!(2回目)トーシローとは訳が違います。もう、北斗の拳で言う、ラオウですね。

 

 

「1杯目、飲んでください、花でーす」

 

「んん、やけに味も色も濃いな、抹茶入りか?」

 

「2杯目、鳥デーす」

 

「あ!こっちが玄米茶だ!しかし、煎茶、やけにおいしく出たな、あの茶葉で・・・」

 

「3杯目、風デーす」

 

「ん~、香ばしい火の香、水色も赤い、ほうじ茶だな」

 

「4杯目、月でーす」

 

「あれ、こっちがほうじ茶だ!、え?さっきのおーいお茶??」

 

 

正解発表、素人様、全問正解の人多数。

 

私は・・・ちょっと。

 

(「ちょっと」とは茶歌舞伎の際に使う用語でゼロ点のこと。ちなみに満点は「皆点(かいてん」といいます。

 

最後に入れ替えてはダメというルールは言ってないので(正式なルールを知ってるくせにこの言い訳!)

 

素早く入れ替えて、全問正解に細工。中国人のスタッフから「スゴイデスネ!さすがお茶のプロ」と言われ、

 

人目を忍んで店に返り、東京都のお茶の組合が発行している「私たちは、お茶のプロです」という中尾彬さんのポスターの


写真の中尾さんの目に画びょうを刺して、自己を見つめ直しました。

 

最後に、お土産等々もらいましたが、お茶の説明のパンフレットが英語メインで書かれていました。


外国人を完全に意識したキャンペーンで茶歌舞伎で楽しませるとは、これが伊藤園のやり方かーーーーー

 

 

おわり


ダメ!ぜったい!

2019-05-25 16:50:13 | Weblog

 

 

 

昨今、麻薬で逮捕される芸能人が増えています。

 

 

我々、茶業青年団は、葉っぱは葉っぱでもお茶の葉っぱを生業としておりますが、

 


逮捕される方々は、まさに我々世代と申しますか、電気世代(電気グルーヴ)でもあり、

 

 

小嶺容疑者といえば、同年代で若かりし頃よく雑誌で見かけて一世を風靡しておりました。

 

 

まあ、それこそ葉っぱつながりの気の利いたコメントなのかわかりませんが、スポニチの記事に

 

 

両容疑者をよく知る知人のコメントが載っていました。

 

 

「小嶺(容疑者)はまるで急須でお茶を入れるぐらい自然にグラインダーで大麻を砕いて田口(容疑者)と一緒に吸っていた」と語る。


 

>急須でお茶を入れるくらいに自然な行為・・・

 

 

一瞬うれしくもありですが、もし田口・小嶺容疑者が、家で自然に急須でお茶を入れていたら、ちょっと感動します。

 

 

逆に、葉っぱは葉っぱでも(←しつこい)お茶の葉ならば、二人とも健康的な素敵な生活だったでしょう。

 

 

さらに深読みすると、急須でお茶を入れる行為=日常的でない、つまり、麻薬を吸うくらい非日常的な行為としての

 

 

コメントだったら、これまた手の込んだやり方です。

 

 

「これが~マスコミの~やり方か~~~

 

 

何はともあれ、お二人が一日もはやく更生され、急須でお茶を飲む日常の生活を過ごせることを期待しております。


2019年茶時期

2019-04-26 17:23:10 | Weblog

いよいよ新茶の時期

 

各地から新茶の便りが届き始めました。

 

 

今年の八十八夜は5月2日。

 

 

まさに令和、新時代に真っ先に届く旬の恵みといったところでしょうか。

 

 

最近、「AI」の時代になったら、我々の茶業はどうなるか考えることが良くあります。

 

 

栽培はドローンなどを使って、新芽の生育状況が一瞬にしてわかるそうです。つまり「今日摘め!」というのがピンポイントで判断できます。

 

 

となると、AI時代には、自動的にお茶刈りマシーンが動き出し摘み取り、工場に搬入。

 

 

そして、自動で最適な加工を開始し、出来上がり!

 


次に品質チェック。仕入れの際に使う職人的能力「鑑定(お茶をみる力)」は、分析スコアがはじき出され膨大なデータが格付け。

 

 

それによって相場が、株価のようにPC上でわかり、「買い注文」を出していっちょあがり!

 

 

まあ、それなら個人でも出来ちゃうのだろうか?とも思いつつ、さらに言えば、お茶の葉で飲むこともなく、

 

 

自分の好みをAIが自動で提示してくれて、それがオリジナルペットボトルの形として、5ケースくらい家に届くとか・・・

 

 

つまりお茶屋は、その中間配送業に活路を見出すのかな?

 

 

ちょっとお先くらめに予想してみました。

 

 

でも、お茶のこう何というか、「あ~いいな~」という瞬間は、意外に最適化?するのは難しいかもですね。

 

 

案外、店頭でお客様とお話するひと言が、お茶の味を左右していたりとかね。

 

 

さあ、どうなる茶業界!どうする茶業青年団!結果は20年後に☆彡See you あげいん。

 

 


謹賀新年

2019-01-15 15:29:38 | Weblog

 

 

 

今更ですが、明けましておめでとうございます。



本年もよろしくお願い致します。




昨日は、成人式でした。街中には、きれいな和服を着た男性女性が歩いていて、寒々しい季節が華やかに感じられました。




毎年、成人式に新聞広告欄にサントリーが作家の伊集院静さんのエッセイを掲載しています。

 

 

個人的にはそれを見るのが楽しみです。(よろしければどの新聞にもあると思います、1月14日朝刊です)

 

 

「大人とは?大人になるとは?」という熱いメッセージに、一足先に大人?になった自分にも感じるものがありました。




20歳の頃、「こんな大人は嫌だ!」という明確な偶像があったような気がします。

 




あれから何十年。この明確な偶像があったからこそ、その方向に来てしまったのではないかと思えるほど、




そんな大人になった気がします。いやむしろ、大人になっていないのかも?そもそも大人って・・・

 

 

という、まさに伊集院さんのエッセイに問いかけられているおっさんがいます。

 

 

日本茶の世界も大人に似ています。

 

 

なかなか、答えが見つからない。あの頃わからなかったことが、ますますわからなくなっている感覚です。

 

 

知識を得れば得るほど、本質から離れていくような・・・

 

 

茶道の中の言葉の解釈に「最終的には極めることは出来ないかも知れないけど、それでも極めて行こうという心が大切」というものがあります。




お茶も大人も、そうなれないかも知れないけれど、こうありたいと思い続けることが大事なのか。

 

 

ま、答えは2019年の風に吹かれていると信じて!

 

 

本年もよろしくおご指導をお願い致します。


第68回 東京都茶業組合茶審査技術競技大会・理事長杯

2018-11-26 11:47:54 | Weblog

11月25日、東京は新橋・汐留にあります、東京茶業会館内「東茶協ホール」におきまして「第68回 東京都茶業組合茶審査技術競技大会・理事長杯」が開催されました。

 

今年も、組合理事長、副理事長、総務部長、調査部長にもご列席頂き、青年団のOBの先輩方にお手伝い頂き、



選手も身の引き締まる思いながら、初参加の方々、また何回も参加している方々もやはり独特の緊張感の中、大会が行われました。

 

今回の審査科目は、5種4煎(茶歌舞伎)の合計20点、一本勝負で栄光の理事長杯カップを目指し競います。


絶対にミスできない、1点をもぎ取っていく精神的死闘が繰り広げられました。

 

今回は1回目を終わった時点で煎手(お茶を淹れる方)が変わり、その後3回が行われました。

 

茶歌舞伎というものは非常に微妙なもので、1回目皆点(かいてん~全部正解すること)取った方も、2回目で入れ違いたりし、

 

随時、発表される前方の全選手の点数版を見ながら、今どの方が優位か?自分はどの位置か?など確認する選手もいらっしゃり、

 

(自分との戦いで見ない方もいらっしゃいます)、静かながら、バチバチとした心理戦もあったりし、

 

これぞ茶歌舞伎の醍醐味という、大会運びでした。

 


お茶自体は5種類ともオーソドックスな産地でしたが、それも逆に難易度をあげており、そんな激戦のなか、下記の方々が見事に優秀な成績を収められました。

 

今回は、優勝者が4名(まったく同じ点数)いらっしゃいましたが、取得段位(全国大会で認定されるもの)が高い順に4位から決まり、

 

一番高い段位者4位、次に高い段位者(同段位2名)はジャンケン、若手段位者優勝という実行委員長判断で決定されました。

 

頭書の成績を収められた方々は下記の方々です。

 

「理事長杯」


 

     優勝  ☆ 大澤 一貴 氏 (大佐和老舗)

     準優勝 ☆ 君野 玄一 氏 (茶の君野園)                                          

     三位  ☆ 小原 宜義 氏 (大山園)

     四位  ☆ 加藤 伸之 氏 (福本園)  

 


また、今回も将来有望かつ、基準以上の成績を収められた方に

対して贈られる<新芽賞>には、

            村松 良祐 氏 

                                    が受賞されました。

 

 

日頃の成果・実力が発揮された方、うまく噛み合わず不本意な結果の方もいらっしゃったとおもいますが、

 

本年も非常に僅差の激戦で、東京の皆様のレベルの高さ層の厚さが窺い知れる大会になりました。

 

 

 

そして、最後に、当組合理事長より激励と、調査部長よりお茶を鑑定する際の心構え、商売人としての心得、

 

副理事長、総務部長より選手に対するメッセージを頂戴いたしまして、有意義な時間を頂戴いたしました。

 

茶歌舞伎は、設営から運営からとても大変な作業でございます。


最後に、この場をお借りいたしまして、設営下さった東京茶業青年団OBの諸先輩方

また今回はお手伝い下さった方々に御礼を申し上げます。

ありがとうございました。

 

また、この中から、来年の全国大会に出場して活躍選手も選抜されます。


選手は東京茶業青年団総合優勝に向けて精進することと思います。


今後とも、よろしくお願い致します。


訃報

2018-10-03 23:59:40 | Weblog

本日、三遊亭小金馬師匠がお亡くなりになったお知らせを、ネットニュースで拝見致しました。

 

小金馬師匠は、東京茶業青年団のイベントで進行役をお引き受け頂いたり、

 

 

私ども東京茶業青年団にとりましては、昔から、それこそ、今の現役の

 

親の世代から、公私ともに大変親しくしていただいた方でした。

 

 

かねてより、ご病気だったのか、まだ、詳細は発表されておりませんが、

 

悲しいお知らせに接し、心よりお悔やみ申し上げます。

 

いままで、ありがとうございました。