ランチタイムを「飲茶タイム」としている萬珍楼。いろいろな物が食べられます。落ち着いた店舗で食べるのであれば良いのかもしれない。御飯物・麺類も1000円強から楽しめる。点心と合わせてみても良い。ミニコース2500円~あるが、萬珍樓點心舗同様、昼御膳もある。食べ比べも良いかもしれない。
「以前のイメージ」
萬珍楼本店「広東」 045-681-4004 無休 ブログ ブログ
昨年(2002)春の火災から1年弱で再建された萬珍楼は,やはり中華街の顔である。大通りに構える店は,中華街のイメージを尊重し,中層で収められている。再建後も,天井高の高い空間は維持しており,加えて現代風にアレンジされた。高級感は出して要るものの店内の連係プレーは開店間際かもしれないが,うまくいっているとは言えない。
3階建ての萬珍楼は,5階建てぐらいのビルに匹敵する高さを備えている。1階は,売店と大きなホール奥に落ち着いた雰囲気の客席がある。ビル中央に大きな階段があり,それを取り巻くように施設が配備されている。ランチなので2階席に案内された。玄関ホールで「インホメーション」の女性に捕まる。「一人でも食事できるか」の問いに,是非という。カウンターで席の確保が図られ,どうやら私は2階席に決まったようである。
「不備1」2階まで,受付の方が案内する。フロアー係との連携がうまくなく,右往左往する。「どこでも良いよ」と述べ支障のなさそうな,カウンター(ドリンクカウンター)の前の席を陣取る。テーブルは人数分設定されている。テーブルの上に厚いガラスが乗せられたものの上に,洋食レストラン並の食器が準備されている。「不備2」受付から1人と言い渡されているのに「4人様ですね」と再度確認される。どう見てもこの身なりュョザックを背負ったラフな姿)連れが要るはずはない。ドリンクメニューとアラカルトの重厚なメニューが出てくる。手に持ったままではとても読めない。しかし,目の前には食器が置かれおけない。もう少し軽いものの方がよい。一人で食べられそうな物は,麺類と炒飯しかない。珍しい「2食炒飯」を頼んでみた。
コースメニューをお願いし,店の観察と共に食事内容を確認する。「不備3」待つこと30分やっと炒飯が運ばれてきた。途中で2度ほど催促してこの時間である。立ち去ろうかどうかという境目である。客もこのフロアーは3分程度の入り・・・。炒飯は,エビのクリームソースと甘酢あんかけを玉子炒飯に乗せた物。彩りとしては確かに2食である。味はさすが萬珍楼,美味しいが,すでに冷め始めている。スープもザーサイも付かない。ただ単に1200円の炒飯を提供するだけである。お茶は,入れてくれるが催促しなければ継ぎに来ない。
開店間際であったのでしょうがないと思うが会計の際,税+サービス料が加算されている。予想はしていたが,何をサービスされたのであろうかと反問する。『炒飯ごときで30も待たせて「サービス料を取る」とるのかと息巻いても良かったが,・・・』時間もなかったので,綺麗な受付の女性に免じて店を出る。
ランチ例)コースとして2000円から3500円(3種)ランチメニューはあるが単品では無し。
麺類;チャーシュー葱そば900円~・五目焼きそば1000円~,炒飯:エビ炒飯900円~
萬珍樓點心舗 045-664-4004 無休 ブログ
意外な店(まんちんろうてんしんぽ)をのがしていた。点心中心の店であるが,本店に比較して非常に入りやすい雰囲気を持っている。しかし,入り口は階段があり,非常に入店しづらい感はある。メニューはインターネットで検索すると,コース料理しかない。そう思っていたが,サラリーマンが入っていくのを見た。「アラカルトもやっている?」と思うようになった。裏通りで,ここだけが浮いたような雰囲気の店構え,上部には個室等もあるようだが,1階は喫茶店のような雰囲気がある。
この店は,0.5階分登らせ,そこに案内がいる。そこで客を食事内容によって移動さすようである。量販店の店員がつけているようなハンディタイプのトランシーバーを身につけている。バリアフリーなど全く考慮していない。フロントの案内係りの手際が悪い。客待ちでしばらく待つが眼下に見える1階は空いている。どうもサービスがこの手の機械をつけた店ではうまくいっていないような気がする。中華街(飲食店)には,その店独特の接客方法があり,手慣れた物がどうにでもしてしまう事が多い。特に中華街では,その手際の良さが良い店が多い。大型店舗でファーストフードまがいのマニュアルや機械の導入によって,店の良さ(接客のプロの仕事)が失われていって入るような気がする。 本店より,単品料理が安価に設定されている。同じ料理で100~200円の差がある。最低価格である「四川風ジャージャー麺(800円)」を頼んでみた。端にある2人席に案内される。しばらく待ってお茶がやっとてできた。小さな器に入ったもので,加えて温い質の良くないウーロン茶。この店もサービス料を取るのであるから,ポットでのサービスを常識とすべきである。すぐ飲み干すので,その都度依頼しなければならない。しかも客の状況を見ていないので,自主的につぎ足されることはない。メニューを見ながら待つが,本店より品数はだいぶ少ないようである。全てが写真入りなので,解りやすい。15分ほど待ち料理が出てきた。ストレート麺に四川風の炒めものが乗せられたような物。湯切りが余りよくないせいか,器の回りに茹で汁が浮き出ている。炒め物はあんでまとめられた物で,特に辛いという物ではない。ピーマン・玉葱等の具は豊富にあるものの,アサリ・肉(チャーシューと豚肉)程度が入っているだけである。麺の茹で具合は良い。具にからめて食べるのにはちょうど良い。際だって美味しいとは思わないがまずまずである。
ランチ例)ランチメニューの設定はない。
麺類800円~。炒飯900円~。焼きそば類800円から。税金・サービス料が付く。
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