中華街の魅力

齋藤修と多くの人が中華街情報を共有する場となることを期待いたします。最近中華街にあまりいけず、データーを整理しています。

冬季限定、今年も出していました。翠香園の「牡蠣料理」。

2017-01-26 07:08:54 | 市場通り

①カキの中華風香り揚げ②カキ入りスーラータン麺③カキ入り激辛そば。毎年同じ料理がカキのシーズン出される。大つぶの大きいカキがふんだんに入る料理。翠香園が得意とする料理である。価格のところがテープで改訂されているのが大型店舗であリながら庶民的な店の表れであろう。

翠香園 hpより http://www.yokohama-norenkai.jp/suikouen/data01.html
中華街市場通りに入るとすぐ右側に、二つ並んで菓子店と中華料理店が並んでいる。いずれも翠香園であり、同じ経営である。
 店の歴史を見ると、先代の盧譜章が東京の歌舞伎座内の翠香亭で修行、現在地の市場通りで中華菓子専門店翠香園を創業する。当時、街には数点の中華料理店、中華理髪店(耳掃除が巧み)洋服仕立店で中華菓子は初めて。自家製のあんこと、臼でひいた粉をつかった小菓子や中秋月餅が地元で大好評だった。
 戦時は小麦粉、砂糖、小豆などの原料が統制で苦労した父と次男(当時15歳)とで、横浜公園でドーナッツ(小麦粉を練って油で揚げる)蒸しパンを売ったが、ヤミ市とあって思わぬ苦労があった。
 その後、中国から長男盧耀桐が帰還、菓子職人として父の下で修行する。 戦後、県菓子工業組合に加入。菓子業のほか同27年、神奈川区で旅館業(現在の神奈川翠香園)を始める。中華菓子、小菓子、肉饅頭、餡饅頭の箱詰めセットを中華料理店におさめる。一方、松坂屋、野沢屋、センタービル、スカイビル、鉄道弘済会などに売店を出す。
 第12回全国菓子大博覧会で全賞を受け、その後も数多くの優秀賞を。文字通り中華菓子の本家で種類は眼移りがするほど。売れ行き別にみると、群を抜いているのは玉帯(ぎょくたい)こうやチントイ(あんこ入りごまだんご)肉饅頭で、贈答用にも利用される。
 「中秋月餅」(あんこ入り、ヤシの実入り)は大ぶりで洗練されており、今では地元のみならず、遠くからも客が来る。かたくなまでに自家製あんこ、手づくりにこだわり「支店のない本店」としてその味を守り続けている。
 現盧栄枅店主は、お菓子のほか料理の方を昭和54年にはじめて以来、毎朝のように横浜中央市場や東京築地市場に通っている。盧は横浜市大卒でアイスホッケー選手。OBになってからは8年間、同部のコーチだった。
鯛の活造り(中華風刺身)をメインにした「海鮮コース」を看板にしている。

 

 

 

 

 

翠香園「広東」①

 


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