以前は中華街最大のホールを持っていた新館。耐震とも聞くが、スペースを入口のみに縮小し、ティクアウトとイートインのスペースで頑張っている。以前から併設されていた売店では同発ならではの土産物が取りそろえられている。当然、おいしい点心も販売されている。
「芝麻湯圓」という、「黒ごまあん入り白玉」を寒い時期には販売されていた。何か和風の雰囲気のするスイーツである。
同發新館「広東」 045-681-8806 ブログ
950円(料理1品+点心「シューマイ2or春巻き1」+スープ+ご飯)+おしぼり
中華街の老舗中の老舗。特に新館は,大ホールを持っている。ランチタイムはここが主流になるが,最近はあまり手入れがされていないようではある(200210工事をしていたが,何を直したのであろう)。テーブルが小さい(4人としては・・) のがいやだが,真鍮でできている特性の椅子が,特徴である。丸テーブルなのに対面型に椅子が置かれているので,動かさないと座りにくい。しかし,2階分程度の吹き抜けの空間は,なかなかのものである。最近は,ランチの客が少ないのか3名ほどのサービスで運営していた。
まずは座る。私のラフないでたちだと,「ランチですね」といって,メニューも見せてくれない。ランチメニューを確保し,「イカのタタキ辛味炒め」のイカのタタキとは何か黒服に説明を求めれば,イカを「叩いたものだ」という。食べた事がないので注文してみる。おしぼりは出てくるが,その後何もない。5分以上待ったので,「新館はお茶も水もないの・・」と聞けば,あわてて持ってきた(客は私を入れて4組のみ)。
10分以上経過して,主菜とご飯・焼売がセツトにされて出てきた。案の定,主菜は冷めている。どうもいまいちの雰囲気。目当てのイカは,なんということはない「薩摩揚げ」。イカ入り薩摩揚げの炒めものというのが正しい。聞いていなければ,何ともないが,説明を求めた上でのこの結果。何とも解せない。味は,まずまずである。しかし,意外と調理があらい。玉葱が生状態の固まりで入っていた。食べてみれば,目から涙が出てくる。ご飯がすすまざる得ない(小さな器でお代わりは自由,広いので頼んでも2~3分かかる)。スープはレンゲまでそろいの落ち着いた陶器。味も美味である。焼売はおいしい。何か寂しいと思っていると「漬け物(ザーサイ)」がない。付かないものかとあきらめていると,後から頼んだ客には付いてくる。確認すると付いていないという。もう食事も終わりだからどうでも良いと思っていると,チーフらしい女性がサービスだと持ってきた。さすが同發,従業員の教育はできている,というのが印象である。最後は,別館にしようと思っているが本館のランチの方が数段(同發らしく)魅力的である。
コースは5000円以上と思っていたら,4000円からの設定になっている。生演奏の時間をねらって食事をしてみるのも良いのかもしれない。1日一回と聞いているので,確認の上来店してみようと思う。最近3000円のセレクトメニューも加わった。前菜・主菜・スープ・デザートまで選べるもの。他店とひけを取らないセレクトメニューが準備されていた。
ランチ例)6種「ザーサイはこの値段であればつけるべし」・週替わり
A八宝菜 Bアサリと青菜のビリから炒め Cジンヂォオロースー Dイカのタタキ辛味炒め E酢豚
同發新館は完全に「イートインタイプ」のスイーツの店に、完成後順調らしい。
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