スタートはこの小さな店舗。重慶飯店別館の前に大型店舗をだしていたが、昨年閉店。スタートラインに戻ったのだろう。また家庭的な店にもとってくれることを望みたい。点心を中心とした「飲茶コース」も維持している。まだチャンピオンは健在な模様。これからの地道な経営を期待します。
上海豫園(シャンハイヨエン)「上海(小龍包専門店)」045-212-5087
「特徴」
1.以前は「九龍小館」の支店的な点心専門店、店名を代えておいしい点心を多くそろえるようになった。
2.中山路南側にある店舗。非常に小さな家庭的な店舗。
3.点心世界チャンピオンの女性が作る点心として売り出している。
4.小籠包を得意としているが点心全般を楽しめる。2軒目の店として私はよく利用する。
5.丁寧な応対をする女性が切り盛りしている店。安心して食べる事ができる。
「ランチ」 特にランチと設定はされていないが,セツトメニューが3種ある。
Aワンタン+炒飯Bワンタン麺+炒飯1200円,Cラーメン+炒飯1000,いずれも小龍包・杏仁豆腐・ サラダが付く
九龍小館があった場所に,ショーロンポウの専門店として「上海豫園小龍」が開店した。ランチらしいメニューがなかなか無かったので2ヶ月ほどたった今訪れてみた。店自体はほとんど以前のままの状態を利用している(そもそも点心の店そのまま使えたのであろう)。入ってみた雰囲気は依然と代わりはない。中で働いている人が違っているだけである。九龍小館のランチも私のお気に入りだったので,残念なような気がしてならない。
経緯はわからないが,経営者が全く変わったようである。九龍小館もあまり人が入っていた様子はないので,本店の九龍に再吸収されたのであろうと思われる。そう言えば,私が九龍小館に宴会を申し入れたとき,本店でやってほしいと言われた様なときが,閉店の時期であった。
まずこの店,店頭に女性がトロフィーをもった写真が大きく掲げられている。「世界・・・大会」で優勝したという触れ込みのようであるが,店内にはその華やかさが無い。ここ1ヶ月当たり前から,セツトメニューが出始めた。最低1000円なので躊躇していたが,寒さ(ショーロンポウの熱々は寒い日には絶好である)につられ入店することになった。まして,1000円の「スペシャルサービスメニュー」はラーメン炒飯までがつく。
早速席に座り注文をしようと思えば,誰も来ない。正面を見れば「食券機」がある。ワンフロアー16席ほどの店内,従業員が3人もいるのに・・・・。狭い店に大きく見える機会をいぶかしく思うのは,私だけではあるまい。1000円の「スペシャルサービスメニュー」を頼みたいが,食券機には無い。聞けば「ラーメンセツト」で購入してくれと言う。指示の通り従う。写真では,大盛りの雰囲気。しかし,出てきたものは寂しい感じの小盛りの炒飯・ラーメン。点心の店で出てくるようなものである。おまけにおぼんにデザート・サラダまで一式セツトされて出されて来た。小龍包だけは,別に出してくれそうである。しかし,味はまずまず炒飯は炒め食いも良く,野菜もシャキシャキしており美味しい炒飯の角切りが入っている(茶碗1杯程度なのが残念)。ラーメンも半玉ほどのものだが,醤油味+チャーシュー2枚はなかなかのもの。サラダ・杏仁豆腐はおまけと言った感じである。メインの小龍包は刻みショウガに醤油・酢で食べるように掲示までしてある。ジューシーで美味しい。多少具が小さいのが私好みでは無いが,女性には十分であろう。
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