tonto's blog

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敬老の日に

2011-09-19 | weblog

 今朝の新聞コラムでは、お年寄りや身体の不自由な人のためにと、乗り物の一部の席を特別に「優先席」とすることと同じように、年長者への感謝と尊敬の念がこの国に満ちていれば、わざわざ特定の日を、国民の祝日にする必要はない。という内容のことが書かれていました。

 少々、耳に痛いご意見ですが、そのような日でもない限りなかなか実行できないものです。昨年11月に行った際、母がこちらの「あぶり餅」が美味しかったといっていたのを思い出し、「じゃあ、まあ、あのお餅食べに京都に行こう」ということになりました。連休でしたが、意外にも京都市内の混雑はなくスムーズに到着。今宮神社参道にある二軒のあぶり餅のお店のうち、今回は「いち和」に入ります。個人的にはお向かいの「かざりや」よりもこちらが好きです。その後、京漬け物のお店に立ち寄り、今回もたくさんのお漬け物(お店の人が覚えてくれていました。「淡路島から来た」って言うとどちらでもよく覚えてくれていることが多い)を買い込みこれでまあ、敬老の日は終了でいいかな。

 実は先日、京都市内での「辛味大根おろし蕎麦」情報を仕入れてあったのです。これが本当の目的とはナイショ。今宮神社で「あぶり餅」を食べながら参拝は省略したことも合わせ、ばちがあたりそうです。

 比叡山の登り口の坂本に「本家鶴喜そば」があるそうですが、こちらの「鶴喜そば」は別会社が6店舗を展開しているうちのひとつ、山科店です。別の支店の方が立ち寄りやすいのですが、そちらには「辛味大根おろし蕎麦」がないので、遠回りになりましたがこちらのお店に。 

 チェーン店で大型の店舗ですので、ネットでの評判は余り芳しくなかったのですが、これが期待以上のおいしさでした。蕎麦専門店というと、イメージですが「気むづかしさ」があって、これまで「おいしい」と言われているところは「おろし蕎麦」に限らず、私には「固い」のです。その「固さ」が本物なのかもしれませんけど、私には今日の程度がいい感じです。添えられた辛味大根も十分な量で、半分ぐらい残してしまった大根おろしは持って帰りたかった。

 「あぶり餅」 → 少し京都寺院散策 → 「鶴喜そば」 → 早めの帰宅

 何も予定のない時のルートのひとつになりそうです。