渓流IN北海道

釣り歩いた北海道の渓流を画像と共に語りたいと思います 環境を破壊し生態系をも変えてしまうムダな河川工事を無くしましょう 

宿内川

2007-01-31 | 環境
この川は3年くらいご無沙汰している
昨年ちょっと寄ってみようと思ったら
ついた途端魚篭を下げた釣り師が川から出てきたので
橋の上から眺めて写真を撮っただけで他の川に移動してしまった
ここは川の大きさもちょうど良く
渓相的にも好きだ
釣り人も多いが型の良いヤマメが釣れる
今年は必ず行こう

薄別川

2007-01-30 | 環境
ここはずーっと前に釣った時に
ろくに釣れなかったのでそれ以来5年に1度くらいしか行っていない
そしてそのイメージは今まで変わることはなかった
それに十年ちょっと前だろうか ここの上流の無意根大橋のすぐ上にあった
函状の小滝の見事な景観がぐちゃぐちゃに壊されコンクリートだらけの無残な状態にされてしまった あんな谷底を何故あのようにしなければならないのか・・・
工事中無意根大橋を渡るたびによそ見運転しては悔しい思いをしていた
そんなことも重なって足が遠のいていた
ところが最近かげまるさんを始め結構釣果を出している人がいるようだ

ここは夏場は極端に水が少なくなる
ひどい時は枯れ川に近い
釣りはその時期以外に限られるが
先述の情報を聞いて昨秋ちょっと行ってみた

相変わらず水が白っぽい
そしてやはりアタリも無い

こういう良さそうなポイントでは全然無反応で
何の変哲もないところでニジマスが少し釣れた

一時期釣れるのは放流によるものではないだろうか
こういう環境で魚が正常に繁殖するのは難しいのではと思う

今回もイメージが変わることはなかった


名無川

2007-01-29 | 環境
この川は通して釣った事はないが
なかなかコンスタントにニジマスが釣れる
他の魚は釣れたことがない

川自体は小さく自分としてはとてもイイ

歩きやすくところどころに橋があるので橋⇔橋で釣るのが楽だが
川沿いに道がついているということもないので
道を歩いて元の場所に戻ろうとすると結構道のりが長い


このように藪っぽいところもあり
とても楽しい川だ
(^O^)

三階滝川 2

2007-01-28 | 環境
この川は川自体は何度も見ていたが
釣りをしたことがなかったので試しに去年入ってみた

この川は下流部に川名通りの三階滝

があるので魚は上れない
SPEEDFISHさんの話では
滝の上にもニジマスがいるということだったので
この滝の上流で試し釣り

岩がゴロゴロしてて見た目はなかなか いい

自分のイメージだとこういう渓相でひらけた川は
あまり釣れた試しがない
タイミングにもよるのだろうと思うがこの日は
小さなニジマスがポツポツ釣れる程度だった

しかしなかなかいいポイントの横の川原に
最近捨てたと思われる小さなニジマスが干からびて
転がっていた・・・いらない魚は逃がしてあげましょう

道路沿いを流れているので入渓者も多いのだろう

でも景色は十分に楽しめた


サクルー川

2007-01-24 | 環境
この川は4年前に行ったきりで
これはその時の画像
立牛、オシラネップと行って
帰る途中夕方にちょっと寄ってみた

かわせみさんは以前この川の中、下流部に行かれたようだがあまりに川が大きすぎるのでいつものように上流部に入りニジマスと遊んだ

この水系の場合
遡上魚は滝ノ上より下流に限られてしまい
ヤマメ釣りの人は前述の立牛、オシラネップ等に集中する
特に7月の解禁の頃は人が多い

そんな時はこの辺でのんびりニジマス釣りに限る
川沿いに道路があり橋も結構あるので入渓しやすいせいか
大型のは少ないかもしれないが魚は多く
楽しめるはず

ただクマが多いらしいので注意




桂川

2007-01-23 | 環境
河口近くからこういう渓相で
素晴らしい川だと思う
ポイントからはヤマメや型のいいイワナが
飛び出してくる・・・

そんな楽園がずっと上流まで続けばいう事がないが
ここより数百メートルも上流に行けば
状況は一変する


両岸の護岸に加え
もう少し何とかしてくれればという
微妙な高さの堰堤
堰堤の落ち込みがそれほど深くないし
相当ジャンプ力のある魚がかろうじて上れるかどうか・・・
多くの魚は挫折するような気がする
河口からにしてもここまで1キロもない
かわいそうだし全くもったいない

人間が上るのも大変だが
ここはむりやり右岸をよじ登り
上流へ出る

するとまもなくまた

サクラマスにとってはやや致命的で
下流の数百メートルで生活するしかないかもしれない
何かちょっと堰堤に工夫するだけで鱒は上れるのに・・・

この上流はある程度自然河川だが入ったことがなく
詳しい状況はわからない
また近くに行った時にでもちょっと寄ってみたいと思う

この川の河口付近には
旧幕府軍の土方歳三、榎本武揚が上陸したという
記念柱が立っているが 
わかりづらい




砥歌川

2007-01-21 | 環境
この川は河口あたりを見ると
「どうかな?」と疑問を感じるが
案の定河口からほんの少し上ったところに
いきなり砂防ダムがある

一応疑問符だらけの魚道があることはあるが
こんなところを魚が上れるのか?
とも思うが砂防ダムの前にこんな看板もある

うーむ・・・微妙だ・・・
優しく心動かされるような文章だが・・・

こんな立派な砂防ダムは必要ないと思うけど
でももし木の枝などがひっかかっていたら
取り除いてあげましょう

でも砂防ダム下流は入渓する気にもならない状態で
その上流部から釣り始めるがやはり魚は薄い
ちらほらと大小のヤマメがいることはいたので
放流などをしていない限り魚道は多少機能しているようだ
でも小さい川とはいえ砂防ダムなどなくて
普通に魚が移動できる状態ならどんなに素晴らしいことか

砂防ダムができるまではヤマメの楽園的な川だったのではと思う

良瑠石川

2007-01-19 | 環境
この川も大きさがちょうど良く好きな川
国道からずれるのでわざわざ行かなければならないが
それでも行きたくなる川だ

ご覧の通りの小さな川だが
ヤマメの多いところで
下流で遡上アメマスも釣れる
しかし昨年の釣行ではやけに魚影が薄かった
タイミングが悪かっただけだろうか?

この川に初めて来た十数年前から既にあったが
河口から遡行して1キロも行かないうちに
コレがある
何度見ても嫌な気持ちになる

一応魚道はついているが
年間通して機能しているかどうかは疑問
でも一応この上にもヤマメはいる

砂防ダムの魚道の上から見ると
こんな感じ

少し大きな魚だと上れないかもしれない
それに構造が複雑すぎるし・・・

普段はなかなか良い型のヤマメがこの砂防ダムの上流にもいる

このコンクリート建造物はいただけないが
ここは周りに民家がほとんどなく自然そのもので
実に魅力的




佐幌川

2007-01-17 | 環境
狩勝を越え
ほぼ夜明けと共に川に着いた
こういうときは前日ほとんど寝ていないので
途中までの運転はタラタラだが
空が明るくなりかけてくると
途端に目が冴えシャキッとしてくる

ここは支流とはいえ川が大きい
こんな大河で腰を据えて釣りをする腕は
持ち合わせていない

そそくさとお目当ての支流にもぐりこむ

支流に入るとまだまだ暗い
でも早速ニジマスが迎えてくれる
この川も適度にウネウネしてて好きな川だ
ここだけではないが数年前の台風で
どこも倒木が目立つようになって遡行しづらい
でもそこがまたまたいいところでもある
倒木は雰囲気があって好きだ
前回来た時ほどではないがそれなりのポイントでは
必ずアタリを見せてくれる

明るくなるとこんな感じ

でも結構人が入った跡がある
それでもそれなりにニジマスがいるのは
佐幌川本流がある程度健康な川だからだと思うが
多少放流もしているような気がする

最近はフライ、ルアーの普及と共に
釣れた魚を片っ端から持って帰る人は少なくなった
それでなければみんなで楽しめる釣り場を維持するのは難しい

しかし まだまだ知り合いの中にもオニのような人はたくさんいる
(^^;)

ポキャップ沢

2007-01-15 | 環境
釣り場から釣り場への移動中
ふと見た道路案内板に 左に行くと「ポキャップ沢」とかいてある

ポキャップ沢~!?
うーん 何となく楽しそうな名前だ
つられて左へとハンドルをきる

到着したことはしたが・・・

せっかく来たんだからと竿を伸ばす
間違いなく何もいないなと思ったが

やっぱり何もいなかった

おまけにすぐ堰堤にも到着
何でこんな所に・・・


堰堤下の ポイントかなと思えるところに
何度かトライしてみたがやっぱりだめだった

少なくともこの堰堤までは海とつながっているのと
見かけがミニヌモトル川っぽいので
実は1%くらいは「もしかして」と思ってたりしたんだが・・・

堰堤の上には行く必要もなさそうだ

釣行時間10分で終了(^^)/^

ムコロベツ川

2007-01-14 | 環境
ここはいつ来てもヤマメが釣れる
川沿いに道路があり
どこからでも入りやすいので
大きいのはあまりいないし
数もそんなに多くないけれど必ず釣れる
もちろん天然だろう

都市部周辺を中心に放流に頼らざるをえない川が多くなってきている
釣り人がどうこうというより やはり砂防ダムなどの
河川環境が主な原因だ
高度成長期に汚された川も最近は本来の綺麗な水が流れている
家庭や工場からの排水がなくなったためだが
せっかく水が綺麗になってきたのに
今度は数千基の砂防ダムを造り川を事実上分断し
魚の繁殖を妨げ川や川周辺の環境や景観を壊している
魚道は無いよりはあった方がいい程度のもので
現段階でその機能に全信頼を寄せる事はできない
この川は通して釣った事がないので上流の状況はわからないが
少なくとも画像の場所まではしっかりと海に繋がっている

魚道の無い砂防ダムで考えると・・・

造る理由=災害をある程度防ぐ為

結果= 鮭やサクラマスなどの遡上魚はそれ以上遡上できず繁殖が不可能
    になり、川に住む魚は砂防ダムから落ちたら最後上れなくなる 
    その結果魚が減少しその魚を餌にしている川周辺のすべての生物も減少
    してしまい生態系が破壊される また砂防ダム下流では河床低下などが
    発生するケースもあり場合によっては道路や護岸が破壊されることもある
    道路は修復できるが破壊された生態系を元に戻すのは至難の業だ・・・     etc


こういう結果を招かずに災害を防ぐ方法は無いわけではないのに・・・

もう半分以上なりかけている「砂防王国北海道」

完成させたくない

    
                    
           

    
      

湯内川

2007-01-12 | 環境
この川の橋を何度通過しただろう
その都度気になってはいたがなかなか寄れなかった

いつまでも気にしていてもしかたないので
昨年強引に入渓してみた

上流の橋から川を見ると水量は少なめで
水にやや濁りがあるが何かいてもおかしくなさそう・・・

しかし そこから釣り上がってみたがどこも無反応
300メートル程で断念した
やはりどうもやや白く濁った水が気になる
魚がいないのか タイミングや場所が悪かっただけなのか・・・

わからないが1度の釣行ですべてがわかるはずもない
また時間がある時に寄ってみよう

白井川

2007-01-10 | 環境
あの白井川ではなく
あそこの白井川でもない
この白井川

その白井川群のなかでも一番好きな川だ
ほかの白井川は眺めるのには絶好だが
なにしろ大きすぎる・・・と言いながら
それぞれちゃんと行ってます(^^)

もうここには何度来ただろう
このくらいの規模の川が一番落ち着けるし
転んでもそんなに濡れないし
そんなに痛くもない

小さいながらイワナが釣れる
去年はヤマメも釣れた
もちろん海からここまで魚の遡上をジャマするものはないので
いる方が自然だ
全体的に平坦で浅くドキドキするようなポイントもないが
のんびりテキトーに釣りを楽しむには最高レベルの川だと思っている
いつまでもこのままの川であって欲しい
また今年もお世話になるのは
間違いない








簾舞川

2007-01-08 | 環境
札幌市内の川だけに子供の頃から名前はよく知っている
だけど釣りをしたのは車の免許をとった後・・・
その時はほとんど何も釣れなかった記憶がある
その当時から堰堤や砂防が多かったはずで
それ以降足が遠のいていた
(上の画像の右奥にも・・・)

昨年 何度もこの川に架かる橋を渡ったが
橋という橋はすべて気になるタチなせいもあって
「この川今はどうなんだろう?」という気になってきた
隣の盤の沢にはよく行っていたが
この川は全くのご無沙汰で
もうどんな川だか忘れていたけど
行ってみたらなかなか良い風景だ
しかしこの川は堰堤だらけ
最上流部はともかく魚は堰堤と堰堤の間で生きている
放流しているのかどうかはわからないけれど
釣り人も札幌市内だけに多く入るだろうし
なかなか繁殖はしづらいはずだ


確かにイワナはいた
そして川をこいでいると時々魚が走るのが見える
しかし上に行っても下に行っても堰堤だ
長居はせず1時間もしないうちに切り上げた

この川堰堤がなければどんなにいい川だろう
まあその前に親川の豊平川の問題もあるが・・・
この川との合流点より下流の白川浄水場のところに
大きなダムがある
それより下流では最近堰堤を改良して魚が上りやすいようにしたりしているが
ここで終わりとなる
ま 大都市札幌の8割の水道水を賄っている浄水場だけに仕方ないか・・・


長流川

2007-01-07 | 環境
長流川最上流域
この川もここまで来るとさすがに小さくなる
国道276沿いを流れているので入渓する人も多い
そのせいか魚の数も少ないように思う
この日は一発目で型のいいニジマスが来たが
一発目でいいのが来た時は不思議とその後が続かない事が多い
この日もその後どんどん上ってもしばらくアタリがなかった

ここは小さいが結構川が曲がっていて面白いポイントも多い
しかし林道があるとはいえ上るにつれクマの気配も何となく感じられるようになり
安易には進みづらくなってくる
更に上に行きたかったが時間もなく怪しい気配もあり
2時間ほど上って終了にした

ほとんど釣りができないほど水が少なくなる上流まで
近いうちに行ってみたい