ここはいつ来てもヤマメが釣れる
川沿いに道路があり
どこからでも入りやすいので
大きいのはあまりいないし
数もそんなに多くないけれど必ず釣れる
もちろん天然だろう
都市部周辺を中心に放流に頼らざるをえない川が多くなってきている
釣り人がどうこうというより やはり砂防ダムなどの
河川環境が主な原因だ
高度成長期に汚された川も最近は本来の綺麗な水が流れている
家庭や工場からの排水がなくなったためだが
せっかく水が綺麗になってきたのに
今度は数千基の砂防ダムを造り川を事実上分断し
魚の繁殖を妨げ川や川周辺の環境や景観を壊している
魚道は無いよりはあった方がいい程度のもので
現段階でその機能に全信頼を寄せる事はできない
この川は通して釣った事がないので上流の状況はわからないが
少なくとも画像の場所まではしっかりと海に繋がっている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/7d/e8f78758b6a6524d137d8b9070a3de76.jpg)
魚道の無い砂防ダムで考えると・・・
造る理由=災害をある程度防ぐ為
結果= 鮭やサクラマスなどの遡上魚はそれ以上遡上できず繁殖が不可能
になり、川に住む魚は砂防ダムから落ちたら最後上れなくなる
その結果魚が減少しその魚を餌にしている川周辺のすべての生物も減少
してしまい生態系が破壊される また砂防ダム下流では河床低下などが
発生するケースもあり場合によっては道路や護岸が破壊されることもある
道路は修復できるが破壊された生態系を元に戻すのは至難の業だ・・・ etc
こういう結果を招かずに災害を防ぐ方法は無いわけではないのに・・・
もう半分以上なりかけている「砂防王国北海道」
完成させたくない