渓流IN北海道

釣り歩いた北海道の渓流を画像と共に語りたいと思います 環境を破壊し生態系をも変えてしまうムダな河川工事を無くしましょう 

2010年締め釣行 2

2010-12-31 | 環境

今年最後に訪れた渓
静かに流れる小河川

それほど魚が多い渓ではなく
釣り人も年間を通してそれなりに入っている

しかし数は釣れなくても
ここへ来て魚の顔を見ずに帰った記憶はない

なんでもいいのでできれば魚に会いたい

そんな思いで
かげまるさんは下流へ
私は上流へ

川原には雪が積もって消えかかってはいるが
釣り人のものであろう足跡が点々と残っている

そのせいなのかどうかはわからないが
先ほどの渓と同じような沈黙が続く

途中細かい枝が水中に埋没しているポイントで
かすかに魚のアタリを感じた

しかしそれからもまたしばらくの沈黙

そしてやっと確実なアタリがあった

顔を見せてくれたのは8cmのイワナの子

どんな魚だとしてもこの瞬間が嬉しくて
釣りをしていると言っても過言ではない
今回の釣行はこれで終了

また来年
感動の瞬間を探しながら渓を彷徨いたいと思う

2010年締め釣行

2010-12-30 | 環境

かげまるさんと同行で高速道路を走行していると
吹雪通行止めの表示
途中で降ろされるハメになった

ならば降ろされたところで釣ろうということに決定

1尾でも釣れればいいかなと思いながら
かげまるさんは上流へ
私は下流へ

1尾釣れたら電話連絡する約束で釣り開始

しかしこの渓のこの流域はなかなかポイントが絞りづらい
いてもおかしくなさそうな場所もいくつかはあったが
まるで魚のアタリが感じられない

どこまで行ってもそんな状態が続き
やがて電話がぶるぶると震えだす

さすがかげまるさん
ブラウンをGETしたようだ

このまま下ると完全護岸流域に入ってしまい趣もないし
ここは諦めて車に戻った

上流へかげまるさんを迎えに行き
帰りがけもう一本だけ寄って帰ることにした

そこで全く釣れなくても悔いはない
久しぶりの雪渓の景色を見ただけで十分満足だ

ゆいのじじさんと釣り 3

2010-12-26 | 環境

次に訪れたのは今迄何度も通過したが
入渓する機会がなかった渓

季節的に釣れる釣れないは別として
どんな感じなのか見たかったので
ゆいのじじさんにお付き合いしてもらった

適当に入った流域は
高低差が少なく浅く比較的直線に近い流れで
いるならヤマメという印象だったが
見た目とは違いイワナがタマに姿を見せる

ポイントらしいポイントに乏しく
竿を出さずに歩く距離が長い

やはり釣れるのはイワナ

下流に堰堤や砂防ダムはないので
ヤマメはいるはずだが・・・

でもこんな季節に遊んでくれるイワナたちには感謝

やがて流れがくねりだし
小さなポイントも頻繁に出現する渓相となった

倒木や枝まみれのいやらしい場所を攻めるゆいのじじさん

この辺りでやっと小さなヤマメが登場

もう結構歩いてきたので林道があるとはいえ
帰りがつらいので脱渓
ヤマメもイワナも釣れたことだし・・・

ここは盛期に一度訪れてみたいと思う


ゆいのじじさんと釣り 2

2010-12-23 | 環境

ゆいのじじさんとその後向かったのは
私が以前初めて入った時に小さい渓にもかかわらず
魚がたくさん釣れて驚いた場所

今回もその時とほぼ同じ流域に入ってみた

ゆいのじじさんは上流へ
私は下流へ
20分くらいしたらお互いに戻ってくる約束の
ちょい釣り

海からさほど距離もないのにさすが小渓流流れがキツい
しかし型は小さいがイワナが次々と顔を見せてくれる
ほんのわずかな時間でも
おそらく昔とさほど変わっていないであろう渓で
自然に親しみながら魚と戯れるひとときは素晴らしい

意外なことに今回は尺上も姿を見せてくれた
後で聞いたらゆいのじじさんも見事に尺上をこの短時間で
複数釣ったようだ

こんな素晴らしい渓はちょっと魚の姿を見るだけで十分
いつまでもそのままの渓であって欲しい

今回複数の釣り場へ赴いたが
一番規模が小さく一番釣り時間の短かったこの渓が
一番釣果が良かった

ゆいのじじさんと釣り

2010-12-13 | 環境

先日ゆいのじじさんと
久しぶりに釣りに行った
こんな季節だけどどうせなら魚が釣れた方がいい
ならばと向かった一番目の渓は
ほぼ思った通りの結果

その渓でも一日を過ごせるくらいのキャパがある渓だが
そこで高巻きヘツリをじじさんと一緒に繰り返すわけにはいかない
一応比較的高低差が少ない上流域を覗いてみたが
先客がいた

それでは周辺の渓でチョイ釣り連発でいきましょうか

最初は下流の限られた流域での釣り
ゆいのじじさんは上流へ
私は下流へ・・・

しかし下流へ行ってみると

鮭がうようよいる

これではちょっと釣りにならないので
急いでゆいのじじさんの後を追う

僅かな流域限定だったが
ラスト数十mでイワナが2尾

この渓は上流にも魚はいるが
下流域からは堰堤付きの連続三面護岸で
遡行は難しい

この日のここはこれくらいにして
次の渓へ向かう

そこは私自身釣りは2度目
初めて行った時は小河川にもかかわらず
たくさんイワナと出会えた楽しみな渓だ
・・・

晩秋の近郊河川巡り 3

2010-12-07 | 環境

最後にかげまるさんと向かったのは
市内を流れる小さな川

もう二人ともほぼ釣行的に満足していて
ここはおまけのようなもの
30分で戻ることにして
上下に分かれた

この川は護岸だらけだが
ところどころに自然河川部分が残っている
今回入ったのもその中の一箇所

上流へ向かって間もなく小さなニジマスが姿を見せた
ここはもうこれだけで満足だ

元は放流とはいえ
ニジマスが地味にでも自然繁殖できているのだと思う

規模は小さいが周りの木や草、繰り返す蛇行その他の環境が
この流域だけ自然のまま
魚の住処もたくさんある

しかし残念ながらその他の流域は
護岸や堰堤などコンクリートで固められているところがほとんど

この川が少しずつでも上流から下流まで通して魚の棲める川に
なって欲しいと思う