渓流IN北海道

釣り歩いた北海道の渓流を画像と共に語りたいと思います 環境を破壊し生態系をも変えてしまうムダな河川工事を無くしましょう 

増水の渓 2

2009-07-25 | 環境

毛虫まみれの荒れた道をひたすら歩くと二股に出会う
左が本流右が支流
ここでかげまるさんが本流
chuelさんと私が支流へと二手に分かれた

私はやや距離を置きchuelさんを追う形で釣り上がるが
chuelさんはちゃんと魚を釣っているのだろうかと心配になるほど
魚の反応が良い

25cmから尺前後のイワナが次々出てくる
chuelさんの姿は最初のうちは見えていたが
やがてもの凄い勢いで上流へと消えていった

増水で遡行しづらいのもあって
私は時折爆竹を鳴らしながらマイペースでゆっくり釣り上がる

するとなにやら見慣れない模様の魚が釣れた

この流域は一切ヤマメがいないので
ヤマメとの混血は考えられない
私の知っている範囲ではイワナしかいないはず・・・
これは一体どういうことなのだろうか・・・

次は何かを口にくわえた魚が釣れた
よく見ると小魚を頭から飲み込んでいて
小魚の尻尾だけが口から出ている状態
一瞬私が釣った小魚を丸ごと飲み込んだのか
とも思ったがハリは口元に掛かっていて
口の中をのぞき込むと小魚は既に半分消化しかかっていた

こんな状態なのに更に捕食しようというのだから
その貪欲さには恐れ入る

どこまで行っても魚影が絶える事がない
帰りの歩きの時間を考えるとそろそろ脱渓の時間となった
崖を無理矢理這い上がり道とは言えない道の跡に出ると
まもなく上流からchuelさんが歩いてきた
聞けば既に1時間も歩いてきたと言う
それって一体どんだけなんだ
彼の遡行スピードにはとてもついて行けない・・・

本流滝壷爆釣コースを行ったかげまるさんの釣果を期待していたが
増水で滝壷まで行けなかったという
ちょっと残念だが機を改めてまた訪れたいと思っている





増水の渓 

2009-07-23 | 環境

かげまるさんchuelさんとの釣行
川までの道中、天気のことは若干気にしていたが
水量のことはあまり考えていなかった
目的地が近くなり下流の橋から川を見ると明らかに増水している
濁りはないので何とか釣りにはなるだろうが
遡行が厳しそうだ

車で行ける所まで行き
あとは目的地までひたすら歩く
着いてみるとやはり水量多すぎ
しかし流れのたるみを探るとイワナが飛びついてくる

上流に向かって遡行する二人のスピードがいつもよりかなり遅い
歩いてみると水深水圧共に結構厳しく何度も流されそうになる

それでもところどころからそれなりのイワナが顔を見せる
活性は悪くないようだ

ふと上流を見ると遠くでchuelさんが大きそうなのをヒットさせているようだ
簡単には寄ってこないようで同じ体勢がしばらく続いている

あのポイントは以前chuelさんと二人で来た時に彼が大物をヒットさせるも
フックが折れて悔しそうにしていた場所

私が追いつくまでにchuelさんはランディングに成功していた
見せてもらったのは40cmを超える大きくて綺麗なイワナ
かげまるさんも私も同じ場所にトライしてみたが
chuelさんが大物と格闘した直後のせいか全く反応なし

この函は普段なら腰上くらいで越えられるが
この日はとても無理
一度荒れた林道に上がり上流までワープすることにした

そしてこの荒れた林道がクセモノで前回はchuelさんがダニーにやられている
今回はコレ

今年はあちこちの渓でコレを見かける
chuelさんが調べてくれたのだがマイマイガの幼虫らしい
一応ドクガ科なのでむやみに触らない方がいいらしいが
毒性はそれほどでもないようだ
コレが大量発生していて歩くたびに体に付く
中には糸で空中にぶら下がってるのもいるのでやっかいだ
しかしよく見ると体はグロだが顔はアニメに出てきそうなかわいらしい顔をしている

それを三人でお互いに落としあいながら上流に向かって
ひたすら歩いた




上川地方遠征3

2009-07-16 | 環境

三人で最後に向かったのは
40年以上前のヤマメ川
私は今まで一度も行ったことがなかったので
お願いして連れて行ってもらった

しかし現地に到着すると
しっかり先行者の車があった
林道は通行止めでこれ以上車では入れない
とりあえず1時間限定で私は先行者の後を追う形で釣り上り
あとのお二方は徒歩で林道を戻り駐車地点まで釣り上がってくる形にした

竿を振ると先ほどの川とはまるで反応が違う

型は小さいが元気なニジマスがアタックしてくる

渓相は部分的に人工工作物があるが遡上には問題なく
あとは自然河川となっていていかにも魚がいそう・・・

そしてこの川でも最近ヤマメが復活しているという噂を耳にしたので
自分の目で確かめたいという思いもあった

数的には圧倒的にニジマスが多いが
その中で3尾のヤマメに出会うことができた



大昔のこの川の全盛期を知る術もないが
アバウトながらも自分なりによき時代の雰囲気を
感じ取れたような気がした
そして大勢のヤマメ師達が心躍らせながらこの川へ通っただろうことも
容易に想像できた

母なる川の開通から数年
この地方のヤマメ完全復活を心から期待したい







上川地方遠征2

2009-07-14 | 環境

ノブさんと(・ω・`)さんと三人で向かったのは
牛朱別川の上流

どんな川なのか多少興味はあったが
着いてみると護岸と砂防と藪の連鎖

魚がいても・・・いやいなければおかしいポイントからも
何の反応もない

それにしてもこの(・ω・`)さん

この季節に半袖釣行とは大胆だが
虫対策が万全なのかと思いきや
普通に虫に刺されてかゆがっている

周りを楽しませてくれる面白いキャラだ

ノブさんもこんな藪を果敢に降りて行き

藪に同化しながらキャストを繰り返す

この流域で魚を手にしたのはノブさんだけだったのも頷ける

この上流は藪とともに川が隠れてしまっていて
今の季節は釣り場とは言い難い

このままでは終われないので
私の希望もあり昔から地元では
名の通っている川へ付き合っていただくことに決定

どんな渓なのかなー




上川地方遠征

2009-07-13 | 環境

この川はもう二十年近く前に
かなり下流で竿を出して以来になる
その時のこの川は川の中にゴミが目立ち
魚もあまり釣れずあまりいい印象は残っていない

今回は地元ルアーマンのノブさんと初の同行
ノブさんのガイドで昔入渓した場所より遥か上流から釣り始めた
やや増水気味だが十分釣りにはなる状態
天気はやや小雨模様
ノブさんは「雨の予報ではなかったのに」と言っていたが・・・

入渓早々先行するノブさんは私に気を遣ってくれて
ポイント飛ばしをしてくれた
いかにもなポイントから一発で尺上のニジマスが出てきた

その後も尺には及ばないものの
それなりのニジマスが釣れる

今回の釣行では小さい川でも大きい川でも
そして例え海でも常に同じ3フィートのルアーロッドを駆使するノブさんの
釣りを見てみたいと思っていた

3フィートの短ロッドを自在に操るノブさん
私がよく一緒に釣りに行くかげまるさんと同じスプーン派だが
攻め方が全然違ったりして実に興味深い

後半更に魚影が濃くなり再度尺上も出た

今までのこの川の印象を変えるのに十分な釣果+景観だったが
最後は巨大河川工作物による強制脱渓だったのだけが残念だ

車まで二人で談笑しながら歩いていると
急に車が停まり運転席から笑顔で話しかけてくる
(・ω・`)さん
地元でノブさんと交流のある方で
まだ時間の余裕もあるし
道路事情に詳しい(・ω・`)さんも加わったことだし
更なる未知の渓へ案内してもらうことになった

里川のウグイ

2009-07-10 | 環境

かげまるさんとのAM限定釣行
久しぶりの全く知らない川への挑戦

いつものように運転しながら橋という橋を
二人で覗き込みながら走る
するといきなり気になる川を発見
数百m通り過ぎたが引き返させてもらった

水源の低い川ならばこういうロケーションでも
ヤマメが多いなんてこともあるが
ここなら場所的にいるならウグイだろう

案の定入釣早々ウグイが盛んにアタリを見せる
魚影は濃いようだ

こういう場所だと人が歩いた後ではまず釣れないが
時々少し渓流っぽい景色も出現したりして
そのような場所では深みに群れているウグイが
次々と釣れる

渓相は見事なのに魚がいない川が増える中
このような川を見かけるととても安らぐ

ひとしきりウグイ釣りを楽しんで脱渓
右左どちらからでも川沿いに戻れそうなので
かげまるさんが右岸から
私が左岸から戻ってみたが
正解は右岸

私はしばらくは川沿いを歩けたが
そのうち大幅に川から離れることを余儀なくされ
大遠回りとなり最終的に線路の上を歩いて戻る羽目になったが
線路の上というのも久しぶり♪

かげまるさんお待たせしまして
スイマセン