渓流IN北海道

釣り歩いた北海道の渓流を画像と共に語りたいと思います 環境を破壊し生態系をも変えてしまうムダな河川工事を無くしましょう 

春の道南釣行4(回想)

2009-01-30 | 環境

この川も初めての川だった
下流の橋は何度も渡ったことがあっても
釣りに入った事がない・・・この辺はそんな川が多い

ここも嫌がるyamameさんにお願いして
お付き合いしていただいた

水量が少ないのに川は開けていて
全体的に水深がない
歩きやすいし竿も振りやすいが
こういう川は私の流派では不利
FFの方がより有利になるがそのFFのyamameさんにも
魚からの反応がないようだ

もちろん私もアタリがないまま上流へと進む

途中魚らしき影は見かけたが
気配バレバレで走られてしまった

その後も魚は見かけるがヒットに至らず・・・

少ないながらも魚は確認できたが
この川の本命場所はもっともっと上流なのではと思う
近いうちに上流探索に行きたい

ところどころ青い川底が印象的な川だ

春の道南釣行3(回想)

2009-01-28 | 環境

yamameさんとの道南釣行の時
嫌がるところを無理にお願いして
気になっていた小河川に付き合ってもらった

下流部には護岸や低い堰堤等があるが
少し上流へ向かうと自然河川となる

予想していたより魚は多かった
場所によって多少ムラがあり魚体も小さいが
溜まりではヤマメやイワナが群れている

小さい川ながら景観もなかなかのものだった

本流、支流ともに短い区間で釣り上がってみたが
魚の数は明らかに支流の方が多い

まだまだ奥がありそうで
次回は時間に余裕を持って
ゆっくりと釣ってみたいと思っている

禁漁直前のヤマメ河川(回想)

2009-01-26 | 環境

ヤマメが禁漁になる前にヤマメの顔を見ておこう
ということでかげまるさんと禁漁直前の川へ向かった

その前に一本別の川を覗いてみたが
増水して釣りにならずこの川の状態も心配されたが
やや濁りはあるものの釣りにはなりそうだ

しかしまだ水温が低いせいなのか
魚の反応は鈍く
稚魚に近いヤマメが数尾顔を見せただけ

ここには今迄何度も来ているが
この季節は初めてだった
条件が悪くて魚の反応が鈍いのならいいのだが
初めてこの川に来た時から比べると
魚の数がかなり減っているように感じる

川の流れもずいぶん変わった
魚の格好の住処だったのに今ではすっかり浅くなってしまったポイントが
多く見られる
そういうせいもあるのだろうか・・・

海と直接繋がっている数少ない河川のひとつだけに
今後が心配なところだ

昨年、ここへはこの釣行のみとなってしまったが
今年は解禁後に覗いてみるつもりでいる




春の道南釣行2(回想)

2009-01-24 | 環境

前回記述の川を午前中で切り上げBOBさんと合流
一緒に昼食を食べた後別河川へ向かった

入渓地点には良さそうな支流が流れ込んでいる
しかしこちらは次回に譲り本流の方を釣り上がる

緑が少ない季節とはいえ
やはり川の風景は素晴らしい
この川にもあちらこちらにいろいろな山の幸が見られる
渓相を楽しみながら歩いていると
ついつい竿を出すのも忘れそうになってしまう

自分でも竿を出しながら
時折BOBさんのルアーフィッシングや
chuelさんのフライフィッシングに見入る
考えようによれば贅沢な釣りかもしれない

更に私は体型的に高巻きを余儀なくされたが
お二人には函ヘツリの妙技も見せてもらった

そして魚の付きそうな場所からは
ほとんどと言っていいほどイワナが顔を見せてくれる

今年の渓流本格始動は
やはり真っ先に春を実感できる道南からが
いい




春の道南釣行(回想)

2009-01-22 | 環境

昨年の春は比較的雪代が収まるのが早かった
それを見計らってchuelさんと道南へ向かった
場所はお任せということなので
私が密かに行きたかった川に決めた

着いて川の状態を見ると何となくいい感じだ
竿を出すと早速ニジマス、イワナと釣れる
少しだけ緑が戻り始めた川の風景を楽しみながら釣り上がる
川岸には山の幸も見られ
遡行も楽で川は適度な蛇行を繰り返して
あちこちに魚の居場所を作り出している

ちょっと深い場所からは尺イワナも出てきた

先行のchuelさんもそれなりに釣っていたようで
数的にも十分楽しめた

帰りには二人で山の幸を若干恵んでもらいながら
川を後にした
道央の河川はまだ雪に埋もれ
雪代轟々の季節
道南の川は別天地だった



雪中行軍

2009-01-21 | 環境

今年は通常雪が少ない地方に雪が多く降っている
この川も例年より積雪が多いようだ
川までは雪に埋まりながら歩く事になるが
コレが結構キツい

やっとの思いで川岸に立ち釣り始めるが
いきなりトラブル発生
竿の継ぎ目が少しサカムケ気味になっていたのだが
それが一気に悪化
使いものにならなくなってしまった

そこで同行のかわせみさんが準備段階で予備竿を背負っていたのを思い出し
頼み込んで貸してもらった

テンカラ用の繊細な竿だ

しばらくは二人共何のアタリもないまま釣り下がるが
間もなくかわせみさんの大きな声が聞こえた
急いで近寄ると大きくて綺麗な立派なヤマメ
ヤマメ一途のかわせみさんの心意気を感じる1尾だった

その後もかわせみさんはそれなりに釣っていたが
私には全くアタリがない
これが腕の差というものか・・・

今日の釣りも終盤に差しかかった頃にやっと小さなニジマスが釣れた

半分ボーズ覚悟だっただけに嬉しい
その後1尾追加できたがその時点でかわせみさんは
私の5倍は釣っている
思えば一昨年かわせみさんと同行した時も同じような事があった
私が先行し100m位何も釣れなかったのに
かわせみさんは後ろから来て4~5尾釣っていた
これはもう明らかに腕の差である(^^;)

帰りは川通し
川の浅いところを歩けば比較的楽だが
深い所や

こんな所は雪が深い川岸を歩く事になる
人の足跡はないのでこんな時は

この鹿の足跡を辿ることでかなり体力を温存できる

それにしても最後の急斜面登りはキツかった
もっと鍛えないといけないようだ

冬の渓流下流と上流

2009-01-20 | 環境

HAL-30OVERさんとかげまるさんとで
北の渓流へ向かった
着いてみると低気温の為かなり川が氷で塞がっている
それでもところどころ水面が見えているのでとりあえず竿を出してみる
私としては元々穴党なのではこういう多少無謀な挑戦は嫌いではない
1尾でも釣れたら嬉しさ倍増となる

しかし僅かな期待も虚しく何のアタリも無いまま
この流域からは撤収
この川の上流へ向かう

水量は少なく川幅も狭くなるが
川は氷に覆われていない
手を入れてみると明らかに下流より水温が高いのがわかる
通常のイメージだと上流へ行けば行くほど川は閉ざされてくるように思うが
ここは逆だ

この川以外にも最近そういう川を見かけたが
その川も下流より上流の方が水温が高く
魚も上流の方がより釣れるようだ

早速

その他が顔を見せてくれたし
尺上の

にも会えた

一本の川を季節を変え流域を変えて
何度も訪れているとその川のいろいろな事が
少しずつわかってくる
基本的に魚と戯れることが最大の楽しみではあるけれど
川によって違う様々な特徴、特性を発見する事も
外せない楽しみの一つだ

石の上にも三十分

2009-01-16 | 環境

下流域探索4の後、かげまるさんともう一箇所寄って帰ろうか
ということになり「魚は少ないけど1尾釣れる可能性が高い川」に行った

雪が降り一週間前とはずいぶん景色が変わった
軽く1尾ずつ釣ろうという目論みだったので直接この川の
超一級ポイントへ入る
かげまるさんが何度かキャストしたがダメで
彼は下流のポイントへと移動して行った

その後私が入ってみたが本当にアタリすらない
今迄このポイントに数えられないくらい入ったが
1尾も釣れなかったことは一度もない
いつ来ても期待に応えてくれていたが今回はダメだ
10回20回と流してみるが反応なし
移動しようにも下流にはかげまるさんが向かったし
上流は小ポイントばかりでこの季節は期待極薄のエリアだ
ここで頑張るしかない

とりあえずかげまるさんが戻るまで粘ることにした
30回40回と流すがダメ
一人で来ていたなら一箇所でそんなに流すことはない

ついにこの川のこの場所で1尾も釣れない時がきたのかと思いながら
ひたすら流していると50回目くらいに魚のアタリらしきものがあった
再度同じところを流すと確かにアタリだ
タイミングを遅くして合わせると

やっと釣れた
今年の初ヤマメ

ダメでも頑張っていれば良い事があるということか・・・
「何故釣れるんだ?」と聞かれて
「釣れるまでやめねぇからだ」と答えた釣り人がいたらしいが
確かに一理あるかも・・・

時間にして三十分くらいだが
渓流釣りに置き換えれば三年くらいになるかもしれない
「石の上にも三年」+ほぼ同義語の「継続は力なり」
これから座右の銘にしようかと思っている



下流域探索4

2009-01-15 | 環境

この川の下流域はほとんど知らない
こういう季節でもなければなかなか行く機会もないので
かげまるさんを道連れにして行ってみた

まず河口から釣り上がってみる

気温はそれほどでもないが風が強く雪も降っている
体感温度が低く厳しい条件だ

ところどころに良いポイントが見られるが
そう簡単にアタリはない
大場所で粘りやっと1尾

更に粘ってみたが反応がなく
体も冷えてきたので車に戻り暖をとって体勢を立て直す

やや上流に移動
比較的単調な流れが続くがそれなりにポイントはある
この流域でもせめて1尾と頑張って釣り下ってみたが
釣果なしに終わった

この日この川にも何尾かの鮭があちこちに見られた
鮭が遡上中の川ではあまり釣果が上がった事がない
その影響も多少はあるのだろう
ここへは季節を変えて再訪してみたい



下流域探索 3

2009-01-13 | 環境

前述の川では2本とも魚の顔を見ていない
せっかく釣りにきたんだから魚の顔はやはり見たい
最後に選んだのは魚の数は多くないが
私の中では少なくとも1尾は釣れる確率がかなり高いと思っているこの川

川の規模は小さいが変化があって楽しい

川底が泥のところもあるので
釣り下りの時は注意しないと場を荒らしてしまうことになる

もっと早い段階で釣れると思っていたが
この日はこの川も渋い
品を変えながら探りやっとこの日最初の1尾

もちろん最後の1尾でもある
ほんの数秒間この魚の顔を見る為に
何時間も彷徨っていたわけだから
嬉しさも格別だ

渓流釣りは楽しい!

下流域探索 2

2009-01-12 | 環境

いつもの場所からの入渓だったが
考えてみたら今迄はいつも上流に向かっていたので
釣り下がった事がない・・・
ということで下流に向かう

昼近くの入渓だったのもあるが
川岸には真新しい足跡が延々と続いている
この川でこの季節に先行者ありは厳しい

予想通りどこもかしこも沈黙している
魚の姿さえ見えない・・・

と思ったら無反応だったポイントを諦めて
渡ろうとした時
5cmくらいの魚の群れが一斉に逃げていった
反応しなかったのが季節のせいなのか先行者のせいなのかその両方ともなのか
わからないがとにかく魚はいた

魚の姿を確認でき一安心
そしてもう半分くらいは釣ったような気になってくる
しかしその後も私のハリに掛かってくれる魚はいなかった
ここから下流はベローンとした流れとなり
私にとって釣りという観点からは魅力の少ない流域となる

この日は魚の姿は見かけたが
まだ間近で魚の顔を見ていない
入渓地点に戻りながら私の心は
おそらく1尾は釣れてくれるであろう次の川に飛んでいた

下流域探索

2009-01-11 | 環境

この川の下流はもう20年以上も前に一度入ったきりになっていた
そしてその時にアメマスという魚を初めて釣った
二十数センチの魚体だったが実に感動したのを覚えている
その感動の心はいつまでも忘れずにいようと思う

当たり前の話だが昔とはずいぶん川の様子が変わったようだ
しかし周りの牧場は昔のままだ
時の流れを感じながら点在する魚がいそうなポイントへと竿を出す

魚影の薄さは今も昔も変わらないようだ
何の反応もない

間もなく昔見たことがあるようなないような橋が現れた
はっきりとは覚えていないが懐かしさが込み上げてくる

昔この流域を歩いた頃の事を思い出しながら川を歩く
魚が釣れないから余計・・・

釣り下がり始めてから一時間と少し
もう海が近い
結局魚の顔は見ることができなかった




本年初魚

2009-01-07 | 環境

新年早々HAL-30OVERさんと北へ向かった
しかし私は晩秋ならともかくこの季節となっては
なかなか魚も反応してくれないのではないかと予想していた
HAL-30OVERさんはそれと逆の事を言っていたが・・・

現地に着くと林道は雪に埋もれて車は入れない
私は駐車地点から釣り下ることにして
病み上がりのHAL-30OVERさんには
雪の中を下流まで歩いて釣り上がってきてもらうことにした

早速魚がいそうな場所まで下がり竿を出す
しかし10投くらいしても魚のアタリはない・・・やっぱりか
と思ったら

急に魚のアタリが出てきた
最初のポイントでは5尾ほど釣れた

その後もそれなりに釣れる

このようなパーマークがはっきりしたのもいた

そして比較的大きいのも・・・

そして何故かイカもいる

この季節にこれだけ魚の顔を見れるとは恐れ入った

これから来月にかけてこの川も雪の下になるのだろう
今から数ヶ月後の再訪が楽しみだ

本年初釣り

2009-01-05 | 環境

元旦の午後、川沿いの国道を走っていた
車で走りながら川が近づくたびに覗き込むのだが
除雪された雪が高く積もり橋からさえも見えない
何度も止まって見ようかと思いながらも
後続車がいるのと駐車スペースがないのとで
結構上流まで行ってしまった

すると間もなくちらっと川が見えた
川が雪で塞がっていたらそのまま素通りしようと思っていたが
川が見えてしまったら仕方がない
脇道に折れてUターン
ちょうど近くに除雪車の退避場所もあり駐車できそうだ

川までそれほど高さはないが急斜面を降り始めると
腰まで雪に埋まる
帰りがヤバイかなと思ったが引き返すのもナニである
そのまま雪にまみれて川まで降りた

そこはちょうど溜まりになっていて
いかにも魚が付きそうな場所だった

しかしあらゆる角度から攻めてみたが
全く魚の反応がない

品を変えてやってもみたがやはりダメだった
元旦から魚の顔を見たいところだったが
ここの上下流とも装備なしで遡行できるような状態でもない
夏場にあらためて再訪してすることにして
さっき降りてきた場所を20倍以上の時間をかけて這い上がった
傍からこの姿を見たら「あいつ何やってんだ?」的な光景に見えるんだろうな
と思いながら・・・

こんな感じで今年も釣りを楽しもうと思います
よろしくお願いします