渓流IN北海道

釣り歩いた北海道の渓流を画像と共に語りたいと思います 環境を破壊し生態系をも変えてしまうムダな河川工事を無くしましょう 

秋深し川浅しの渓

2010-10-27 | 環境

tosuさんとだいぶ前から約束していたものの
前日まで行き先を全く考えていなかった

この季節になると特に
適当に行き先を決めると全く釣果に恵まれないことが多い
せっかくなのであそこならそれなりに釣れるだろうと思われる渓に向かった

比較的平坦でひらけていて浅場が多い
私的に釣りの観点からはあまり好まない渓相だが
景色はなかなか良く何の問題もない
しかし気温も水温も低く魚の反応がどうかと思われたが
すぐにニジマスが顔を出す

tosuさんも最初のうちだけはケバリへの反応が鈍かったようだが
時間がたつに連れ徐々に反応が良くなってきた様子
そして一箇所のポイントで10尾近く釣り上げるという
爆釣劇も繰りひろげていた

時折姿を見せたホウライマス

先攻のtosuさんは1尾しか釣っていないので
ニジマスの方が反応が速いという事か・・・

途中tosuさんが粘っていて私が追いつくと
かなり大きな魚がいるけど釣れないと言う

じっと水中を見ていると50cmは越えていると思われるニジマスが
確認できた

今回どこかいかにも釣れそうな場所で
一度だけ餌釣りをさせてくれと頼まれていたので
その場で彼に竿を渡した

私は代わりに預かったテンカラの竿を振り回してみるが
もちろん釣れるわけもない

彼はその大きな魚は釣れなかったものの
一発で尺上ニジマスをGETしていた
しかし底まで丸見えのポイントだった為
彼のやりたかったアタリで合わす脈釣りではなく
サイトフィッシングになってしまったらしい

tosuスペシャルと命名したケバリで
次々と良型をGETするtosuさん

釣果も私の3倍以上
某APさんにも負けず劣らずDYだ

後半に釣れた尺上のホウライマス

今回はさほど疲れることもなく
のんびりと釣りや景色を楽しむことができた

今年は雪が早そうだ
当分の間は基本的に景色を楽しむ釣りに
徹することにしよう

様子伺いの渓

2010-10-23 | 環境

秋探渓2で川歩きの面では満足できたが
釣りの観点からは不完全燃焼

かます草さんと協議の結果
彼が気になっているという渓に
寄り道して行く事にした

私もここは一昨年あまりにも魚がいなくなったことに落胆して以来の入渓

果たして僅かでも魚影は復活しているのだろうか・・・

かなり雨が激しくなってきた

渓に降りると倒木が増え
以前とはずいぶん状況が変わっている

かつては入渓地点から次々と魚が飛び出してきたものだったが
この日もその当時の面影はなかった

数百mほど歩いて4~5尾小さな魚を確認

人工工作物が多く不自由な環境だが
魚達は何とか生き延びている様子

コンクリートの壁を壊し
自由な魚の往来を実現すれば
状況は変わってくると思う

また来年の盛期にでもちらっと寄ってみよう

秋探渓2

2010-10-18 | 環境

この日はかます草さんとマニアック釣行の予定だったが
場所的に天気が不安だったのと
私の軟弱な姿勢により目的地変更となった

どこへ行こうか道中討論会となったが
何故か向かう方角だけは決まっている

結果、私も数年に一度ペースで訪れてはいるが
メジャー河川で釣り人が多いイメージがあるのと
小さいヤマメ、イワナしか釣れたことがないので
釣りもワンポイント的で今迄じっくりと釣ったことがない川に行くことになった

予報通り最初から雨模様で比較的遅い到着にもかかわらず
釣り人の姿はない

しかし紅葉の季節でもあり
景色は綺麗だ

高巻き以外前に進めない函に到着
驚いたのは数年前この函の深みに沈んでいた大木が流されて
数十メートル下流の川岸にへばりついていた事

水の力はやはり脅威的なものがある

今までは主に今回の流域より下流or小さな支流で釣っていたが
今回は全く魚が釣れなくても心が乱れないかます草さん同行なので
軽く函を高巻き上流へ出た

ここより上流へ行くのは初めてだ
渓相は下流よりむしろ平坦で瀬の多い流れとなってきた

それにしても魚が少ない
釣れなくても時折魚が走るのは見かけるものだが
一切それがない

渓相はそれほど悪くないし
魚が付きそうな場所もあちこちにあるのだが・・・

釣果はここまで小さなヤマメが4尾

こんないかにも魚がいそうなポイントでも
反応はなし

前回ここに来た時と同じ場所からの入渓だったが
その時は小さいイワナが主で小さいヤマメが若干という内容

何故か今回は全くイワナを見かけない

やがて人工工作物に到着
そこから上流へ魚は遡上することができない

上流に魚がいるのだろうか・・・

とりあえず行ってみることにした

ここから急に川底の色が変わり
渓の雰囲気も変わってきた
魚の姿は見ない

この水の色は時々見かけるが
魚がほとんどいない渓流の色という印象がある
その印象通りの経過が続く

間もなく小滝に到着
滝つぼはそれなりに深く何度も探ってみるが
魚の反応はなく姿も見ない

念のため小滝の上流も少しだけ釣ってみたが結果は同じ
人工工作物の上流には魚がいない可能性が高いようだ

その人工工作物の下流に入っているそれなりの大きさの支流があったので
次回はその支流を探ってみたい

まだ暗いのでAM川

2010-10-17 | 環境

メインの探渓は釣果的には不発に終わった

そういうことも十分想定した上での釣行だったが
やはり釣りに来た以上魚の顔は見たい

ということで近くのまだ暗いのでAM川へと入り込む
入渓地点から少しの間は無反応だったが
間もなくアタリが出始める

ここのイワナは相変わらず型が良い
数が多いというわけではないが
それがそのまま型が良い理由になるのだろう

二人で昼近くまで
魚が全くいない流域をさまよっていたので
ここは楽園のようにも思える

渓相も結構変化があり
ポイントの形状も様々で面白い

小さな滝つぼには大小の魚がたくさん泳いでいるのが見える

ここの周辺の川は季節や水量の多い少ないで
かなり釣果にバラつきが出るが
ここは驚くほどのものはないがいつも安定している

一度や二度の釣行ではタマタマということもあるが
長年に渡り冬以外の季節に渇水、平常、増水のどの状態でも入渓し
いずれケースでも魚が釣れなかったことはない

他の人からもここの話は時々聞くし
釣り人はそれなりに入っている

入渓しにくいわけでもない

ひとつ言えるのは
この渓にはほとんど人工工作物がないということだ

いくつかある小さな滝も
イワナたちは何とか往来している様子・・・

自然のままであることの大切さ、素晴らしさを
この日あらためて感じていた

滝上探渓

2010-10-13 | 環境

あの滝の上はどうなっているんだろう・・・

何年か前からそんなことを考えていたが
奇遇にも同じ事を考えている男がいた
しかもルートを下調べしてきたと言う・・・
ならば当然行くしかない

まずは今はもう使われていない道をひたすら歩く
やがて下方に見事な滝が見えてきた

結構高さがある

その滝上まで歩いて入渓
冒頭の画像がその風景だ
しかしここは100mほど竿を出してみたが反応0

どうせなので滝の落ち口まで行って
下を眺めてみる
う~ん これは高くて怖い

しかも盤なので滑りやすい

かます草さんもキャストするも
滝上は反応なし

今度は滝の下へ降りてみる
渓は一転して幅が広く平坦

かます草さんは滝まで上ってみるということなので
私は一足先に下流へと下り始めた

いくつか良さそうなポイントはあったが
魚の反応はない

すると一気に勾配が激しくなってきた

さっきの滝ほどの規模ではないが
また滝があるようだ

かます草さんが戻ってくるのを待ち
一度上に上って藪を滑りながら滝下へ出る

滝つぼはいい感じなのだがここも反応はない

そこからまた下流へと下り始める

横からこんな滝で支流が流れ込んでいたり
景色はなかなかのもの

いかにもポイントがあちこちにあるが
一向に魚の姿が見えない

変化に富んでいてただ歩いても楽しめるが
どこまで行っても生命反応は皆無だった

帰りはもちろん完全川通し+α
1尾でも魚の姿があれば更に下ろうと考えていたが
二人とも魚の姿も見ていない

一番下の滝まではたどり着ける距離ではない
次回は一番下の滝を高巻いてみようとことで話は決まり
今回は撤収とした

渓相、水量共に申し分ない流域だけに
魚の姿がなかったのは残念だった

川通しでヘロヘロの渓

2010-10-02 | 環境

先日tosuさんからお誘いがあり
今年最後のヤマメメインの釣行へ出かけた

ここは相当昔から来ていた渓だが
最近は下流の事情が良くなったせいか
比較的ヤマメが多い

tosuさんいきなりから軽快に
ヤマメやイワナをヒットさせている

小さいものを除くと
ヤマメはほとんどサビが入っている
tosuさんは結構型がいいのもGETしている様子

この渓は平渓部分あり段差エリアありで
変化に富んでいて規模も私にちょうど良い

普段は撮影する隙など与えてくれないが
この日は石の上でとまってポーズをとってくれた

tosuさんのテンカラは相当な技術のようで
後攻の私はあまり釣れないが
魚の数は多い

特別大きいのは見かけなかったが
イワナはそれなりのサイズがよく出る

以前、かます草さんとの釣行時に
イワナしか釣れていないのに先行するかます草さんから
「ヤマメばかりですね」と言われたことがあった

そこまでではないが
何となくヤマメは毛バリの方が好きなようだ

魚以外の何かを気にしているtosuさん

毎年の事ながら

魚の色で季節を感じている

この渓は川通しの部分が多い
戻ることを考えると体力的には厳しいが
荒々しく流れる見事な景色を見ると
来てよかったと思える

若干ヘロヘロだったとはいえ
川通しの戻りでtosuさんに25分の差をつけられてしまった

何かでお返ししなければ・・・