渓流IN北海道

釣り歩いた北海道の渓流を画像と共に語りたいと思います 環境を破壊し生態系をも変えてしまうムダな河川工事を無くしましょう 

ポン貫気別川

2007-05-30 | 環境
しばらくご無沙汰していた川で
久しぶりに覗いてみた究極のヤブ川
クモの巣を払い、笹のトンネルをくぐりながら進むので
いい運動になる

川から少しでも外れると
一面ササヤブでどこが川なのかわからないくらい・・・

かわいいイワナが挨拶してくれた

ここも魚が少なくなったような気がする
下流に魚が上れない滝があるのでイワナしかいないけど
昔はよく来たものだった
この川の下流部
現在はこんな状態になってしまった

三面護岸じゃないのがせめてもの救い
川底までいじられると魚は生きていけない

一番川3

2007-05-29 | 環境
朝起きたら雨の音がしていた
それでもそんな事は関係なく夜明け頃に家を出る
空はどんよりと暗い色をして小雨を降らせている

しかし運転中ふと見ると目的地の方角だけが明るい空だ
コレは昨日に引き続きこの川にしたのが表目に出るかも・・・
何となく明るい気分になり到着してみるとやはり曇ってはいるものの
雨は降っていない
ついに雨男返上かな

水量も前日と変わらない
今日は河口(一番上の写真右から合流しているのが一番川)から
釣り上がることにした
しかし風景はいいものの前日同様魚は薄い

1尾だけ魚の姿は見たが足元でバレてしまった
これも前日同様で悔しい
でも次第に青空が見え始め明るい日差しが差し込んで来る

こういう景色の中を歩けるだけで満足だ
魚が釣れなくても十分楽しめるところが
渓流釣りの魅力と思う



一番川2

2007-05-26 | 環境
昨年の雪景色とはまるで違う
ついに新緑の渓流シーズン

相変わらず魚は多くないようだが
釣り人の足跡はある
それにクモの巣かと思ったら
釣り糸が木に絡まっていた
まだそんなに古くない

昨秋来た場所よりも上流に向かう
もうずいぶん久しぶりのエリアだ

時々アタリがあるが今回はそこそこ大きそうなのを
2回もばらしてしまった・・・

キレイな渓流だ
魚はあまり釣れなくても
心が和む

高巻きしたり
へツったり・・・
それに結構すべるので注意・・・

やけにまあるい石がここにはたくさんある

魚にとって簡単には上れない滝
・・・しかしこのすぐ上に連続砂防ダムがある

今回はブヨの群れにつきまとわれてしまった
虫除けスプレー買ったのに車の中・・・
ボコボコになりながらの釣りだった

イチャンコッペ川

2007-05-24 | 環境
北海道も新緑がまぶしい季節になってきた
ここにはもう十年以上も来てなかったので
懐かしいと言うか・・・もう忘れてしまっている
ここはトロ~ンとした流れだが深さが結構ある
もしかするとそれなりのものが潜んでいる可能性もある


川を覗くと小さいのが群れて泳いでいる
しかしここは川の中に枝が結構沈んでいて
魚の住処としてはいいが実に釣りづらい

期待を込めてキャストしてみるが
釣れるのはみんなQちゃんだった
Qちゃんの写真をUPしている人はあまりいないと思うので
ここに載せておこう

次回はもう少し上流に行ってみたい


苫小牧川

2007-05-22 | 環境
ほとんど話題にもならない川で
数ヶ月前下流部を探索してみたが川底が赤く
水も濁っていた
とりあえず竿は出したものの予想通り何の反応もない
いたのは川沿いの堤防を散歩する人たちと
橋の下のねこだけだった

今回、かわせみ氏が苫小牧川上流へ向かうと聞き
タチモチツユハライで同行させてもらった

初めて見る苫小牧川上流部は
下流とは全然違う澄んだ水が流れていた
しかし流れが速い
いかにもいそうなポイントを探るがアタリがない
少し上流へ上った小支流との合流点付近でやっとニジマスが1尾

(サカサマですが)

しかしここは笹がぎっしり生い茂り
この季節でも深追いするとクマが心配だ

今回は二人とも魚が釣れたところで
早めに切り上げた

機会があればもう少し奥まで行ってみたいとは思うが
一人ではあまりにも不気味な場所だ・・・

漁川支流

2007-05-18 | 環境
漁川本流との合流点より少し上にこの滝がある
滝の上から撮影するのはマイブームだ
人は登れるけど魚はおそらく上れない
この上に魚はいるのかどうか探ってみることにした

動物たちの足跡がたくさんあり
雪も残っていたがゴミもあった
釣りかどうかはわからないが
人は入っているようだ

笹はまだ立っておらず
雪代も大体おさまっている
滝のすぐ上はそれらしい場所からも
魚の反応はなかったが
少し上流部で良型のオショロコマ

そしてその少し上流でもオショロコマが顔を出した

今は葉も出ていないし笹も寝ているのでまだいいが
夏場になればかなり見通しの悪い場所と思われた

この時季だけの景色を楽しみながら上流に行くと
お決まりのコレ

全然必要ないぞこんなもん
多分釣れたオショロコマはネイティブと思われ
下流の滝からこの砂防ダムまでの1キロ足らずの区間で生きながらえているのだろう・・・または砂防ダムの上から落ちて来たのかもしれないが
川にこういう死の区間的なものを造り出してはいけないと改めて感じた探釣だった


三番川4

2007-05-14 | 環境
今回はかげまる氏との同行
「まだ早いかもしれないけど一番川から順番に行ってみようか」ということで話はついていた
北上する車中で
「よく考えたらかげまるってねこじゃん」
「いやそれはねー・・・」
・・・
などというたわいもない話をしているうちに一番川に着く
濁っている・・・
そして二番川も濁っていた
でも三番川は濁る川のイメージはない
着いてみると増水気味だがやはり濁ってはいない
夏場ならルアーにはやや不向きだが今の季節ならできない事はない
来たからにはやってみよう

ここには来ると必ず釣れる場所がある
まずかげまる氏に1尾と思いキャストしてもらうと
やっぱり一投目からヒット
尺くらいのニジマスだ

その後もところどころでニジマスが釣れる
そしてふと上流を見るとかげまる氏のロッドが大きく曲がっている
やがて岸に上がったニジマスはこの川では見たことのない約50
これには驚いた
普段そんなのはこの川にはいない
全ての良い条件とかげまる氏のルアーテクの結果だろう
自分がそのニジマスを掛けていたら上げられなかったと思う
通常は20~30のニジマスがポツポツ釣れる程度の川だ
今回の釣行では意外な三番川の一面を見せてもらった


「普段はボクくらいの大きさだよ」


社台川2

2007-05-12 | 環境
林道のゲートが開いている

今回は早朝よりかわせみ親分のお供としての釣行だったが
途中(^H^)v氏を無理矢理巻き込み社台川上流へ向かった

開いていた記憶が1度しかない林道ゲートを
後方に見送り過去に確かに一度通ったはずの林道を
親分の運転で走る・・・う~ん 何もおぼえてない・・・
初めて見るような景色だ・・・


林道終点に着きそこから徒歩で川に下りる
この周辺には堰堤が3基も連続しているし
魚が遡上できるかどうかは微妙な落差だ

それでも見た目良さそうな場所があったので早速やってみると
数投目に魚信
その後数投で掛かった
良いサイズのイワナだ
とりあえず魚は釣れた
あとは親分と(^H^)v氏の後を付いて行こう

(^H^)v氏の流派はテンカラだし
何故かここでは親分もテンカラ・・・

コチラは武道蒸し・・・(*'‐'*)
3番手で行ってもちょっと有利かも
(-^〇^-)

というコスい考えの中2尾追加し
数百㍍ほどの社台川上流部探検終了

やはりイメージ通り魚影が薄いのは否めないし
ちょっと堰堤がいただけないとはいえ
社台川上流部の雰囲気を満喫できて満足の釣行
次は社台滝まで行ってみたい・・・

かわせみさん
(^H^)vさん
ありがとうございました


白老川2

2007-05-08 | 環境
魚が少ないというイメージがある白老川
最近○○○○ゃ○な性格上、そういう川に大変関心を持つようになった
あまり魚がいないと思われていた川に実は・・・という妄想
実際、ストーリーとしてはその方が深い趣がある

このような本流の大場所にはあまり来た事がないが
今回は流派を変更し敢えて挑戦してみた
格安のロッドも先日Qちゃんで入魂済みだ

しかし予想通り何のアタリもない

分岐点まで来てみたがダメ
左側から流れて来るのが本流
正面に見えるのはポンベツ川だ

今回は下見的な釣行であり
雪代もまだ多く渡河も厳しいので早々に終了
次回釣行の予定は既にできている
魚は釣れなかったが

コレがあった♪
ご馳走様でした

早雲内川

2007-05-04 | 環境
連休ですがやることが溜まっていて
なかなか渓流に行けまへん

ここは昨年の夏初めて行ってみた川
一見何かはいそうだったので入ってみたけど
全く魚の気配がない

こんな倒木の下にはいかにも魚が潜んでるイメージだったが・・・
かなりしつこく攻めてみたがダメだった

ここの川筋は他にもいろいろ行ってはいるが
昔と比べれば一部の川を除いて確かに下降一途だ
原因は何だろう?

また近くを通る機会があれば寄ってみたいと思う




早春の小さなイワナ

2007-05-01 | 環境
渓流釣りを始めた頃は釣った魚をリリースするという光景を見たことがなかった
釣った魚は全部食べるものと思っていた まだ十代の頃の話

運転免許を取り自分であちこちの川に釣りに行くようになってから年を追う毎に増えていくダム・砂防ダム・堰堤
それに反比例するように減っていく魚たち
釣れる魚を全部持ち帰ってしまったらいずれほとんど川に魚はいなくなってしまうと思うようになった
そしてその日自分で食べる分だけ持ち帰るようになり今ではほとんどリリースしている
十代の頃はともかく社会人になってからは仕事の喧騒から離れ渓流に赴き川を歩きながら魚、木や花、虫や鳥や動物たちと触れ合うことで嫌な事を忘れ水に流し明日への活力としてきた
たくさん魚を釣るのが目的ではなく、何尾かの魚の顔が見れたらそれで満足だ
そして「また会おうな」とリリースする
昨年、そのリリースした魚と感動の再会をした川もあった

最近はちょっと前まで魚があまりいなかった川で急に魚が増えるという現象が目立ってきている 
ほとんど放流によるものと思う
魚がいないよりはずっといいのだが釣られてしまったらまたいなくなる
釣り大会などの目的ならそれでいいのかもしれないが
どうせなら不必要なダムなどを建設するのではなく残った魚がまた自然繁殖できるような環境を整えてあげることはできないものかなと思う 放流するのにも結構なお金がかかるはず・・・

昔この川で数十メートルの区間だけでバケツ2杯分のイワナを釣った事がある
今でも時々行く川だが川岸に立つたびにその時の事が申し訳ないという気持ちと共に脳裏に蘇る

この日も1尾の小さなイワナが顔を見せてくれた
昔からの釣りの諺で
「最初の1尾を釣り上げた時その日の釣りの大半は終わったのである」
というのがあるが本当に共感できるこの頃・・・

「また会おうな」