渓流IN北海道

釣り歩いた北海道の渓流を画像と共に語りたいと思います 環境を破壊し生態系をも変えてしまうムダな河川工事を無くしましょう 

迷沢川

2006-10-31 | 環境
小樽内川支流迷沢川
迷沢川の林道入り口横に小樽内川との合流点に出る歩道があり
森に関してのパネルが並んでいるけど全く読まず入渓
この川は水量が少なく川幅も狭い
でも小さなヤマメが結構ササっていた

しかしほんの数百m上っただけで堰堤に遮られてしまう
日方泊川よりはマシとは思うけどこれじゃあんまりだ
この堰堤は10年ほど前に造られたようだが魚の事は全く考えられていない

どこもかしこも砂防堰堤多すぎ・・・
そして現在も人知れずどこかの川に建設中なのは間違いなく
このままでは砂防堰堤王国北海道になってしまいかねない

長野県も田中知事が落選し
タイミング悪く水害もかなり出たので
砂防関係の強化が検討されるのは確実で
必要なものは造らなきゃいけないけどそれに乗じて余計なものも
造られてしまうのでは・・・と懸念しているところです

逆川

2006-10-29 | 環境
小樽内川支流逆川
逆川といえば
ここ以外でぱっと思いつくのが2つ・・・
尻別川と浜益川の支流で多分それ以外の川にも同じ名前の川があったような気がします 小川や滝の沢や盤の沢などと並んで多い名前です

もうすっかり葉っぱも落ちてここは晩秋の趣
何も釣れなくても川を歩けるだけでいいや・・と思い来てみたら
やっぱし何もアタリがない
川底の石に引っかかり針を外すために腕まくりをして手を入れるとメチャメチャ冷たい こりゃダメかなと思いつつも上っていくと軽いアタリが・・・
一発目でかからなかったのでちょっと間を置き再度投入・・・今度はかかった
17~18センチの立派なヤマメ
その後それより少し小さいヤマメを追加して堰堤まで来た
↓↓↓↓↓↓↓↓

どう考えてもこんなの必要ない
堰堤をかわして上流に向かうと間もなく
同じような堰堤がもう一つ・・・
それを巻いてさらに上に行くと・・・

こんな感じの良さそうな場所はたくさんあるけど
肝心の魚の姿がない
堰堤より上流も竿を出しながら来たが全く一つのアタリもなかった・・・
この時季でも魚がいれば少しは反応があるはずなのにー
堰堤のせいで間違いない(`Δ´)

上流の小さな滝を眺めて終了
この滝は遡上は多少厳しいが堰堤がなければ少なくともここまでは魚がいるはず・・・

ここら辺の堰堤や砂防ダムはここ10年以内で設置されていてどれも必要のなさそうなものばかり・・・壊したいなあ(^^)


アンタロマ川

2006-10-26 | 環境
石狩川支流安足間川
今まで国道39号線のこの川に架かる橋を
何度渡ったことか・・・
ずーーーーっと前からここで釣ってみたいと思っていたけど
ついに愛山渓への曲がり角を曲がってみました
誰に聞いたかどこで読んだか忘れちゃったけど
イメージとしてはニジマスの川
前情報がほとんどなく
どこに入るのがいいのかよくわからず迷いながら
途中大きな砂防ダムを越えた上流で試し釣り

やっぱり川が大きすぎー
数百M歩いて釣果はイワナ数尾
やっぱり砂防ダム下流の方がいいような気がしながら
時間もなかったので残念ながら終了

でも川の風景は素晴らしく
河原に座って景色を楽しんできました(-^〇^-)

また来年今度は時間をちゃんととって再訪したいと思います



シラリカ川

2006-10-22 | 環境
前述の相沼内川支流小川にて超悪天候に見舞われ
釣りを切り上げて車を運転し始めると青空が見えてくる・・・
ま こんなことは雨男としては日常茶飯事だけど道中見市川の異常に高い砂防ダムを眺め遊楽部川の流れを横目で見ながら八雲に出た
それらの有名河川には晴れてたとしても積極的に行く気にはならず
濁りさえなければシラリカ川でやってみようと思っていた
橋から見ると濁りは全くナシ
風は強いが全然釣りになる
この川はしばらくは平渓で釣り上ると川は二手に分かれ
タダでさえ水量の少ない小さな川なのに更に小さく細い流れとなり
上るにつれボサが出てくる 
でもここからが好きなフィールドなわけでそんなに大きいのはいないけれど
予定通りヤマメイワナヤマメイワナと釣れる\( ^o^ )/
こんな小さな川でのんびり楽しむ釣りが最高!
知ってる範囲ではこの川には砂防ダムや堰堤がないのもいいところ
そういえばしばらくご無沙汰しているお隣のルコツ川も比較的天然に近い川だったような・・・
苦の後に楽あり・・・小川での天気が嘘のようだった

BOBさんよりバトンをもらいました
「FlyFishing Baton 2」
Q1.今シーズンの思い出深い釣行は?
Q2.最近のお気に入りの道具は?
Q3.自分をひとことで言うなら、どんな人?
Q4.これから先、行ってみたい場所、釣ってみたい魚種は?
Q5.一人でも複数でもイイので、Batonを渡すブロガーを紹介してください。

普段はフライフィッシャーじゃないけれど
一応竿は持ってるし
過去に折川でフライでイワナを釣ったこともあるし
にわかフライフィッシャーということで(^^;)・・・
その時は釣り糸ヒュンヒュンが面倒になりふつーの毛鉤釣り方式でやっていましたが結構釣れました
(^^)

Q1
みんな同じくらい思い出深いのばかりですがしいて言えば
また雨かと思ってたのに気持ちよく晴れた解禁日の貫気別川
Q2
みんなお気に入りですがしいて言えば
クマだけじゃなく魚にも聞こえてしまうと思われるよく響く鈴
Q3
一言ではとても表現しきれませんが敢えて一言で言うなら
とてもヘンな人
Q4
どこでも行ってみたいし何でも釣りたいですがしいて言えば
勇払川
Q5
とても友達が少ないし基本的には単独雨中餌釣男なので・・・ましてやフライフィッシャーの友人なんているワケもないので
よくコメントをいただくchuel _| ̄|○ 06 さんに渡したいと思います(^^)


小川

2006-10-19 | 環境
相沼内川支流小川
もう今シーズン遠出はそろそろ終わりかなと思い
しばらく行っていなかった相沼内川の小川に行ってみました
行くと決めた日は天気予報は曇り時々雨
まあ多少の雨なら増水もないだろうと予定通り夜中に出発
道中ところどころ雨が降り風も強く川に着くまで不安もあったけれど
6:00AM現地到着
風は強いが雨はパラパラ程度で水量も普通
・・・しかし夜が明けたにもかかわらず・・・暗い・・・
しかしそれほど気にもとめず釣り始めいそうなところでは
イワナが顔を見せてくれる
ところが2時間ほどたって8:00AMになっても日の出前のような暗さ
やがて雨も強くなりかなりの強風になってきた
思えば今年は本来雨男なのにもかかわらず釣行の時には晴れることが多く
「おかしいな・・・」と・・・
そろそろツケが来る頃だと思っていた(^^)
でも雨の中の釣りはそれほど苦にはしないクチ
強風もキャスティングを鋭くすればOK
バケツをひっくり返したような大雨+強風+頻繁な雷の中
そのまま釣り上がったが1時間たってもやむ気配がなく
完璧にびしょ濡れになる
それはあまり気にならないけれど
鉄砲水はヤバイなと思い大事をとり切り上げることにして
登れそうな崖を探して林道までよじ登り小川を後にした

こんな釣行でも心の底から満足できる
川とのお付き合いは一生モノだなと心の中で笑った

そして川を後にした数十分後青空が見えてきたのは言うまでもない
( ̄へ ̄)




左沢川

2006-10-16 | 環境
長流川支流左沢川
実は過去2回の釣行で一尾の魚も釣ったことがない川で
本流では釣れるのに何故ここで釣れないのかがずっと気になっていました
ただ相性が悪いだけなのか下手くそなのか魚が少ないのか・・・
この日はとにかく1尾釣れるまでどこまででも行こうと決め
林道のゲート付近から入渓し釣り上がる
水もきれいで深みや落ち込みがあちこちにありいかにもいそう・・・
なのにやっぱりアタリがない・・・
黙々と歩きしばらくしてからやっとコツンというアタリ
だけど釣れない・・・でもとりあえず魚はいた
でもやっぱり魚の顔が見たい いるなら釣れる
急にやる気になり足早にどんどん上流に向かった
そしてやっと2度目の魚信
今度はかかった 20cmくらいのニジマス
あー良かった・・・
その川で魚を初めて釣った時の嬉しさは格別
入れ食い状態も楽しいけれどこういう時の方が特に嬉しい
その後数尾追加して終了 林道に上がって
紅葉の風景を眺めながら帰路についた

それにしてもこの川は魚が少ないように感じます

自分の部屋の閉まらない窓から朝晩冷たい風が
ヒューヒューと入ってくる季節になりました(^^;)
あと何回川に行けるかなあ・・・

複数回の釣行にもかかわらず1尾も釣ったことのない川・・・
実はもう1本あるんです
来年前半には「1尾釣れるまでどこまでも行く」作戦で
再挑戦しようと考えています
 

 

石狩川

2006-10-13 | 環境
Rodをおもいっきり振れる川幅の開けた渓流 ・・・
大河石狩川の上流部です
こんなところでも頑固に3M~3.6Mの安竿で釣っています(^^)
もちろんお目当てはニジマスで
試しにヤマメやイワナを釣っているいつもの仕掛けでやってみたら
(本当は仕掛けの付け替えが面倒だったので)
ガツンという大きなアタリ・・・
もちろんほどなく竿先が天を指してしまいました

やっぱり川が大きいと魚も大きい!
しかしポイント間の距離ありすぎで
この日はワンポイントでしたがまともに釣ろうとすると
かなりの歩行距離でいい運動になります

この辺りはシーズン中は上流のダム群の放流によって
水位にムラがあるようで今時季は層雲峡付近の景観を保つ為の
観光放流をしているらしいです
そのへんの事情はよくわからないのですが
一気に水位が上がるようなことはないようです

クマさんの心配もほとんどないし
タマにはこういう川でのんびり・・・もいいものです





花丘川

2006-10-10 | 環境
尻別川支流花丘川
この川も久しぶりに来てみました
前回は何年前だったのかわからないくらい(^^)
その時は小さいながらヤマメが結構釣れた・・・

今回少しだけヤブをこぎ川に降り立つとそこは
まぶしいほどの三面護岸だった(これは全く必要ナシです)
それが上流に向けてずーっと続いている
不安になりながら川底に敷き詰められたブロックの上をひたすら歩いて
橋の手前でブロックが途切れた場所で第一投
一発でイワナが釣れたので少し安心し更に上流へ・・・
魚がいるのはいいけれどどこまで行っても釣れてくるのは全てイワナ

川はやがて自然河川となり心落ち着く風景が続く
時折枯れ葉が釣れてきて秋の深まりも感じる
と同時に「下流に何かヤマメがのぼれないモノが造られたのでは!?」
の心の疑念も深まる
状況を確認しようかとも思ったけれどまた今度にした
今回はたくさんのイワナたちが遊んでくれた事だし(^^)/~


比羅岡川

2006-10-09 | 環境
尻別川支流比羅岡川
バイカモが揺れるきれいな透きとおった水が印象的な川で
流程は短い
数年前来た時は何も釣れなかったが
今回はイワナ ヤマメ ニジマスと釣れた
バイカモの陰を探ると魚が出てくるのがよく見える
川岸がほとんどなく川の中を歩かなければならないし
水深もそれほどないので遡行のしかたが結構重要

しかし残念ながら前回は釣り針ケース 今回は空き缶が落ちていた・・・
が 釣るのに夢中で拾うの忘れましたm(__)m・・・
次回拾いますm(__)m


赤岩川

2006-10-07 | 環境
前に「岩尾川支流」で記事を書きましたが地図を見ると「アカイワ川」と載っているのでその方が川らしいのでそれにします
札幌から行くと千代志別川の向こう 丸平川のすぐ手前にあるこの川
イワナのみの川ですが河口付近から川がいじられてなくて全くの自然河川
昔ほど多くないし型も小さくなったけど今でもそこそこいます
激流なので遡行は厳しいですが大自然の素晴らしさを感じさせてくれる川です

先日行った時 国道沿いのこの川の横の空き地に車をとめようとしたら重機で溝を掘って奥まで車が入れないようにしてあった
左右の川が砂防だらけになっていることもあって嫌な感じ・・・
この川をいじる必要は全くないのでそっとしておいて欲しい
災害も考えられないし誰も人は住んでないしー
・・・心配です いじろうとしてるなら怒ろうかなと思っています(^^)

当別川

2006-10-06 | 環境
当別川本流上流部
ここはニジマスの川
遡行しづらい箇所もあるけれどそこを抜けると
開けた渓となり心が小踊りするようなポイントもある
決して魚の数は多くないが
しかし釣れたら良型の多いところでもあり楽しみも多い

この川はもう何十年も前からある青山ダムの上流だが
三番川の記事でも書いた通りその青山ダムの下流部に現在更に「当別ダム」を建設中
完成するとこんな感じになるらしい

<当別ダム完成予想図>

HPを見ると
☆50年に1度の洪水を想定して・・・
☆川の生態系を守る為・・・
などが建設目的となっている
そして「川の水量が安定しないと水質が悪化して川周辺のの生態系に悪影響がある」のでダムを造るとか書いてある
そんなバカな・・・洪水はともかく生態系に関しては???
数百億円の税金が今ここで使われるのにふさわしい理由とは到底思えない
<当別ダムHP>

でももう建設続行は決まってしまった
カワセミの渓がまた一つ消える



幌加尾白利加川

2006-10-03 | 環境
雨竜沼にはもうずいぶん昔から行きたいと思っているのになかなか行く機会に恵まれていません 来年こそは行けるかな?
石狩川支流尾白利加川
本流は川幅も広く食指が動かず・・・
その支流の幌加尾白利加川
見た目水はそれほどきれいとは言えず
盤の多い流れにところどころぬかるみがありズブズブと埋まる上に
入渓基点の橋の下にはゴミが散乱している
あまり印象の良い川ではないけれどポイント毎にヤマメのアタリがあり
釣りの面では結構楽しめる川です
下流域ではかなりウグイが混じります
ここのヤマメは放流なのかなとも思いますが
もしかすると尾白利加川にもサクラマスが遡上しているのかも・・・

そうあって欲しいものです