渓流IN北海道

釣り歩いた北海道の渓流を画像と共に語りたいと思います 環境を破壊し生態系をも変えてしまうムダな河川工事を無くしましょう 

樽前川

2006-09-30 | 環境
樽前川と言えば「樽前ガロー」
案外知らない人が多い
十数年前初めて見たときは規模は小さいけれど
まさに秘境といった雰囲気で感動ものでした
今回も久しぶりに見て改めて感動しました

この川は覚生川や小糸魚川と比べて水量が多く
川岸が少なく平渓だが水流が速くて歩くのに力が必要
ガローの箇所は函なので入渓できず
それより上流はダムがあるので行きたくなくて
下流域での釣り
鮭は遡上していたけど数が少なく釣りには支障なし
さらさら流れる苦手の渓相だけどところどころのポイントで
小型ヤマメが釣れた
この川ももう少し上流部に行ってみたいと思う
川に水深がなく変化に乏しいとマス科の魚は増えにくいらしい・・・


小糸魚川

2006-09-28 | 環境
太平洋に注ぐ一本川
覚生川より一つ市街地寄りの川で
存在は以前から知っていたけれど今回初めて釣ってみました
右側には民家 左側にはパークゴルフ場で「渓流」のイメージには遠い
パークゴルフ場からは楽しそうな声が聞こえてくる・・・

ご覧の通りのボサ川
川に入ると流速は速いし川底がズブズブ 川岸にはっきりした踏み分けなどもなく歩きづらい
入渓地点から少し上流の良さそうなポイントを探るとアタリがあった
二投目でかかりあがってきたのは元気なヤマメ 
こんなところにもヤマメがいるのか・・・
放流か天然かはわからないけど
周辺の環境的に意外なところでヤマメが釣れた時の感動は大きい

嬉しくなって更に上流に向かうもその後川底に引っかかり枝に引っかかり
更に川底の異物に引っかかって引っ張った時竿が折れてしまった
予備の竿は持っていないので強制終了
今日はこの川とは相性が合わなかったようだ
でもー ヤマメがいてくれたことだけで満足
次回は予備竿を持って再挑戦してみよう

徳富川

2006-09-26 | 環境
石狩川支流徳富川
石狩川合流地点から吉野公園くらいまではウグイが多く
上流の砂防ダムあたりから上流はニジマスの川
画像はちょうどその中間点
ここの少し下流に入る支流は昔からウグイだらけ
あまりにも川が大きすぎるけど本流にTRY
・・・魚影があまりにも少ない
いかにもいそうな大場所は全くアタリがなく
ちょっとした深みでやっと25cmくらいのニジマス1尾
その後どこまでいっても魚がいないので1時間半くらいで終了
やはり砂防ダムの上流がいいのかも

道路に出るとやたらダンプが走り回っていた
工事看板をみると「徳富ダム建設工事」
元からある砂防ダムの上下どっちに造るのか知らないけど
また大幅に環境が変わってしまう
徳富のニジマスたちが住みにくくならない工事であることを祈ろう

徳富ダムHP

小川

2006-09-24 | 環境
大成町小川
ここは過去クマさんによる釣り人食害事件がおきた場所
この辺はやはりクマさんが多いらしい

しかしこの川中流部に砂防ダムが2つあり
下の方の砂防ダムは魚道はとりあえずあるけど上のほうはナシ
上の画像は砂防ダムの下流です
1つ目の砂防ダムはこれ↓


釣り人も結構入っている様子だけどヤマメやイワナも結構いました
以前来た時は1つ目の砂防ダムと2つ目の砂防ダムの間で釣りましたが
その時もよく釣れました
ということは1つ目の砂防ダムにある魚道はある程度は機能してるということでしょう 一見?な感じはしますがこれが1つ目の砂防ダムの魚道↓

何か小さい魚しか登れない気がしますが・・・
登り口がわかりづらいのによく登れるもんだなと思います

警戒して釣りは中下流部までで2つ目の砂防ダム上流には魚道がないこともあり行った事はありません 
石狩川上流にあるヤンベタップ川のように上流部より下流部がクマの巣だというところもあるので中下流部が安全とは言えませんが・・・

でも2つ目の砂防ダムにも魚道は造って欲しいですね
それより上流もまだまだ川は長いのでー



小樽内川

2006-09-23 | 環境
十数年前この川に巨大な定山渓ダムができて
様相は大きく変わってしまいました
今でもこの川に来るとダムの底に沈む前の小樽内川の様子を思い出したりします

ダム上の本流域に入渓
うーんやはり川が大きすぎ・・・
函の箇所も多く増水時には遡行は無理と思われるところも・・・
魚影は意外と多かった・・・けど下流すぎたのか
ウグイウグイヤマメウグイウグイヤマメ
という感じで釣れた
何故か昔たくさんいたニジマスの姿は見られず・・・

定山渓ダムができて数年後
ダム湖で珍しくルアーを試してみたことがあり
周りに誰もいないのをいいことにルアーをビュンビュンダイナミックに投げていたら数回目に投げた直後にラインが絡まりサイドスローで投げたルアーが勢い良く戻ってきて顔面に的中 目の横にがっちり刺さった 抜こうとしたけど無理に抜こうとすると顔の皮がビリビリに破けそうになるくらい痛いのであきらめて別のルアーで目の横にルアーをぶらさげたまま釣り続行・・・しかし 結局何も釣れなかった(x_x;)

間もなく向こうに2人連れの釣り人が見えたので恥ずかしながら事情を説明し
魚から針を外すイメージでルアーを抜いてくれるようにお願いして無事外してもらいました あの時の釣り人さん ありがとうございました



紋別川

2006-09-21 | 環境
千歳川支流紋別川
ここは以前より馴染みのある川で
イワナやアメマスの良型がよく釣れた思い出があるところ
ただアクセスには少しだけ難があり まず林道のゲートが開いているかどうか
ということと釣り場まで悪路を数キロ走らなければならないこと
MY CARは普通の乗用車なので腹をこすって気持ちが悪い・・・
車高の高い車なら何の問題もありません
しかし今回数年ぶりに行ったら新しい林道ができていて分岐点がいくつかありちょっと迷ってしまいました
いつもの空き地に駐車して釣ってみると釣れてくるのはブラウンばかり
イワナ アメマスはほんのわずかでここ数年で魚の勢力が大幅に変わっていました
このままでは在来種絶滅かも?・・・・

毛白老川

2006-09-19 | 環境
白老川支流毛白老川
白老周辺の川には来ても白老川はもうだいぶ前に来て以来のご無沙汰
その時釣ったのがどの支流だったか全く忘れてしまったけれど釣れそうな川なのにあまり釣れず 本流でやってもダメで印象が悪かったのが長い間遠ざかっていた原因・・・かな
この毛白老川は比較的歩きやすく河原には新しい釣り人の足跡がベタベタついていました それでもヤマメの新子ばかりですが結構いました
川底は白砂が多く釣れてくるヤマメの魚体も保護色の為か白っぽい
白っぽい魚が釣れて真っ先に思い出したのがセブ川 あそこも川底が明るい色だから魚も白っぽい 好きな川だけど今年は行ってないなー
あまり奥まで行きませんでしたがこの毛白老川 ところどころ護岸はあるけれど面白そうな川です
 

金屋の沢川

2006-09-17 | 環境
尻別川水系ソーケシュオマベツ川支流金屋の沢川
この川はまさにニジマスの川
今回はそれほど大きなのは釣れなかったけど
中小のニジマスが適度に遊んでくれました(^^)
以前来た時にはタイミングのせいもあってかあまり釣れず
しばらく遠ざかっている間に魚が増えた感が・・・
ソーケシュオマベツ川も尻別川本流に比べて魚影が薄いイメージだったけど(小さめのイワナがちらほら程度)
この分だと今後期待できるかも
渓相も好きだし来年また行ってみたい川の一つです

馬場川

2006-09-16 | 環境
渓流釣りをおぼえたての中学生の頃
休日に父親がいなかったので母親にきくと
馬場川に渓流釣りに行ったと言われた
まあ職場の人たちと一緒に行ったということなので黙って行ったのも
仕方ないけれど父親が帰ってきてから多少文句を言った思い出があります
この川を初めて訪れたのはその父親が亡くなってから数年後のこと
今でもこの川に来ると父親のことを思い出します

印象としてはやけに大きな石がゴロゴロしてるなと・・・
まー自分にとっては川が大きすぎだしそんなによく行く川ではありません
歩きやすいせいかたくさん人が入った形跡がありました
釣果はウグイまじりでヤマメがソコソコといった感じでした(中流域)
この川は上流に大きなダムがありその上はイワナのようですが
以前やったときは何も釣れませんでした
あまり釣果を求めずのんびり釣りを楽しむならこの川の中下流域はおすすめです


古丹別川

2006-09-14 | 環境
史上最凶のクマ事件の舞台となった古丹別川
(正確にはこの川の支流三毛別川)
ここに来るときはいつもクマのことが頭から離れない
しかし魚のことが頭から離れないのも事実
画像は霧立峠を数キロ下った本流の比較的上流部
車を降りると早速スズメバチが挨拶に来た
斜面を下り目の前にある落ち込みに第一投
アタリがあり元気なウグイが顔を見せてくれた
ウグイでも何でも魚がいると一安心
しかしどうせなら渓魚と呼ばれる魚たちの顔が見たい
この日は渇水気味で釣り上ってもいたるところでウグイが釣れてきてはギーと鳴く
その中でヤマメは2尾のみ
みんなもっと上流に移動してしまったらしい
この川ではあまり長い距離を歩きたくないのであきらめて引き返すことにした
それにしてもここのスズメバチは釣りをしている間ずっと付き合ってくれていた
警戒勤務ごくろーさん
ヤマメはここのやや下流に入る支流にもいます

野塚川

2006-09-12 | 環境
いかにも十勝の川という印象
それほど大きな流れではなくてもスケールが違う
普段 小さな支流に入り込み
ヤブをこぎ 倒木をまたぎ 函をへつり 小滝を高巻きしている状況とは大違い
歩きやすさこの上ナシ フライの竿もここなら思い切り振れる
だけどいつでもどこでも3mの安竿でエサ釣り
この川では全然不利な条件
しかし柔軟なアタマは持ち合わせていないので(^^;)
思い切り川に近づき 川面に影を落としながら敢行
全くのセオリー無視でもヤマメやイワナがちゃんと遊んでくれました

たまにはこんなところをのんびり歩くのもいいものです
河原を歩いていて子供の頃行った十五島公園の炊事遠足を思い出した
あー焼肉食べてないなー
 

小川沢

2006-09-10 | 環境
幌川支流小川沢
この川は昔からかなりの回数来ているなじみの深い川
本流よりこの川に入る事の方が多い
林道の橋から釣り上がるのが普通だが幌市街の奥からもこの川に入れる
今回橋から入りあまり竿を出さず上流に向かっていくと何やら様子がおかしい
見ると右岸のささやぶが刈り取られ木も切り倒されて見通しが良い状態になっていて重機なども置かれて作業している人もいる
その箇所はそのまま通過 何の工事かわからないけどどうか良い工事であって欲しい
そして更に上流へ行って目を疑った
見慣れた川なのに見慣れない風景が目の前に広がっている
明らかに川の流れ方が変わっている
そこは下流から見ると一度左にカーブしてそして大きく180度向きを変えて右奥へ続く場所だったが川の形は残っているけど水が流れていない 所々に水たまり(水が流れている時は深みだったところ)がありそこには無数のヤマメの稚魚が泳いでいて
大雨でも降らない限り川には出られない状態 干上がってしまったらおしまいだ
良いポイントだった大きな木の根っこのエグレも干からびている
川は従来はチョロチョロしか水が流れていなかった流路をショートカットされたかのように流れていた でもこれは状況からみて人工的なものではなく自然現象だと思う
以前にも大水などで流れ方が変わってしまった川もいくつか見てきてるし・・・
去年も来ているので今年の出来事なのは間違いないです

魚の方は退屈しない程度に釣れて遡上アメマス2尾とヤマメの顔を20回ほど拝めました

金山の沢

2006-09-09 | 環境
オロウェン尻別川支流金山の沢
去年から今年にかけてこの川に架かる橋がリニューアルされた
真新しいコンクリートの橋をくぐりその少し上流にある古い橋をくぐると小さな落ち込みがあり 以前はそこまでの短い区間しか釣ったことがなかったので今回は少し奥まで行ってみることにした 水量は普通くらい 釣らないで上流に向けて歩いているとサーッと足元に黒い魚影が走ったのでそのやや上流から釣り始めた
するとイワナまじりで良型のヤマメが結構釣れてくる ほとんどが20cm前後でイワナならともかくヤマメの良型が続けて釣れたというのは近年では記憶がナイ
どうやら絶妙のタイミングだったようで楽しい釣りをさせてもらいました
もちろんオールリリースです

ただ奥に行くにつれ何となくクマさんの気配が漂ってきます
釣行の際は対策万全にて!

覚生川

2006-09-07 | 環境
太平洋に注ぐ小河川
上流部はともかく住宅街が近く渓流というイメージではないけどイワナ ニジマスがいます 河原はほとんど無くボサや障害物が多くて釣りづらい川ですがちょっとしたポイントから良型が出てくる楽しみもあります
川が小さいだけに歩き方が直接釣果につながります
あと流れが速いのでエサの沈め方もネックになります
川の中を遡行する時はところどころ予想外の深みがあるので注意です!
実はこういうあまり注目されない川で密かに釣るの大好きです(^^)

ルベシベ川

2006-09-05 | 環境
尻別川支流ルベシベ川
比較的障害物が少なく遡行しやすい川で
ここではニジマスしか釣ったことがなかったのに
今回はヤマメが釣れた
サクラマスがのぼるようになったのか放流してるのかはわからないけど
ヤマメがいるのは嬉しい(^^)

この川ソコソコ河原が広く前に来たときはアオダイショウがあちらこちらに遊んでいて人の姿を見てはそそくさと逃げて距離を置いてまたこちらの様子を伺っているというまるで猫のようなヤツでそっと近づくと1mくらいまでは逃げずに丸い目を見開き下をチロチロさせてこちらを見ているという少しだけ愛嬌のあるヘビだった
堀株川のアオダイショウとは大違い
たださすがにこれがマムシだとわざわざ近づくようなことはできません
でも今まで渓流釣りをやってきてマムシが足元にいたのはたった1回しかありません ほとんどがアオダイショウか名前はわからないけど茶色のヘビでした

この川のヘビがあまりに印象的だったのでヘビの話になってしまいました