渓流IN北海道

釣り歩いた北海道の渓流を画像と共に語りたいと思います 環境を破壊し生態系をも変えてしまうムダな河川工事を無くしましょう 

ポンツネオマナイ川

2005-11-29 | 環境
ここは道北徳志別川の支流オフンタルマナイ川の支流ツネオマナイ川の更に支流です 
名寄や美深などヤマメのいる川を横目で見ながらやり過ごし
咲来から歌登に向かう 歌登の街を過ぎて更に進むと
札幌からゆっくり走って4時間、やっと徳志別川に着く
徳志別川の本流やオフンタルマナイ川、ツネオマナイ川でもまだ川が大きすぎて
このくらいの川が自分にはちょうど良く間違って転んでも間違いなく流されません
遡行も楽だしいつ行っても小さいけどソコソコヤマメが釣れます この水系、支流が多く一日や二日ではとても全部の川は行けません もう少し時間に余裕のある年齢になったらゆっくり釣ってみようかなと思ってる半面、そういう年齢になったら足が弱り満足にあちこち行けなくなったらどうしようとか、ならば今から足を鍛えておくべきだがしかしただ走ったり黙々とスクワットするのも面白くないし長続きしそうもないしならばスポーツクラブだとお金を払うから行かないともったいないから続くかも・・・と思ってもスポーツクラブのお金を捻出するには仕事をもっともっと頑張らなきゃいけないし でもそしたらスポーツクラブに行く時間が取れないじゃないかとか ならこうやってブログ更新してる時間があるならその時間を利用すればいいのかといってもやっぱり記録しておきたい気持ちは強いし 仕事頑張って今からお金ためとかないと時間に余裕ができたときにはお金が無くてどこにも行けなくなるんじゃないか・・・そしたら今はやっぱり仕事に集中すべきか・・・でも仕事ばっかりやってると足が弱るし・・・と思考回路がメビウスの輪状態に陥ったりします この川の近くにある歌登温泉はオススメです

茂漁川

2005-11-26 | 環境
先日SPEEDFISHさんから情報をいただいた茂漁川へ行ってきました 釣りはしませんでしたが住宅街の中をさらさらと流れる川を見てびっくり 周辺の島松川や長都川、柏木川より水量が多く、まさに川の中は藻だらけで根室地方の川のような印象を受けました 水もきれいで上流部がどうなっているかはわかりませんがこれなら渓魚が繁殖してもおかしくない川だなと思いました 来春は竿を出してみようと思います

ウルベシ川

2005-11-21 | 環境
ここは天塩川の支流で釣り人の間では有名な川 サクラマスの遡上数によりその年によって好不調の波がかなりあるみたいだけど根強い人気がある 札幌からは遠いのでそう頻繁には行けないけど行く度に必ずヤマメが遊んでくれる  もう10年以上前の事、多分夏場だったと思うけどこの川で夜明けとともに釣り始めようと夜中に札幌を出発、国道275号はほとんど車気がなく全然真っ暗なのに現地に着いてしまった 夜明けまで仮眠をとるのに適当な空き地があったのでそこの車をとめたらあっという間に寝てしまって夢を見た 古そうな木造の建物から太鼓や笛の音が賑やかに聞こえてたくさんの男の子や女の子がその建物から「アハハハー」とか「ウフフフ」とかエコーがかかった声で笑いながら楽しそうに走ってくる ただそれだけの夢で辺りが明るくなって目がさめた・・・「!?」
着いたときは暗くてわからなかったけど目の前には古い木造の廃校舎があった
それまで見ていた短い夢を思い出しながら「こんな事もあるんだな」と不思議な気持ちになったという思い出がある 来年はこの川の上流部に挑戦したいと思う

岩尾川支流

2005-11-17 | 環境
そのまま海に流れ込む一本川なのにヘンな名前の川で最近までずっと「赤岩川」だと思い込んでいた それは昔読んだ本にそう書いてあったからで何年か前国道231号線にかかる橋のネームプレートを見たら「岩尾川支流」とある「???」と思ったけど名前など二の次で川が健全ならば文句は全くナイ でも日本全国見渡しても「流」の字で終わる名前を持つ川はここだけじゃないかな?この川ご覧の通り岩を流れ落ちるダイナミックな流れで自分的には物凄く好きなタイプ 遡行もちょっとした山登りみたいなもので疲れるけど苦にはならない 最近めっきり魚影は減ったけどまだ小型ながらイワナが釣れる ダムその他の建造物は全くない川だけどヤマメは全くいない 多分河口付近から滝の連続なのでサクラマスは遡上する気が起きないんだろう 遡行すると岩が多く明るいのもつかの間すぐ木々に覆われたエリアになり昼間でも薄暗い そこもまたいいところ・・・
で、この川のすぐ北側に岩老川という川があってそこもこの岩尾川支流と似たような渓相のイワナがいる川で、数年前久しぶりにその岩老川に行き河口近くから釣り上がっていったら以前にも増してイワナがビシバシ釣れる 嬉しくなりながら100mほど進んで川がカーブしているところを過ぎ上流を見渡した時愕然とした
何と鬱蒼と茂っていた木々は広範囲にわたって切り倒されなおかつ垂直落下式の砂防ダムが数十メートルおきに何個も連続して構築されている 「うそだろ・・・」
それまでの楽しい気分が一瞬にして吹き飛んだ
暗い気分のままダムとダムの間で釣ってみたらやはりイワナが釣れる
ダムは出来たばかりのようだった・・・ 余計に暗くなった 
さっきからビシバシ釣れてたイワナ達は自分達の住みかを破壊され行き場をなくし途方に暮れ釣り針とわかってて自殺を図ったのではと思えてきた
と同時に物凄く怒りがこみ上げてきた 最初に釣れたイワナたちは河口からダムまでの100mちょっと位の範囲でしか生きられなくなったのだ ダムとダムの間のイワナは上には登れずダムから下に落ちるしかない 河口付近のイワナたちと同じ運命だ この川の周りには人家も何もない 何故そんな川にこれだけ多くの砂防ダムを設置する必要があるのか?全く必要性が感じられない 恐らく「何でもいいから理由こじつけ工事」だろう サンルダムだってそれの大規模なものだ絶対作らせてはいけないhttp://www.geocities.jp/sanru_hokkaido/ここに行って署名しよう
税金を無駄どころか悪い事に使うな!開発局はよく考えていい仕事をしてくれ!
「それは違う」とこれらのダムの正当性を教えてくれる人がいれば是非メール下さいお待ちしております

ママチ川

2005-11-13 | 環境
この川は石狩川の支流千歳川の小支流で実にさらさらと流れる川 道北、道東に多いタイプの流れ方で河原が石のところはあまりない 都市部から近いのでかなりの釣人が入るためか魚はあまり多くはないイメージがある・・・けど水が綺麗だしとても心が和む渓相なのでタマに遊びにいきます 釣りをするならあまり好きなタイプの川ではありません この川は珍しい川で上流へ行くと一部川がなくなってしまうところがあります つまり上流から流れてきた水が土の中にもぐってしまいしばらくしてまた土の中から出てくる箇所があるんです 「そんな地下を流れている真っ暗なところを魚は上流へ登るんだろうか?」とずーっと疑問に思っていますが多分登るんでしょう 川が地下にもぐる所より上に魚がいるかな?と思って2~3回最上流部まで行った事がありますがニジマスが結構いました それを生かして持って帰って家で飼っていたこともありました この川の周辺には網の目のように林道があって結構迷います 昔、勇払川の上流へ行こうと思ってその林道を走りましたが同じ様な景色が続く上に多くの分岐点があるし地図ナシでは初めての場合厳しいです 迷路が好きな人は一度行ってみてはどうでしょうか

夕張川

2005-11-09 | 環境
この川は石狩川の支流で結構大きい川だけど本、支流通してほとんど釣りをしたことはありません 上流にダムシューパロ湖があり最近そのもっと上流にもうひとつ大きなダムが出来るらしい その新たにダムができるあたりのエリアがこの川で唯一渓流釣りが楽しめる場所なのにそこもダムの底になってしまう そのあたりはまだ水もきれいだがシューパロ湖より下流は水も濁り竿を出す気にはなれない 画像は有名な滝の上公園付近で景色はきれいでも年間通して水は濁っていてあそらく渓流魚と呼ばれる種類の魚はいないと思う(多分ウグイはいる) それに川が大きすぎて釣趣に合わないというのも理由の一つ 恐らくあまり水質の良くない支流の水が流れ込んでいるせいで水が濁ってるんだと思います ただ夕張市街地を流れる志幌加別川は比較的水が汚くなくて何か魚はいそうな気がします 来年以降試しに釣ってみようかなと思っています それにしても上流に建設予定のダム 必要性が全くわからないです

厚田川

2005-11-05 | 環境
この川は全面禁漁河川、もちろん釣りをしたことはありません
でも札幌から比較的近いせいもあって釣りはできなくてもタマに眺めに行ったりします また浜益方面に行く時にちょっと寄ったりします いつもは鮭の遡上の季節が多いのですが今年はもう晩秋季節はずれ 橋から見下ろすと上流で産卵を終え息絶えた鮭が一尾だけ流れ着いていました 釣りをやる立場としては「こういう禁漁河川で釣ったらメチャメチャ釣れるんだろうな」と思わずにはいられないけど今まで一度も禁漁河川や禁漁期間に釣りをした事はないです 禁漁には当然理由があるわけで禁漁河川は資源保護や研究の目的だろうし禁漁期間はヤマメの場合銀毛ヤマメの降海保護などが理由でしょう しかし今まで禁漁期間のヤマメ釣りは何度も目撃してるし知人から禁漁期間や禁漁河川で釣った話を何度も聞きました もちろん「いっぱい釣れた」「こんな大きいのが釣れた」的な話です 身近な人なら軽く文句やイヤミを言う事もあるけど大抵は仕事上で会う人が多いので感心したり驚いたフリをして聞いています 腹を立てながら・・・でもそれはただの「自慢にならない自慢話」にすぎないし、更に「バレなければ自分の欲のために決まりを守らない事がある人」だという事を白状しているのと同じ事です まあ今後の付き合い方の参考にさせてもらえるのでそういう意味でほんの少しだけ+にはなるけど・・・
と書いたのを読んで「そういう事を言わない」のではなく「そういう事をしない」人が増えてくれることを祈っています よろしくお願いします 

三番川

2005-11-03 | 環境
狸さんのリクエストにお応えします・・・
が、当別川本流ではなくその支流です
今日はタマタマ当別川、青山ダムに出かけていて
帰ってきたら、いきなりリクエストが入ってたので
ちょっとびっくりしました
もしかして全道の狸連絡網を駆使して行動をチェックされてるのでは・・・
という気にもなってしまいました(^^;)
で、当別川、大河石狩川の最初の大きな支流で
昔はヤマメもいたらしいですが今はウグイかニジマスでしょう
支流は一番川から四番川(五番はあるかもしれないけど記憶にはない)まで
あって画像は道々から道民の森にむかう道沿いに流れる三番川
今日は釣りはやらなかったけどここにはニジマスがいます
数は多くないけど他の支流にもいます
実際今日釣人も見かけました
数年前に青山ダム下流に更に大きなダム(当別ダム)をつくる事が決まり
もう着工していますが 今、もう一度当別ダムの建設を見直そうという
動きがあり時々北海道新聞の記事に出てたりします
函館の松倉ダムのようにサンルダム共々当別ダム建設が中止になり
自然が維持される事を願っています
当別川は結構水量もある立派な川なので
マス類も自然繁殖できる川になってほしいものです