渓流IN北海道

釣り歩いた北海道の渓流を画像と共に語りたいと思います 環境を破壊し生態系をも変えてしまうムダな河川工事を無くしましょう 

タイミング次第で天と地の差

2012-05-29 | 環境

この数日前、馬平さんと行って数は全然でなかったものの
それなりの大きさのニジマスに会えた渓へ釣野好雄さんと行ってみた

前回竿を出さなかった場所からのスタート
予想外に天気が良い

いきなり釣れてしまうかも・・・と
最初のうちは思っていたが
釣野さんにも私にも何の反応も見られない

前回馬平さんや私が釣ったポイントも
何事もなく通り過ぎていく

途中魚の姿を何尾か発見したが
毛バリや餌には何の反応もなかった

途中の支流でとりあえずのボーズ回避

晴天の下 素晴らしい景色が流れていくが
釣果はさっぱり・・・

前回脱渓地点を通り越しても
魚の反応は全くナシ

今回はニジマスたちの出産予定日にあたってしまったのかもしれない

季節を変えて出直してみようと思う

思っていたよりは良かった渓

2012-05-21 | 環境

今回は馬平さんとの釣行
一週間繰り上がったが計画通りの目的地に到着
水量も落ち着いていて
一週間遅いよりむしろ良かった気がする

林道ゲートに駐車し少し歩いてからの入渓
その林道にはほんのちょっと前のものと思われるクマの足跡が
ベタベタ
しかも延々とどこまでも続いている
更には時折獣臭が漂ってくる

気持ちのいいものではないし危険も大きい
このままいくとクマと遭遇ということも考えられるが
馬平さんは「一人だったら帰るかもしれないけどねー」と
やる気十分
そのままクマの足跡を辿りながら先へ進む

入渓してしばらくはアタリはなかったが
やがて馬平さんにアタリが・・・

魚と一緒にどんどん下流に走って行く馬平さん








魚と一緒に走る釣り人を目撃するのは
昨年の尺ヤマメを釣った時のあだむすパパさん以来

その後も馬平さんにはアタリがあるが
私には全く反応なし

しかししばらくたってやっと私にもアタリがあった

砂だらけになっちゃったけどデカいわ~
ニジマスです

比較的歩きやすく天気もいいし気分は良好

小さいニジマスもいて一安心

渓相もなかなかのもので
また近いうちに来てみたい

この日はクマの事を考えここは昼過ぎに撤収

小渓流エレジー

2012-05-17 | 環境

ここはもう二十年以上前に一度来たことがある
その時は橋から入渓しその前後を探っただけで
魚の顔は見ずに終わった

実はその後も十年ほど前に来ているのだが
下流部の小さな集落付近の流れを見ると
連続段差付きの完璧な三面護岸・・・
ゆえに竿は出す気になれず他の渓に行ってしまった

そして今回3度目の訪問になるのだが
それにはちょっとした訳がある

もう絶版になったであろう大昔の渓流釣りガイド本の目次に
この渓の名前が載っていた
改訂版は見れたがこの渓が載っている初版は読んだことがない
なので詳しいことはわからないが
いずれにしろ目次に載ってるということは
かつてここにはなにかしらの魚がいたわけだ

現在は果たしてどうなのか?
おそらくその本が書かれた頃には
下流部の護岸などはなかったのかもしれない
今回は橋から入渓しその上流部を探ってみた

平水よりはやや多目の水量だが
魚がいてもおかしくないポイントはいくつかある
しかしいずれからも魚の反応はない

そしてこの深いエグレ付きの一級ポイント

何かいてくれと相当粘ってみたが全くの無反応に終わってしまった
きっと昔はここに魚がいっぱい泳いでいたんだろうな・・・
などと想像しながら上流へ向かう

だが間もなく魚道無し砂防ダムに立ちはだかられてしまった
更に途中に入っている支流も砂防の連続の渓となっていた

砂防ダムの上流も覗いてみたが今回は覗くだけにしておいた
そのずっと上流には果たして今でも魚が棲んでいるのか
またはこの渓の魚は絶滅してしまったのか・・・

いずれ確認しに行こうと思っている

雪代との格闘

2012-05-06 | 環境

この日は行き先に迷ったが逃げ道を作りながらの様子見釣行
ということで北へ向かった
同行してくれたのはメンタル八割さん

今年は雪が多いので雪代が半端じゃないなと思いながら
現地下流部に到着してみるとやっぱり水量多すぎ

目的地に一応行ってみるも予想以上の豪流で早くも撃沈
車を降りることもなく逃げ道へと向かう

しかし途中の川の水量を見てもどうも怪しい雲行き・・・
第二の目的地に着きおそるおそる川を覗き込むと
増水は結構なものだがさすがに濁りに強い川だけあって
軽い笹濁りでとどまっている

普段は水が流れないところにも水があふれ
大変な状態にはなっているが
ところどころにある流れが緩む場所だけを狙ってみようということで
入渓し早速思惑通りニジマスGET

通常は川の中を遡行できるがこの日は全く無理
笹をこぎながら上流へ向かう

間もなく上流へ行くにはどうしても渡河しなければならない場所があり
まずそれほどでもないところでメンタル八割さんが仰向けに水没
引き続き渡河を試みたが途中でやっぱりやめた私が
岸へ戻る途中になんでもないところでつまづきうつぶせに水没

まあここは安全に行きましょうか
ということで入渓地点に戻り林道を歩いて
上流部にある支流に再入渓

ここは流れが結構激しく
流れが緩む場所は数少ないが
そういうポイントには必ず魚がついていて
反応もなかなかいい

しかししばらくすると周りに雪が多くなり
遡行困難状態となったので支流から本流へ移動

なかなか良いサイズのニジマスも登場し
数も結構釣れる

間もなく陽が高くなったせいかやや水量が増え
茶系の濁りが入ってきたので終了とした

ここは雪代が収まるちょっと前くらいのタイミングで入ると
いい釣りが楽しめそうだ