渓流IN北海道

釣り歩いた北海道の渓流を画像と共に語りたいと思います 環境を破壊し生態系をも変えてしまうムダな河川工事を無くしましょう 

M釣行2011-2

2011-06-29 | 環境

次に某草さんと向かったのは
私にとって昔から馴染みのある渓

しかし入渓した事があるのは
中、下流部のみで上流は未知

上の画像地点から初めてのエリアに入り込む

日曜日の昼からの入渓で釣り人も結構入っているだろうし
あまり釣果は期待していなかったが
早速ヤマメが飛び出してくる

上流では某草さんが思いっきりヒット中
この日一番の大物だった

私も小ぶりのイワナ

目がカワイイ

それなりに魚の反応があり
思っていたより魚との出会いがあった

そしてこのすぐ後に私の竿が折れた
まあ藪に引っ掛けただけだが
ちょっと値段の高い竿はデリケートでダメだ
やはり千円前後の竿がイイ

しかもその後折れた竿先が指に2箇所も刺さるアクシデント
この渓ではリタイア決定

ところが脱渓する地点が近くなるにつれ
ヨダレもののポイントが続出
しかし竿は出せず・・・

ここはやや悔いが残ったので
近々再訪したいと思っている

M釣行2011-1

2011-06-27 | 環境

某草さんと今年最初のマニアックテーマ釣行を敢行
彼に提案してもらったテーマは4つあったが
迷わずこの渓を選択した

どのくらい前かは定かではないが
この渓の下流部で単独で釣りをしたことがあった

その時は釣果はそれなりだったが
渓相が単調で水深もなく
やや面白味に欠けるエリアだった為
山間部に入ってからのこの渓を見てみたいと思っていた
それからずいぶん月日が経過してしまった

入渓すると早速ヤマメが顔を見せた
しかし釣り人の足跡は多くあとが続かない

その後なかなか良い型のヤマメが釣れたが
数は出ない

想像していたより穏やかな流れ
水量もやや少ない

流れが停滞しているところでは


産卵の季節のようだ


期待とは裏腹
魚の数は少ない
そしてイワナの姿が全くない

ところどころでは

が最初に出てくる

最初にコレということは
初めから魚がいないか
先行する某草さんが片っ端から釣り上げているか
のどちらかの可能性が高いが
時々追いつく彼の姿からは
そういう雰囲気は感じられない

結構遡行して分岐もあり
水量がかなり少なくなってきた

渓相も平坦のままあまり変わる気配がない
水量などの条件も悪そうなので
ここから上流はまた機会を改めることにした
イワナが全然いないのは意外だったが
条件さえ変わればまた新たな発見があるかもしれない






残雪の渓

2011-06-13 | 環境


久しぶりにHALさんとの釣行

寝坊する夢を見ながら待っていてくれたHALさん宅に
ほぼ予定通り到着

その夢には私も出演していたようだが
内容を聞くとあまりにも面白かったので
ここでは非公開に決定

そして予定とは少し違う渓に到着

水量はほぼ平水
渓のコンディションはなかなか良さそうだが
いつもここは少しだけ釣り上がらないと釣果も上がらない

しかしHALさんは高度なルアー技術を駆使して
強引に魚を引き出している

私は予定通り最初のうちは何も釣れなかった

2時間ほど釣り上がるとやっとそこそこ魚も反応してくれるようになる

HALさんは早々とバーブレスに変更し
爆釣モード
しかし彼はMSTが高いのでIJSは通用しない

実は私もその域には達しないまでも
本質的には彼と似ていると思っている
しかしクオリティは断然私の方が低い

訳のわからない話はこのくらいにして・・・


この渓は河川工作物がほとんどない
もちろん堰堤、砂防ダム類は皆無

なので今迄何度も訪れているが
それほどまでに奥を詰めた事はない

HALさんのアグレッシブさのおかげで
この辺りから未知の領域に入った
帰路を考えると「もうそろそろ」という文字が頭に浮かぶが
「この先どうなっているのか知りたい」がそれを上回った

そして時折良い型の魚とも出会える

下の方では大きくなりすぎのウドも
この辺ではちょうど良い感じ
天ぷら用に少しだけ自然の恵みをいただいた

目の前に突然雪渓が現れた
私にとってはあまり見かけない風景

雪渓を越えた向こうでHALさんも山菜モードになっている
体力的にもこの辺が限界だ

そして車まで休まずに一気に戻る
もうヘロヘロもいいところ

しかし到着してみるとのど元過ぎればでちょっとだけどっかに寄りながら帰りたくなる
HALさんもそのつもりだったようだ

そして寄った次の渓でも
短い時間だったが悪くない結果

天気も予報よりも良くなり気持ちの良い一日だった

2011 ヤマメ解禁

2011-06-02 | 環境

今年もヤマメ解禁の季節となった

近年S氏との釣行恒例となっており
今年も早々とお誘いいただいたが
諸事情により今年はパスさせてもらった

解禁日、とりあえず所用を済ませて午後2時
これから出かけるにしても場所は思い切り限られる

平日とはいえ大抵の河川には既に釣り人が入っているのは間違いない
あれこれ考えた末あそこなら釣り人はいないだろうと思われる場所へ向かった

着いてみると思ったとおり山菜採りの人は見かけても
釣り人は皆無、足跡もなくくもの巣まである

しかし魚も皆無・・・

やむを得ず本流へ出てみる

水量その他絶好のコンディションに見えるが
ここも魚からの反応はない

しばらく遡行してみたものの全然ダメだ

出発がやたら遅かったので粘ってみる余裕はない
この日だけはヤマメの顔を見ずに帰るわけにはいかないのだ

あの某草さんあたりならわからないが
通常の釣り人ならば本命河川にはしないだろうと思われる渓に移動

いきなりからアタリがある
一応釣り人らしい真新しい足跡はあるが朝のものだろう

最初のヤマメは5cmにも満たない超稚魚だった
自然繁殖している証であろう

ここは夏場になると水量が減りチョロチョロの流れになってしまうこともあるが
今日は違う

そしてところどころからヤマメが姿を見せてくれる

今日は未知の流域まで足を伸ばしてみた

どこまで行ってもそれなりにアタリはある

やがて真横から光が射してきた

今年は解禁日の釣りは無理かなと思っていたが
何とか来ることができて更にヤマメの姿もたくさん確認できた

やはり自然繁殖できている渓は素晴らしい

今後これ以上魚が自然繁殖できない渓を増やすことなく
既に遡上魚自然繁殖が不可能となってしまった多くの渓が
また昔のように大小の魚が元気に泳ぐ渓として復活することを
切に願いたい