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渓流IN北海道

釣り歩いた北海道の渓流を画像と共に語りたいと思います 環境を破壊し生態系をも変えてしまうムダな河川工事を無くしましょう 

湧水の渓

2008-01-29 | 環境
この川の上流部はどうなっているのだろう・・・
ずっと気になっていた

chuelさんにその話をしたら付き合ってくれると言うので
昨年の晩夏、とりあえず湧水地点まで行くつもりで出かけてみた

川の名前はあえて伏せるが
渓相があまりに独特なので行った事がある方は
すぐにわかると思う

ここは基本的にニジマスのみの川だ
数もそんなに多くない
あくまで魚より上流部の渓相を見る為の遡行だ

何尾かのニジマスに遊んでもらいながら
上流を目指す
入渓地点では広かった川幅も心なしか狭くなってくる

この川には支流らしい支流がない
しかし上流に向かうに連れ確実に水量は減っている
おそらく川底のあちこちから水が湧き出しているのだろう

そして遡行すること数時間
いきなり川が終わっていた・・・
湧水地点だ

水がボコボコと地中から湧き出している
水量がチョロチョロの沢の湧水は見たことはあっても
この規模の川の湧水は初めて見た
念のため湧水地点の向こう側にも行ってみたが
もうそこには川はなかった
紛れもなく川の源だ

思ったよりも早く目的地に着いた
まだ陽は高い

ならば次の川に行こう♪
そう決まった途端
二人は凄い勢いで川を下ったのだった・・・



晩秋の尻別川

2008-01-27 | 環境
朝日が渓を映し出す風景には
何か特別な爽快感を覚える

北海道で渓流釣りをしている人なら
知らない人はまずいない尻別川
しかし何度も見たことはあっても
私はここの本流ではあまり釣りをしたことがなかった

この日は歳は若いが尻別川を熟知しているchuelさんに
上流部の案内をお願いした
季節柄chuelさんの手には見慣れないルアーロッドが握られている

盛期とは全く様子が違うようだ
少しの間二人とも何も釣れないままの遡行が続く

しかしそんな状態においても川を知ってさえいれば
「あそこに行けばきっと何かは釣れるはず・・・」
という魚の溜まるポイントがわかってくるものだ
chuelさんが間もなくそういう場所があるからと耳打ちする

餌釣り不利の場所だったが小さいイワナが釣れた
この1尾が実に嬉しい
もちろんchuelさんも釣り上げている

この日は魚達の反応が鈍い分
周りの景色も楽しめた

そして入渓直後からずっと付きまとっている
獣臭が消えることはなかった
そんなこともあり深追いすることはせず早めに切り上げることにする

ここはまだまだ川が大きすぎ
今年はずっと上流へ行ってみたいと思っている
chuelさんは水流がチョロチョロになるまで奥を詰めているが
今後更に上流を目指しているようだ
その同行の大役は某熊よけルアーマンの方にお譲りするとして
私はそれより少し下流あたりを目指して頑張ろうと思う

やはり私のこの川においての主戦場は
今後も数々の小支流であることには変わりがない

武利川支流

2008-01-24 | 環境
水が真上から落ちてくる
こういう形状の滝、滝壺はそれほど多くは見ない

この日は冷え込みが厳しく
川原の石も凍りついていた
とても竿を出す気にはならなかったが
季節が違えば話は別
滝となって落下した水は
また小気味の良い小渓流となって
武利川へ向かって流れている

今年、藪に覆われてしまう前に
一度行ってみようと思う

二番川 5

2008-01-21 | 環境
昨夏かげまるさんと二番川に行った
春に訪れた時はここは濁りがキツく釣りはできなかった
(それがかげまるさん大ニジGETに繋がったのだが・・・)

冒頭の場所はこの川のウグイポイント
やはりウグイは流れが緩やかなところに溜まっている
渓流関係のHPやブログを見てもウグイ画像がUPされているのは
めったに見ないのであまのじゃくとしては積極的にUPしたい
(^^)

鱒科の魚は美しい姿のものが多いが
無地もなかなか魅力的だ
私にとってはどちらもかわいさには違いがない


かげまるさんとの同行回数は
昨年かなりの数になった
今までルアーマンと一緒に釣りに行くということはなかったので
いい勉強をさせてもらっている
そしてたった一年間にもかかわらず
私の最も同行回数の多い釣友となった

この川に関しては下流部の大型ダム工事の影響が心配だ
いつまでも魚が棲める環境に保ってくれるようお願いしたい

布部川

2008-01-17 | 環境
この川ははるか昔に釣りをしたことがあるが
昔過ぎてあまり覚えていない
多分釣れたのはニジマスだったと思うが
道路が近すぎて落ち着かないのが難点で
照れ屋の性分ゆえにすぐにやめてしまったのだけは覚えている
なにしろ某人気ドラマの撮影地が近く
当時から休みの日などは交通量が実に多かったわけで・・・

この日は時間が全くなく
写真だけになってしまった
今年は久しぶりに釣ってみるかな

早朝短時間釣行の渓 3

2008-01-16 | 環境
秋口になってμさんから「あの川の砂防ダムの上流に行ってみないか?」
と誘いを受けた
魚は間違いなく遡上できない砂防ダムだが行ったことはなかったし
上流がどうなっているのか見たいと思っていたのでちょうど良かった
時間は昼くらいから少しだけ(チョコ)ということだったので
早朝よりかげまるさんと他の川でウォーミングアップしてから
現地に向かう

少し遅れて着くとμさんは川の中で待っていた
そして上流へ向かおうとした時いきなりμさんにトラブル発生
上の画像はかげまるさんしかいないようにも見えるが
しっかりトラブル後のμさんも写っている

μさんがトラブルから復帰し砂防ダムを目指す

その手前で尾鰭の素晴らしい38cmのイワナが出た

砂防ダムを越えると渓流の中で私が最も嫌いな
風景が広がっていた
砂防ダムにより蓄積された泥でズブズブだ

釣りながら上流に向かうがやはり魚はほとんどいない
途中もうひとつ砂防ダムを越えて終点まで行ったが
3人とも1~2尾くらいしか釣れなかった

しかしそのエリアでこの日2回目の38cmが来た

砂防ダム上流では繁殖は難しそうだが
少ないながらもイワナは頑張っていた
しかし魚がいて嬉しい反面
棲んでいる環境を考えると複雑な心境だ

仲間が下流から上ってこれるようにしてあげたい・・・







早朝短時間釣行の渓 2

2008-01-14 | 環境
前回記事の釣行から1ヶ月もしないうちに
また行ってみた
実は前回あまり魚が釣れなかったので少し心配になっていた

題名とは違ってこの時は短時間釣行ではない
いつも通り林道を少し歩き橋から入渓する
そしていつも通り釣り下っていく

いきなり尺上がきた

その後もいつも通りにソコソコの型のイワナが釣れた

この川は上流に砂防ダムがあって
間違いなく魚は上流へは上れない
魚が釣れる区間はほんの僅かな距離だ

この日は下れるところまで下った
下流に行くと魚の型も小さくなり
木の枝には仕掛けがからまってぶら下がっている
釣り人も結構入っているようだ

この川上流にある3つの砂防ダムには心が痛む
魚達は狭い範囲での生活を余儀なくされているが
頑張って世代交代をしていってもらいたいと思っている



早朝短時間釣行の渓

2008-01-12 | 環境
昨夏μさんと朝チョコ釣りに行くことになった
出勤に間に合うように釣りを切り上げる為あまり遠くへは行けない
いくつか候補は考えていたが夜明け前μさんとの作戦会議で
実釣時間を二時間に設定し
一時間ほどで行けるこの川に決めた

ここは通常釣り下りをしている
下流から釣り上がれないわけではないのだが
ちょっと脱渓場所まで距離がありすぎる

μさんが先行、しかし魚はいるがあまり毛鉤に反応が良くないようだ
それに私もそうだが釣り下りはあまり好きではないらしい・・・

前回私一人で来た時の方が釣果は良かったが
20前後数尾と尺が一尾釣れた
この時μさんも釣ったはずだが正確な釣果は記憶が定かではない
しかし満足できる結果ではなかったようで
その後μさんは一人で再度この川に来て見事な釣果を残している

棲息するのはほぼイワナのみだが
規模的にも好きだし今年も当然行くつもりでいる川だ

二又川

2008-01-09 | 環境
このような川に来ると何となく嬉しくなる
藪もキツいし水量も少ない
好き好んで入る人はあまり多くはないだろう
大きい魚もあまりいないし・・・

でもヤマメはたくさんいた
2.7mの竿であちこち引っ掛けながらも
誘われるように奥に進む

たまにイワナも出てきた
魚の種類や大小は関係ない
魚の顔が見られることがとても嬉しい

どこまで行っても魚はいる
この川はおそらく護岸も堰堤もないと思う
そういう川は本当に心から安らげる

大昔、つらいことがあって泣きながら一人山奥の渓に行った思い出がある
そして自然や魚達や小鳥達に慰められて帰る時には半ベソくらいまで
立ち直っていたように思う
(^^)
今となってはもうそんなことはしないだろうが
渓にはとても恩を感じているし
いつまでも自然のままであって欲しいと心から願っている


道南の渓 3

2008-01-08 | 環境
ここもBOBさんに連れていってもらった川で
川の規模は小さくBOBさんの釣りの幅の広さが窺えた
同行したchuelさんはFFなのでそれぞれに向いた川をセレクトして
不公平にならないように配慮してくれたものと思う

この川の主はイワナだが3番手でも結構楽しめた
まさに川が生きているという印象だった

私は誰と同行してもマイペースゆえに大抵置いていかれるが(^^;)
こういう小さな川の場合はその方が場が落ち着くしその方がより良いと思う
そして3人ともルアー、FF、餌と釣り方がバラバラなのもいい

狙いすぎてタマにこんなのも

道南は昨年あまり行けなかったが
今年は懐かしい渓との再会も含めて
行きたいところがたくさんある
今から楽しみで仕方がない

道南の渓 2

2008-01-07 | 環境
ここは昨年BOBさんに連れて行ってもらった渓で
話には聞いていたがとにかく景色が素晴らしい

イワナもそれなりに釣れるし
BOBさんのルアーに大イワナがチェイスしてきたシーンは
とても印象的だった

しかしこの川には砂防ダムがあり
遡上魚がいない
それが残念だがこの川には一日中いても飽きないくらいの
魅力を感じた

上流部は熊の巣らしいが
また何度でも行ってみたい川だ

留宇別内川

2008-01-03 | 環境
ちょっと近くまで行ったついでに
シャレで留宇別内川に入ってみた
過去この季節に来た事はもちろんない

水は手が痛くなるほど冷たい
河原は氷でバリバリだし
小滝のところの石は凍ってつるつるで登りにくい

これでは魚の反応はないだろう・・・

とは思っていたが本当に何にもなかった

数百mで撤収

今度は緑の季節に・・・




道南の渓 1

2008-01-01 | 環境
皆様新年明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願い致します

ここは昨夏chuelさんと一緒にBOBさんに案内してもらった川で
私にとっては広すぎる印象だった

私の釣り流派ではこういう川だとポイントに投餌する時
あまり近づきたくないのに近づかざるを得なくなってしまう事が多くなる
長い竿を使えばいいだけだが嫌いなのであまり使いたくない
使っているのはいつも3m以内の竿だ

この日も2・7mの竿でメチャクチャな仕掛けで釣ったわけだが
何も心配はいらなかった
フライのchuelさんルアーのBOBさんの後の3番手でも
普通以上にニジマス、ヤマメ、イワナと釣れる

それも良い型のが多かった
特に驚いたのはヤマメ
これだけ良い型が揃う川には
近年あまりお目にかかったことがない
感動したのでヤマメの写真ばかり撮っていた

先行するお二人の気遣いや
入釣するタイミングなどもあると思うが
昨年釣行した中でも印象に残る川の一つとなった

下はヤマメの釣果の一部
これだけ釣れたら自分的には爆釣の部類
(^^)