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渓流IN北海道

釣り歩いた北海道の渓流を画像と共に語りたいと思います 環境を破壊し生態系をも変えてしまうムダな河川工事を無くしましょう 

落部川

2006-12-30 | 環境
「渓流遊び」
でこの川の記事を読んだ
ここはもうずいぶん前に1度だけ支流の釜別川に入ったきり行ってないな・・・
と考えていたら無性に行きたくなった
すでにシーズンオフだったがちょっと川を見るくらいのつもりで・・・
 
下流部は鮭の遡上が激しく最上流部に向かう
川はかなり細くなるがなにしろ初めての流域なのでよくわからない
入りやすそうな場所からテキトーに入ってみた
この下にはいくつも砂防ダムがあるから釣れるとしてもイワナだろう
上流に向かうと二股になって更に川が小さくなるので珍しく釣り下がってみた

やはり時期はずれのせいかほとんどアタリはなかったが
イワナが1尾だけ顔を見せてくれたwithブドウムシ

しばらく下ってもアタリがないので
下流の二段式砂防ダムあたりに移動してみる

それにしてもこの渓谷美にあって欲しくない代物だ
いつか是非壊したい

「渓流遊び」の画像と比べるとかなり水量が多いようだ
ということはイワナがいた上流部は普段はもっともっと細い流れなのだろう

この砂防ダムの下流部では全くアタリはなかった
いかにもいそうなポイントだらけなのに・・・

ここも来シーズン 今度は盛期に訪れてみたい


ラルマナイ川 4

2006-12-29 | 環境
先日午後に2時間ほど空きの時間ができたので
雨の中ラルマナイ川に向かう
途中で雨は雪へと変わってきた
有名な曲のフレーズを思い出したが
到着すると当然の如くミゾレになる(・_;)
まあこんなもんだ・・・夜更けすぎでもないし・・・

ウェーダーをはくといきなり左足が冷たい
中で水がチャポチャポしている
もうこのウェーダーもボロボロだ
だましながら使ってきたが
来春にはフィッシュランドで一番安いのを買おう

スタートがら左足がズブヌレ 上からはミゾレの展開となったが
川に入るとそんな事も忘れてしまった
アタリは全くないが竿を振るのが楽しい

しばらくして雪の上に足跡発見!
もちろん人の足跡だがそれをたどってみると途中林道から降りてきて
それなりのポイント巡っている
なんか足跡主の残留思念を辿るようでおもしろい
数日前のものだが同類項の人間がいるもんだなー
・・・と感心したが・・・そういえば・・・

この足跡はこの岩盤ポイントの名付け親のあの人に違いない・・・
途端にこの足跡に更に愛着心が湧いてきたが頬ずりするのは寒いので
やめておいた(^u^)

途中1度だけ魚のアタリがあったが釣れず それ以降は全くナシという結果だった
しかし魚が釣れなくても川歩きは楽しい
左足を筆頭に全身ズブヌレ状態で暗くなった林道を戻ったが
ほんの少しも辛いとは感じなかった





小川ノ沢

2006-12-28 | 環境
箸別川水系小川ノ沢
自分にとってはこの川が箸別川のようなもの
本流にはあまり行かずここに直行する事が多い
とにかく川の大きさがバッチリで渓相に変化もあり
気に入っている
普段はヤマメが主だが
時期によってはアメマスも・・・

雨が降っても比較的濁りにくく
文句なし・・・と言いたいが

本流分岐点から2キロあるかないかでこんな砂防ダムにぶつかってしまう
景観からいっても実に不快だ
もちろん魚道は無い
本流の上流部にも砂防ダムがあるが
ヤマメの繁殖にはこの砂防ダムは大きな障害になるのは確実

今朝の道新朝刊にも載っていたが
サンル川も運命の岐路に立たされているようだ
ヤマメの楽園が残されることを切に願う

登別川

2006-12-26 | 環境
気になる川というのはいくつもあるが
この川もそのひとつだった
初めて河原に立ってみたが
「あまりにも川がデカすぎる」という印象

トビが群れで飛んでいる
そしてやけに臭う・・・
理由はこれ

大量の鮭が遡上していた
帰ろうかとも思ったが来た以上は竿を出さないと・・・

案の定ずっと何もアタリはなかったが
晴天の河原を歩くのは気持ちがいい
でも長居をしようとは思っていなかったので
ここでやめようと
それなりの深みのポイントに餌を深く沈めると
根がかり・・・
はずれそうもないので切って帰ろうとしたら
外れた・・・しかし重い
大ゴミかなと思った途端に引っ張られた
ここの川底はすべるので危なく転ぶところだった
鮭を掛けちゃったかな・・・と思ったら
やっぱり水面に見えてきたのは70を越える鮭
スマンスマンと思いながら早く針を外すのに寄せようとした途端
ひと暴れされ簡単にラインが切れてしまった

しかし孵化場があるとは思うが鮭の多さには驚いた
温泉水が入って多少濁った水質だがまたの機会にTRYしてみたい
ここはルアーかフライだな・・・

白井川

2006-12-25 | 環境
豊平川支流白井川
この川は昔から知ってはいたけれど一度も釣ったことはなかった(と思う)
理由は魚がほとんどいない川だというイメージが強かったのと
やっぱり川が大きすぎるから・・・

しかし今年の夏場あたりにあちこちでこの川で結構釣れているということになっているので「ンナばかな」と思いつつ多分大量に放流したんだろうと勝手に解釈していたがやっぱしどうも気になるので行ってみることにしてしまった

行ってみると下流部には車が結構駐車されている
ならばどうせこの辺は川が広すぎだし上に行こう と上流を目指す
目指したのはいいが谷が深くなかなか入渓場所を見つけられない
やっとここならという場所がありテキトーに入ってみる


川は幅を狭めているし何となくいい感じだ
いかにもいそうな場所がたくさんある
が しかし 全くアタリらしきものがない
ここにいなかったらどこにいるの?というところからも
何の反応もない
やはり当初のイメージ通りだなと思ったが釣れているというのは
下流部の話
下流部には釣り人が入ってるようだし
今回はこれくらいにしておいてやろうと小樽内川に向かうことにした

しかし下の画像のようなところからも何の反応もないというのは異常だと思う

その後行った小樽内川の同じようなポイントでは魚がたくさん釣れました 

湯の沢

2006-12-23 | 環境
箸別川水系湯の沢
箸別川はもうずいぶん前から
1~2年に1回くらい割合で釣りに行っていて
本流域は中下流部は川が広すぎる為いつも上流部に入る
・・・がそれは2人で行った場合の話で
一人の場合はやはりそそくさと支流域にもぐりこむ

この湯の沢は川は小さいがタイミングが良ければ
型の良いヤマメが結構釣れる

多少雨が降っても濁らないので本流域が増水気味の時は
いい釣り場所になったりする楽しいボサ川だが・・・

そのまま遡行すると

こうなってしまう

これでは多少の増水があっても魚は上には間違いなく上れない
それに何でこんなブロック状のものを敷き詰めなければならないのか・・・
わからん・・・しかしこの上にも一応ヤマメではない魚はいます

この川は位置的に両側から禁漁河川に挟まれているせいか
ヤマメ狙いの釣り人が多く入るので
本流域でも型の良いヤマメは最近めっきり少なくなった



別々川 3

2006-12-22 | 環境
初秋の別々川支流
ここに初めて来たのははもう十数年前
別々川本流ではあまり魚が見られず
この川に迷い込んでみた

するといきなりイワナが釣れた
こんな所に・・・と感心しながら進むと
小さな落ち込み
倒木の陰
川岸の笹の下
いたるところから20cm前後のイワナが釣れてくる

この川はそれ以来
かわせみさんも記事に書いていたが
鍛冶さんの本でいう猟師の隠し玉的存在になった

今年久しぶりに来てみたが
あいにく鮭大量遡上中で全く釣りにならず・・・

また来年行ってみたいと思います

錦多峰沢川

2006-12-20 | 環境
先日覚生川に行ったついでに錦多峰川の支流であるこの川に寄ってみた
今年2度ほど来たけれど そのうち1回は増水で釣りにならず・・・
この川は本流同様流れが速い
しかし地味にニジマスが釣れる
この季節だからまだいいが
夏場は凄いボサ川となる

この日も小さめながらニジマスが顔を見せてくれた

川が小さいので大きな魚は期待できないが
少し上流に行くと川が土管の中を通っている場所があり
その落ち込みは少しだけ期待できるかも・・・

それにしてもこの川の本流との合流点がどうも気に食わない
下の画像の通り
いきなり階段状の魚道から始まる
この魚道は機能面では問題ないが
背景を含めて実に異様な光景だ
工場の中に入り込んだような気分にもなる

渓流釣りの趣など全くない
こういう川はこれ以上増えてほしくないものだ

盃川

2006-12-18 | 環境
変化に富んだ渓相の一本川
川沿いに林道があり入りやすいので人も多く
ヤマメ ニジマスがいるけれどそれほど多いとは言えず
比較的小型のものが多い

しかし穏やかな流れやダイナミックな流れが繰り返される見事な景観なので
魚がそれほど釣れなくても自分的には十分楽しめる場所


ここはいつも2~3時間くらいしか釣った事がなく
一度ゆっくりと釣ってみたい川のひとつ

そして上流部は見たことがないので
来年は是非行ってみたいと思います

覚生川 3

2006-12-17 | 環境
前回は気温が比較的高かったけど
今日はかなり冷え込んでいる
しかし気温が低い条件でどうなのかというのを確認してみたくなり
再度覚生川へ
今日あたり雪が降るという話もあったが相変わらず積雪はない
雪も降ってない・・・けど 寒い

前回ほどではないけれど まだいくらか食い気はある様子
またイワナが何尾か遊んでくれる

前回良型が釣れた場所ではアタリはあったがかからず・・・

しかし次のポイントではまたいいニジマスが出た

この季節になっても釣りになるとは正直思っていなかった・・・

川様 魚様 本間様ありがとうございます
本当に感謝します
来年もよろしくお願いします
m(_ _)m

別々川 2

2006-12-16 | 環境
今年久々に別々川で釣りをした
川に出る道を結構知っているつもりが十年以上たつと変わるもので
(単に忘れてしまっただけかもしれない)
少し迷ったヽ( ´ー)ノ
草木の生え方がまるで違う 河原の広場も草だらけになり
やたらと狭くなってしまっていた

入渓し上流に向かうが相変わらず魚は少ない
小さなヤマメが時々釣れるくらいで 渓相も比較的単調だ

すると前方に怪しいものが・・・
苫小牧本間さんのブログにも紹介されていたスリット式砂防ダム
やたらと横に長く大きい
こんなものは以前には間違いなくなかった
魚の遡上には影響はないとはいえ
こんなものは税金の無駄だ
といいながらこのダムの深みでヤマメを数尾釣る

このダムの上流あたりから川は少しだけ変化のある
面白い流れになってくるが変わらず魚は少ない

それでも時々はヤマメが釣れる

去年の別々川の記事にも書いたけれど
ここは今までで一番大きなヤマメを釣った川なので
とても思い出深い川・・・

それは十数年前の11月半ば
平日の仕事帰りの夕方
大雨の中 着替えるのが面倒でネクタイ締めたままウェーダーを履き
ズブヌレになりながら釣りを強行し
重いアタリに鮭かなと思って岸にずり上げると
精悍な顔をしたギザギザの歯の立派なヤマメ
この時は嬉しくてつい持って帰ってしまいました
別々川に魚が少ないのはこれが原因かもしれません
すいませんでした m(_”_)m





覚生川 2

2006-12-12 | 環境
本日所用で苫小牧へ
運転していて札幌と比べて雪が異常に少ない
気温も3度ある
午後から2時間ほど時間があるので
川に行かない手はない
どこにしようか迷ったが
この季節だし魚が釣れるかどうかもかなり疑問なので
夏場に良型を1尾バラシた経緯のある覚生川に向かった
夏場に来た時よりも水量が少ない
何よりも水が冷たい
周囲はボサだらけだが雪はほとんどない

入渓してすぐ小さいアタリがある

ヤマメが釣れた
ヤマメは低水温だと就餌活動はしないと思っていた
今年は新たな発見が多い
続けてイワナが程よく釣れる
先日の雪のラルマナイ川とは別天地に近い

夏場に失敗したポイントからは何も出なかったが
その次の場所で30オーバーのニジマス

リリース後の同ニジマス

そして30ちょうどのアメマス

その後同サイズのニジマスと続いた
この川ではMAXに近いサイズだ

日没まで一時間ちょっとの釣りだったが
釣果的には盛期に劣らない
この季節にこういう釣りのできる苫小牧は素晴らしい

蛯谷川

2006-12-11 | 環境
全くの小河川で短い急流
至る所でイワナが釣れる
しかし川が小さいだけにイワナもそれほど大きくなく
20cm前後まで
盛夏の状況はわからないけれど
おそらくボサボサ状態で見通しも悪く
釣りをするなら春か秋だろう

それにしてもこういう海に直接繋がっている小河川に
魚がいるというのは嬉しい事でこのような場所では
ちょっと釣りを楽しむくらいに抑えておきたいもの

知床や日高の小河川では乱獲により魚が絶滅したところもある
また釣り人だけではなくワケのわからない河川工事で魚がいなくなった川も
たくさんある

こういう川はちょっとした環境の変化でも敏感に反応してしまう
そして釣れた魚はできるだけリリースよろしくお願いします
m(_ _)m




ラルマナイ川 3

2006-12-09 | 環境
先週に引き続きラルマナイ川に向かった
先週μさんが釣った通称「岩盤ポイント」をどうしても見たい
そして釣れたということはこの時季でもまだ魚に餌を食べようとする気があるということでありそれから一週間くらいでその「食べる気」が全く消えうせてしまうとも思えない・・・すると釣れる可能性はまだあるはず・・・という安易な気持ちだったが到着してみると当然の事だが先週より雪が多い
川に立っても明らかに先週とは違った

そして先週もやったいかにもいそうなポイントを探ってみるが先週と状況は全く同じでどこもダメ やがて岩盤ポイントらしき場所が見えてきた

これが有名な岩盤ポイントか・・・
見る限りでは魚の姿は確認できない
ま、試しに・・・と第一投
その瞬間
川の中を黒い物体が動いた
餌に向かって動いたのではなく投げ込んだ餌に驚いたようだ
推定30~40はある
更に第二投・・・また動いた
こういう魚はまず釣れない でも魚を見ることはできた
μさんは15分ここで粘ったそうだ
その後何度も探ってみたがアタリはナシ
その15分も経過してしまった
ここで釣れなかったら帰ろうと思っていたが
μさんがその少し上でオショロコマを釣った事が頭をよぎり
もう少し上流のそれらしい場所までいってやってみたが全くダメ
鼻水も出てきたし魚も見れたことだし
また手袋をしてこなかったので手もやたら冷たいし・・・
帰ろうと思ったがどうも諦めがつかない
この際もう嫌になるまでどこまでも行ってみよう・・・
そして更に上流に向かう
この時季の魚は深い場所でじっとしているはずなのでそういう場所を選んでキャストしていたがこの際ポイントと思われる場所全てにキャストしながら上っていった
しばらくは何の反応もなかったが半ば諦め気味に投げた場所で明らかに魚のアタリ
「え?」という感じで合わせるとググッという結構な手応え
水面でかなりの勢いで暴れている そしてかなり岸まで寄せた時急に手応えがなくなった・・・痛恨のバラシ!その上結構デカかったのに・・・
油断していてしっかり合わせられなかった事を悔やんでももう遅い
しかしこんな浅めの場所で出るとは思わなかった

気を取り直して隣の同じような場所に投げるとまた一発で来た
今度は軽いがちゃんとかかった

20チョイくらいのニジマス
あー良かった
しかし何でこんな所にいるのかな?
そして更に隣の同じような場所に投げるとまた一発で来た
何なんだここは・・・

こんな時季にこんな場所で3回も続けて一発で食ってきた
一尾はバラしたが二尾も釣れた
二尾目もニジマス 一尾目より少しだけ大きい

ありがとうね お礼に顔アップも載せておくからね

今日は未練がましい性格で良かった・・・

  

紋別川

2006-12-07 | 環境
あの紋別川ではなく
あの紋別川でもない
あの紋別川
中下流域はわりと平坦でこの写真の中流域は特に平坦
そしてここのすぐ上にある砂防ダムの上もしばらく平坦
あまりにも浅すぎてワクワク感はない釣り場だが
約10センチほどの水深のどこに投餌してもアタリがある
釣れてくるのはほとんどイワナ
十数センチの小型のものばかりだが魚は濃い
入渓しやすく歩きやすく
川の中に横になっても溺れる事ができないファミリー向けの川だが
この流域はとても変化に乏しい
釣趣を求めるならうんと下流か
砂防ダムよりずっと上流がいいと思う
夏の水枯れには注意の川です