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渓流IN北海道

釣り歩いた北海道の渓流を画像と共に語りたいと思います 環境を破壊し生態系をも変えてしまうムダな河川工事を無くしましょう 

ヤマメの渓探索(回想)

2010-03-30 | 環境

この水系にはたくさんの支流があるが
入渓しやすいせいもあり
この渓に入る事が多い

比較的流れが緩やかな平渓で
夏場は渇水しやすいが
とにかくヤマメが多く生息している

ここではヤマメ以外を釣った記憶がない
そして普通に川原を歩くと
いたる所で魚影が走る

林道は川沿いにかなり奥までついていて
どこからでも入渓できる状態

そんな環境でもヤマメがたくさんいるのは
やはりこの渓には砂防ダムなどの工作物がなく
海と直結している健全な渓だからであろう

天気はあまり良くなかったが
たくさんの魚が確認できると心の中は晴れ

竿はところどころにしか出さない
数尾のヤマメを見れたらそれで十分だ

昨年もこの渓で数時間の散歩を楽しむことができた
今年は行けるかどうか・・・

と言いつつ実はこの周辺は行きたい渓だらけ
行かないわけにはいかないだろう

笹濁りの渓3(回想)

2010-03-25 | 環境

上流域では魚の姿を確認することができなかった
そして数キロ下流に下っての再入渓

今度は川も大きく3人で連なって釣り上がる

入渓地点で早くもアタリがあった
上流域とは状況が全く違う

前記事でいただいたiwana47さんのコメントで
中間に滝が二つあることがわかった
ほぼそのせいと考えて良さそうだ

天気はあまり良くなく
ややモヤがかかった状態だが
それがまた何となく幻想的でいい

やがて川は二股を迎える
左側の流れが先刻釣っていた魚を確認できなかった上流域へと
続くのだろう
ここはそちらへは行かず右の流れへと進む
(先行の二人の足跡がそちらに向かっていた為)

前を行く二人が釣り過ぎなのかそれほど多くの反応は見られない
しかし比較的浅めの流れを探っている時
ガツンというアタリがあった
そしてグイグイと深みへと引き込まれる

相変わらずの変てこな仕掛けの為切れることも覚悟したが
浅い流れだったのが幸いし何とかランディング

太った50UPのイワナだった
特に大きい魚を狙っているわけではないが
タマにこんなのと出会えるのも嬉しいものだ

そしてそこからやや上流で二人が待っていて
そこでタイムアップ
川通しで入渓地点まで戻る

今年はこの水系のまだ見ぬ流域を
歩いてみたい


笹濁りの渓2(回想)

2010-03-22 | 環境

この水系はかなり奥が深い
支流もたくさんあり未踏の地だらけだ
その中でも特に気になっていた流域があった
そこに沿って走る林道を3人でひたすら上流へと向かう
そしてやっと適当な入渓場所を見つけ川原へ降りた

なんかいきなり釣れてしまいそうなポイント・・・

しかしここからは反応ナシ
chuelさんは上流へ
あだむすパパさんと私は下流へ

下りは少しの間は小ポイントの連続
ここは無反応
そして間もなく三叉路に出る

ここからあだむすパパさんは上流へ向かい
私は下流へ
合流点の立派なポイントも無反応

釣り下ると大小のポイントの連続となる
大場所出現の度に
ソロソロ来るかな・・・
と竿を出すがことごとく全くの無反応が続く

飛び道具向きの大場所も沈黙・・・
下流に何か障害物でもあるのだろうか

この状態だと上流へ行った二人も早めに切り上げるはずと思い
再度竿を出しながら入渓地点へ戻った
しかし何度竿を出そうが無反応
魚の姿も見かけない

仕事柄なのか体表現で結果を知らせるOGなあだむすパパさん

間もなく上流からchuelさんも戻ってきた
全員結果は同じだった
いかにも魚がいそうな渓相なのに何故だろうか・・・

どうも納得がいかないということで
今来た道を数キロ下った辺りから再入渓してみることになった・・・

笹濁りの渓(回想)

2010-03-19 | 環境

昨年夏、あだむすパパさんとchuelさんの3人で
某有名河川へ向かった
狙いは基本的にイワナ、ニジマス
ヤマメはこの流域では見たことがない

この日も相変わらずなかなかDYなあだむすパパさん
chuelさんも相変わらずの足の速さですぐに姿が見えなくなる

入渓早々に釣れた型の良いニジマス

ここは魚の数は特に多いとは感じないが
支流域も含め時折大物が出る侮れない渓だ

雨でやや笹濁りの状態だが極端な増水もなく
なかなかコンディションはいい

イワナ

そしてタマにQちゃんも姿を見せる
この季節のQちゃんは銀ピカで綺麗だ

この流域はほぼ川沿いに林道がある
しかし崖となっている所が多いので
入渓場所は限られる

釣り上っていくと数台の車が上流へ走って行った
何となく嫌な感じがしたがやはり間もなく上流から
chuelさんが戻ってきた

途中から別の釣り人が入ってしまった
この日はずっと上流まで行く予定だったのだが
3人でその釣り人の後をぞろぞろと付いていくわけにもいかない

なかなか良い滑り出しだっただけに少し残念だったが
協議の結果3人とも行ったことがない同じ水系の未知の流域に
行ってみようということになった

そうと決まるとまたあれこれ想像して
楽しくなってきた・・・

予定変更の渓(回想)2

2010-03-15 | 環境

chuelさんと私は他のメンバーと別れ別水系の渓へ向かった
もちろん予定の行動ではない
しかしあのまま5人で釣るには少し渓のスケールが小さすぎる

今回の入渓ポイントは支流を下って本流に出るコースを選択
この支流、私は昔脱渓に利用したことはあるが入渓するのは初めてだ
水量は結構ありここでも釣れるように見えるが
この支流にはほとんど魚はいないと思う

本流に出て早速イワナが飛び出してくる
chuelさんは歩くのが速すぎてすでに私の視界からは消えていた
ただひたすら石の上に残された足跡を追う

だが釣り上がるにつれ頭の中は?マークだらけになってきた
通常なら2~3ポイントに1尾くらいのペースで釣れるはずが
ほとんどアタリがなくなってきた
先行しているchuelさんが爆釣しているならわかるのだが
そんな気配もなさそうだ

場を休ませる為に
石に座って何度か間をあけてみたが
状況は変わらないし
そんなに頻繁に釣り人が入っている様子も無い

でも考えてみればこの流域も半ば閉ざされた場所
下流にも上流にも人工工作物があり
それぞれ魚道も無い
魚達にとってはかなり不自由な状態だろう

間もなくchuelさんに追いついたが
chuelさんもあまり釣果がなかったようだ

その後のこの渓が気に掛かるが
幸いそれほど遠くもなく毎年のように訪れる所だ
今年も様子を見に行ってみようと思っている

予定変更の渓(回想)

2010-03-12 | 環境

昨年夏、5人パーティでイワナの秘渓に向かったが
生憎道路が通行止めとなっていた
だからといって諦めてゾロゾロと帰るわけにはいかないので
比較的近い魚がそれほど多くない渓に変更

上流へはあだむすパパさん、yamameさん、chuelさん
下に下るのは私と釣野さん
渓相はなかなか良く
魚がいそうなポイントはたくさんあるが
予定通り全然反応がない

流れに変化があり
景色を楽しむには最高だが
魚の顔が全く見れないのはさびしい

約束の時間で脱渓したが
上流組もダメのようだ

ならば多分少しくらいは釣れると思われる下流へ移動

そう思うなら何故初めから下流に入らなかったのかは謎

今度は全員で上流へ向かう
私は4人釣った後の最後方をゆっくり進む

それでも少しだけ場を休ませると
タマに残った魚が顔を見せてくれる

BCSでISなあだむすパパさんはネックとなるが(^O^)
先行の4人ともに流派がフライフィッシングなので
フライでは狙いそうもないポイントを重点的に攻めると
型は大きくないがソコソコ釣れた

そのうち先行の3人は全く姿が見えなくなった
かろうじて遠くにchuelさんが見えている状態

僅かに電波が通じていたので上流組に連絡してみると
結構釣果が上がっている様子
そこで上で待っていてくれたchuelさんと協議の結果
車2台で来ていたのもあってここで脱渓し
二人で別水系の支流へ行ってみることにした

この渓、季節と場所によっては
大物がたむろしていることがある侮れない渓でもある

試練の山岳渓流(回想)

2010-03-09 | 環境

この釣行の前日は風邪気味だったが
某猫さんと軽く釣りに行ったり
某Gさんに会いに行ったりしてるうちに
すっかり熱は下がり
鼻水や咳は取れなかったものの
体は軽くなったように感じていた

この分ならと翌日予定通り
約束していたあだむすパパさんと出発

早朝の渓流にはもやがかかっているが
天気はそんなに悪くなさそうだ
勾配がキツく体調的に遡行に若干不安はあったが
何度も訪れている渓だけに大丈夫と思い込んだ

大岩の間で早速魚をGETしているあだむすパパさん

型は小さいが私も数尾のイワナの顔を見ながら上流を目指す

やがてかなり高低差の激しい流域に突入
この辺りから体が重く感じ始めていて
いつものようには歩けなくなってきた
時間を決めてパパさんにはどんどん先に行ってもらい
私は後からゆっくりと釣り上がる

しかしついに時々石に座って休まないと
歩けなくなってきてしまった
やはり体調が悪い時に激しい運動は良くない・・・

でもそんな状況下においても釣りは楽しい
辛い分以上に楽しけりゃ問題ないと言い聞かせて
更に上流へ向かう

約束の時間が近づきやっとパパさんが待っている場所までたどり着く
大物は釣れなかったものの数的にはそこそこの釣果だったようだ
あとは今来た渓を下り途中から流入している渓を覗いて戻る予定

しかし戻りの事を考えたらそこまで一緒に行ってしまうと
とてもパパさんと同じ速さでは歩けないので
私は一足先に入渓地点まで戻ることにした

ところが車でパパさんの帰りを待つつもりが
休んではフラフラ歩きの繰り返しであっさり途中でパパさんに追いつかれてしまい
そこからは歩調を合わせてもらうハメに・・・

釣行時、特にこのような遡行に体力を必要とする山岳渓流では
体調不十分の見切り発進は禁物だ・・・
次回は体調万全で臨みたい

階段のある川(回想)

2010-03-05 | 環境

昨年夏かげまるさんと階段のある川へ向かった
単に入渓時に階段を降りるというだけの事だが
これが結構長く
行きはともかく帰りは辛いという
とても印象的な階段だ

入渓地点から少し釣り上がると
上の画像のようにところどころ自然河川となるが
しばらくは下の画像のような趣に欠ける状態が続く

両岸護岸で低い人工的な段差の連続という
雰囲気がまるでない場所だが魚はいる

魚種はニジマスがほとんど
かげまるさんは図ったように尺上のニジマスを釣っている
その傍らで私は図ったようにカジカを釣る

しかし低い堰堤や川底ブロックなどの箇所を通過するたびに
魚の影は薄くなり下の画像のようにいかにも魚が付きそうな
趣のある自然河川流域まで行くと魚はほとんどいなくなった
それらの堰堤が低いながらも魚の往来を考えた構造にはなっていないのが
その原因で間違いない

魚達の意向はわからないが
棲みにくそうな場所に魚が多く
棲みにくそうな場所に魚がいない
なんとももどかしい川だった

期待外れの流域(回想)

2010-03-03 | 環境

昨年、釣野さんとご一緒した渓
天気はそれなりに良く
水量もなかなかいい感じだ

これはたくさん釣れてしまうかも・・・
と思ったが予想に反して魚からの反応はわずか
いつもなら必ず反応がある場所もダメ・・・
ロケーションは最高なのだが・・・

ところどころで20cmクラスのイワナが姿を見せてくれるが
今までのこの渓の実績からすればもの足りない

しかし渓の状態は常に目まぐるしく変化しており
いつも同じということはあり得ない
例えば水温の変化により魚は大幅に移動したりする
先週あれほどいた魚が今週はほとんどいないというのも
よくある話だ

私はそういうことをあまり深く掘り下げて考える方ではないが
ある程度の考慮がないとハズレが多くなる
でもこの日は釣果的にそのハズレの部類に入ってしまうだろう

この流域は単車ならともかく
普通の四輪では入り込むことは難しい
そんな場所ゆえについ良い結果を期待してしまう・・・
だが汗をかきながら数キロ歩くも結果に恵まれず
うなだれ気味に戻ってくる時でも
実は心の中で次回の釣行に向けてのヒントが見つかったような気がして
若干ウキウキしていたりする
そして妄想をどんどん膨らませてニヤニヤしていたりする

楽しくない釣りなど存在しない
もしあるのならとっくの昔に釣りはやめていただろう