渓流IN北海道

釣り歩いた北海道の渓流を画像と共に語りたいと思います 環境を破壊し生態系をも変えてしまうムダな河川工事を無くしましょう 

見慣れた渓の見知らぬ流域(回想)

2009-03-31 | 環境

今迄何十回と通った川だが
この上流域だけは何度も想像はしていたけれど
一度も足を踏み入れた事がなかった

chuelさんに同行をお願いしての釣行
天気は雨模様だったが釣りに支障はない
初めて見る景色に感動しながら遡行していく

魚は多いという程ではないが
そこそこに釣れる

釣れる魚種は

この3種

それなりのポイントでは
スピード的に一番上の魚種から順番に釣れてくる

それにしても渓相が素晴らしい

変化に富み魚の隠れ家もたくさんある
しかし同時にここは既にヒグマの通り道でもある
地元の人にもあそこはあまり行く人がいないよと脅かされた

chuelさんは相変わらず足が速く
入渓して間もなくその姿は上流へと見えなくなった
景色は素晴らしいが薄暗い天気のせいで雰囲気は良くない
鈴を鳴らし時々大声でわめきながら上流を目指す

何時間釣り上っただろうか
やっとchuelさんの姿が見え
両岸が壁の流域となる

そしてここのすぐ上は
軽い函となっていて川底にはサクラマスと思われる魚体が
定位していた

ここをヘツり上流へ行こうと思いトライしてみたが
雨で岩が濡れていていかにも転落しそう
chuelさんもこれ以上上流へ行く気はない様子

上流への未練は残ったが満足の釣行だった
次回は大高巻きしてでも更に上流へと足を進めてみたいと思っている




WRCの渓支流

2009-03-30 | 環境

記事UPの順番は前後してしまったが
先々週WRCへ行った時にゆいのじじさんと
シェルパのGさんを本流に残して一人この支流に寄り道した

以前から行ってみたいと思っていた支流だったが
想像していたより小さい川だ
でもまあとりあえず何か1尾釣れるまで行ってみよう・・・

しかし歩き出して少しの間は浅く単調な流れが続ていて
魚の居場所が見当たらない
数十mで何か釣れて引き返す予定が百m以上行ってしまった
そこでやっと

一人なら当然更に上流に行くところだが
そうはいかないので即刻引き返す

この川、夏場は相当藪がキツそうだ
秋から春にしか釣りにならないかもしれない

でもこの奥がどうなっているか
ぜひ見てみたいと思っている



千歳川支流五

2009-03-29 | 環境

この川は実に馴染みのある川だが
今回は今迄入ったことのない流域に挑戦

しかし護岸といかにも単調な流れが延々と続く
そんな中でちょっとだけ流れが変化しているポイントでは



が出てきた

でもかげまるさんも私もあまりに単調な流れに嫌気が差し
強引に護岸を這い上がり脱渓
ゆいのじじさんがいる入渓地点へ戻る

すると車の中に待機していると思われたゆいのじじさんがいない
周りを見渡すと下流の方で一心不乱に竿を振っている姿が目に入った

爆釣している最中のゆいのじじさん(右上)

そんなに釣れるのかとかげまるさんも私も竿を出してみたが
やはりゆいのじじさんが釣った後では全く釣れなかった(^^)

最後は上流部に移動し軽く流してみたが
三人ともアタリ無し・・・

水もかなり冷たい
もう少し暖かくなってからまたのぞいてみたいと思う

千歳川支流四

2009-03-27 | 環境

ここは度重なる河川工事で瀕死の状態になりながら
河川環境を考える方たちの努力でやや蘇ってきた

積極的に釣りをしたいと思うロケーションではないが
近郊では数少ないバイカモの川
通るたびにちょっと覗いてみたくなる

ここでも1尾でいいから魚の顔をと思っていたが
多分魚がついているだろうと思われる場所からも
何も反応がなかった

かげまるさんにだけがアタリがあったが
その姿を見るまでには至らなかった

その後かげまるさんが上流まで暴走し
ちょっとした溜まりで魚が群れているのを確認してきてくれたが
結局ここでは誰も釣れず・・・

この川、元々は違ったのだと思うが
流れが比較的まっすぐの部分が多い
魚達にとっては棲みにくそうだ・・・



千歳川支流三

2009-03-26 | 環境

この川は名前だけは知っていたが
今迄なかなか行くきっかけがなかった
ゆいのじじさんはともかく
ルアーのかげまるさんにはちょっと酷な川だが
強引に付き合ってもらった

川幅はご覧の通り狭く水深もない
しかし川を歩いていると時々足元から
魚が走るのが見える
一応狙ってみるのだが釣れない

住宅街の中を流れる川だが
川の周りには木がたくさんあり
川自体をコンクリートなどで固めていないのがいい
釣れなくても魚はいるし嫌な気持ちにはならない

ボサの上から提灯ルアーを試みるかげまるさん
まるで道北の雪代ヤマメ釣りの風景のようだ

橋から橋まで一区間釣ってみたが
何も釣れず・・・

さっさと脱渓するかげまるさん

しかしその傍らでは
ゆいのじじさんの
「釣れたよ~」の声

あんな難しいポイントで
強引に魚を引っ張り出すとは
大変恐れ入りましたm(__)m


千歳川支流二

2009-03-25 | 環境

この川は夏場はかなりの藪になるので
笹が寝ている今の季節の方が釣り易い
林道はまだ雪の下で行き止まりには先客の車があり
予定変更して下流部での釣りになった

流れは浅く比較的単調だが
ところどころにいいポイントがあり
狙いは絞りやすい
1尾釣れたらOKと思っていたところにきた1尾

入渓地点に戻ると

ゆいのじじさんとかげまるさんが
「小さい川においてルアーで魚を釣る技術」
について談義中・・・

そのルアー技術を実証する為に
かげまるさんはこの後小一時間ほどかけて
住宅街まで釣り下がり執念で1尾GETして戻ってきた
お見事!




湧水の渓2

2009-03-24 | 環境

ゆいのじじさんかげまるさんと近場へ行こうという話になったが
車で走り出しても行き先が決まっていない状態
ならばと勝手にこの川へ・・・
もしかすると時期的にニジマスが上って来ているかもしれない

釣りをメインに考えると
こういう広く浅い川はあまり好きではなく
しかもポイントらしいポイントは極端に少ない
更にこの日の水は実に冷たかった

ただここは普段行っている川と比べると
かなり異質な景色が楽しめる

昨年の冬にUPした夏場の風景とはまるで違う

結局かげまるさん以外は魚の姿を見ることができなかった

また気が向いた時にでもちらっと寄ってみよう

WRCの渓3

2009-03-20 | 環境

今日はゆいのじじさんとシェルパのGさんと
WRCへ

普段の行いが悪くここ一週間ほど足の付け根痛に悩まされているが
構わず強行
川までの歩きの間も結構苦しい・・・

相変わらずこの流域は魚が少ない
しばらくは3人とも何のアタリもなく上流へ向かう

間もなくシェルパのGさんの声が上流から聞こえた
何か釣れたようだ

足元に大きい魚を横たえて余裕のGさん
ニジマスは触れるので手袋ははずしても大丈夫のようだ
(^^)

私にも綺麗な模様のヤマメが釣れた

続いてゆいのじじさんも何か釣れた模様

陽が高くなるに連れアタリもそれなりに出てきた
しかし決して魚が多いとは言えない

それにしてもGさんは釣りをしながらずっと喋っている
主にポイントの事前解説、自分の釣りの実況中継、釣り終えたポイントの解説等だがタマに鳥や鹿の鳴きまねもしている

それをゆいのじじさんに話したらウチの兄貴と同じだと言う・・・
ではその兄貴とシェルパのGさんが二人で釣りをしたらどんな状況になるのか?などと想像してみた・・・異様な感じもするが結構面白いかも・・・

いやらしいポイントを攻めるシェルパのGさん

後半は体がキツくなってきたが
ゆいのじじさんも疲労気味のようで
二人で超スローペースで釣り上がる

そんな中釣れた30オーバーのニジマス


車から降りて歩く事8時間
最後は結構ヘロヘロになった
脱渓点近くでゆいのじじさんを待つシェルパのGさんと
幽霊のように現れたゆいのじじさん(左端)

次回は再度クマ発見エリアに挑戦してみたい





千歳川支流

2009-03-18 | 環境

一年ぶりくらいにこの川へ行ってみた
林道は冬期間途中までしか除雪されていないので
とりあえず行ける所まで行って雪を漕いで川に入る

時間もないしとにかく1尾でも魚の顔を見れればいいと思っていた

天気は良くないが水量は普通だし
この川のイメージ通りなのだが全くアタリが無い

ただ水温は結構低そうだ
魚はみんな上流に避難しているのだろうか

結局一度の魚信も感じぬまま竿が折れた

先っぽだけでやるには短すぎるので
やむなく撤収

1回だけ小さい魚が走るのを見たので全くいないわけではないが
いつもならこの季節でも問題なく釣れるはず・・・

気になるので近々また行ってみようと思う

尻別川支流十二(回想)

2009-03-17 | 環境

かげまるさんとchuelさんとの釣行
この時は何故かchuelさんと私が一緒に行き
現地近くのコンビニでかげまるさんと待ち合わせて
車二台で川へ向かった

chuelさんは事前に単独でこの川へ入っていて
その時いけなかった上流域を一緒にという話になっていた
私もこの川へは何度か行っているが
こんな上流へ行くのは初めてだった

結構高低差がある
chuelさんはもしかしたら全然釣れないかもしれないと
聞かされていたがそう言い放った本人がイキナリ良い型のイワナを釣り上げた
この日のテーマは「あの流域に魚はいるのか?」だったが
釣り始めて一分もしないうちに答えが出てしまった
「行ける所まで上流域探索」にテーマを変えて遡行開始

かげまるさんはこの頃腰の調子が悪く
今回はリハビリを兼ねた釣行だったが
見ている分にはそれを感じさせない

なかなか良いポイントを前にして
早く釣らせろ!と背中で語るかげまるさん

案外魚は多い
浅いところでは魚が走るのがよく見える

渓相もかなり変化に富んでいて
なかなか面白い流域だ

トリカブトもあちこちで
綺麗な花を咲かせている

この辺りでかげまるさんが芸を披露した
私は見ることができなかったが
綺麗な弧を描いてのコケ芸だったようだ

目の前でその芸を披露され
ツボにハマりしばらく動けなくなったchuelさん

それにしても思っていたよりずっと景色がいいし
魚も多い

しかも案外釣りやすい

どう考えても腰が痛いとは思えないかげまるさん

次々と魚をヒットさせている

chuelさんもかなりの数のイワナをヒットさせていた

中には結構良い型も・・・

渓相も少しずつ上流域を感じさせるようになってきた

こんな所では魚が泳いでいるのが丸見えだった

確か彼らはこの日が初対面だったはずだが
すっかりマブ(古)と化していた

それから間もなく曲がり角で二人が立ち止まり
上流を眺めながら写真を撮っていた

見ると凄いナメ滝だ
しかも結構長い
これは魚の棲息環境の分岐点になるかもしれない

このナメ滝の上流部から
急に雰囲気が変わってきた

川幅が狭くなり木々のカバーも多くなる

魚はいないわけではないが
一気に数が少なくなった

そしてこんな場所でも魚の姿が見られなくなってきた

魚が釣れなくなってくると
やはり疲れを感じるようになってくる
しかもここには林道がない
帰りは川通しだ
chuelさんは何かを叫びながらどんどん上流へ行ってしまったが
魚は釣れないしすぐ戻って来るだろうということで
かげまるさんの「ギックリ腰と私」という講演を聴きながら
chuelさんの帰りを待った

間もなくchuelさんが戻り
今来た川をひたすら下る


やはり本調子ではないのかスピードが鈍るかげまるさん
(平常時はやたら速い)

そしてやっと入渓地点に辿り着く
・・・と同時に今度はまだ少し時間があるので
入渓地点より下流を釣ってみようということになった


さっきまで疲労状態だったのに
釣りのシーンになるとモードが切り換わるかげまるさん

私は一人でちょっとだけ釣り下がる

そして何尾かのイワナの顔を見たところで全行程終了


この川の写真を見ていたら
また無性に行きたくなってきた








豊平川支流一(回想)

2009-03-15 | 環境

あだむすパパさんとかげまるさんと
近郊イワナの渓釣り終えた後まだ時間があるので
もう一本行く事になった
ここは地味ながらイワナがそれなりに釣れる渓
多少強引な場所から藪をこぎ入渓
すると早速かげまるさんが新しいリールを試してみるとか言いつつ
どう見てもへんてこりんなキャストを目の前で何度も繰り広げる
コレが結構私のツボにハマりかなり笑わせてもらった

当然彼独特のパフォーマンスかと思ったが
実はマジだったようでリールを取替えに車に向かう為
また藪の中へ消えていった

この川ではあだむすパパさんのドライフライが爆発した
パパさんの釣った後はほとんど釣れない状況・・・
間もなく車から戻ったかげまるさんを先頭にして
更に上流を目指す

そして爆釣のパパさん以外の二人は
予定通りそれなりにイワナを釣ることができた

脱渓も半ば無理矢理のヤブコギ

苦労してやっと林道に出た

そしてこの直後我々三人は
予想もしていなかった事態に巻き込まれることになったが
たまたまそこで一緒になった見知らぬ方々と共にその事態に立ち向かい
力を合わせて何とかその事態をクリアすることができた
何が起こったかはあえて書かないが
クリアできた瞬間そこにいた全員で拍手して喜び合い
かえって清々しい気持ちになれた
あの時の皆様方お元気でしょうか?
あの時はありがとうございました
(^^)/




WRCの渓2

2009-03-12 | 環境

今回も単独でこの川に挑戦してみた
前回は入渓地点から釣り下がったので
今回は足跡の方向にかかわらず釣り上がると決めていた
若干雪は積もっているがやはり足跡はある

しかし雪は比較的硬く歩きやすい
入渓して間もなくニジマスが釣れた

少し行ってまたニジマス

ニジマスの模様について全く無知だが
個体によって結構色合いが違う


そしてよく考えたら今年はまだヤマメを釣っていないのに気が付いた
もうそろそろヤマメに会いたいなぁと思ったら早速

想いは結構通じるものだ
きっとかわせみさんもtoma-TさんもシェルパのGさんも
こういう想いがあるからこそヤマメを釣ることができるのだろう

その直後結構いい型のヤマメにも会えた

渓流を遡行していると大抵の場合見通しの悪い曲がり角があるが
この川も結構蛇行しているので見通しは良くない

そして曲がり角ではそっと上流を覗き込んで
異常がないかどうか確かめてから先に進むようにしている

この画像の少し上流あたりの曲がり角にさしかかって
上流を見るとなにやら濃い茶系の物体が川の端にあった
クマか?と思ってじっと見ていたが全く動かない

ならばと一歩踏み出したその瞬間その物体が動いた

なんとそれは完璧にクマだった
今迄私はそれなりに数々の渓流に出没しているが
川でクマ本体を見たのは初めてだった
その感動から写真を撮ろうと思ったが
今にもクマがこちらを向きそうだったので
そんな事している場合ではないなと思い即座に撤収した

距離にして30mくらいではあるが
初めてクマを見た余韻にひたりながら
川を下った



WRCの渓にお越しの皆様
ここのクマは冬眠していなかったか
またはもう冬眠から目ざめているので
十分に気を付けて下さい




近郊イワナの渓2(回想)

2009-03-11 | 環境

あだむすパパさんとかげまるさんとの
オショロコマ釣行を終えた帰りの車中
当然明日も釣りでしょ・・・という話になった

というわけで解散してから数時間後に
また同じメンバーで集合
前日は一日中動き回ったし寝不足だし
今日は軽くちょっとだけということで意見が一致し
近郊の川へ向かった

当然前日の川の魚影の濃さとは大違いだが
先頭を行くあだむすパパさんはそれなりに釣り上げている

私も

など数尾GET

かげまるさんはメイクドラマを狙って
わざと釣らない作戦に出ているようだ

案の定脱渓予定地点の直前で本気を出し
余裕でイワナを釣る憎い演出

釣った魚の数は全員一桁だが
楽しい事に全く変わりはない
釣れる釣りも釣れない釣りも
同じように楽しめる仲間達は素晴らしい






WRCの渓

2009-03-09 | 環境

今回は単独でこの川に挑戦してみた
問題はアプローチの難しさだが
おそらく前日のものと思われる足跡が点々と続いていた

根性のある人は結構いるもんだ・・・

川に到着するとその足跡は上流へと向かっていた
ならばと迷わず下流へ向かうことに決めた

しかしなかなか魚の姿が見えない
前回もこんな感じだったがまたしても同じ状況

一時間ほど下ってやっと魚のアタリが出始めた

とにかく川を歩きたくてここへ行ったわけで
何にも釣れなくても納得して帰るつもりだったが
やはり魚の顔を見れるのと見れないのとではかなり違う

その後も数尾のニジマスと戯れながら三時間半

釣り下っている時は楽だが川の流れに逆らいながら
川通しに入渓地点へ戻るのには結構体力がいる
そして最後の雪を漕ぐ崖登りもキツい

いいトレーニングになった
禁漁までにもう一度くらいは行こうかと思う




オショロコマな一日最後の渓(回想)

2009-03-07 | 環境

かげまるさん発見の後
まだ少しだけ時間があるので
もう一本寄ってみることになった

この川は広くて実に歩きやすいし釣りやすい
APさんは橋からの入渓直後に良型のニジマスをHITさせた

この渓も釣りをするのは初めてなのだが
ここには結構ニジマスがいた
この日の釣果は早朝からずっとオショロコマのみだったので
(かげまるさんを除く)
午後になってから違う魚の顔を見ると妙に新鮮な感覚だったりする

しかし今日の本命はやはりオショロコマ
この川でもたくさんのオショロコマに会うことができた

この水系もあちこちに人工工作物が見られ
川の流れが分断されている
きっと昔はこの流域にも天然のヤマメの姿があったのだろう・・・

今年もこの川のオショロコマに
会いに行きたい