かげまるさんとchuelさんとの釣行
この時は何故かchuelさんと私が一緒に行き
現地近くのコンビニでかげまるさんと待ち合わせて
車二台で川へ向かった
chuelさんは事前に単独でこの川へ入っていて
その時いけなかった上流域を一緒にという話になっていた
私もこの川へは何度か行っているが
こんな上流へ行くのは初めてだった
結構高低差がある
chuelさんはもしかしたら全然釣れないかもしれないと
聞かされていたがそう言い放った本人がイキナリ良い型のイワナを釣り上げた
この日のテーマは「あの流域に魚はいるのか?」だったが
釣り始めて一分もしないうちに答えが出てしまった
「行ける所まで上流域探索」にテーマを変えて遡行開始
かげまるさんはこの頃腰の調子が悪く
今回はリハビリを兼ねた釣行だったが
見ている分にはそれを感じさせない
なかなか良いポイントを前にして
早く釣らせろ!と背中で語るかげまるさん
案外魚は多い
浅いところでは魚が走るのがよく見える
渓相もかなり変化に富んでいて
なかなか面白い流域だ
トリカブトもあちこちで
綺麗な花を咲かせている
この辺りでかげまるさんが芸を披露した
私は見ることができなかったが
綺麗な弧を描いてのコケ芸だったようだ
目の前でその芸を披露され
ツボにハマりしばらく動けなくなったchuelさん
それにしても思っていたよりずっと景色がいいし
魚も多い
しかも案外釣りやすい
どう考えても腰が痛いとは思えないかげまるさん
次々と魚をヒットさせている
chuelさんもかなりの数のイワナをヒットさせていた
中には結構良い型も・・・
渓相も少しずつ上流域を感じさせるようになってきた
こんな所では魚が泳いでいるのが丸見えだった
確か彼らはこの日が初対面だったはずだが
すっかりマブ(古)と化していた
それから間もなく曲がり角で二人が立ち止まり
上流を眺めながら写真を撮っていた
見ると凄いナメ滝だ
しかも結構長い
これは魚の棲息環境の分岐点になるかもしれない
このナメ滝の上流部から
急に雰囲気が変わってきた
川幅が狭くなり木々のカバーも多くなる
魚はいないわけではないが
一気に数が少なくなった
そしてこんな場所でも魚の姿が見られなくなってきた
魚が釣れなくなってくると
やはり疲れを感じるようになってくる
しかもここには林道がない
帰りは川通しだ
chuelさんは何かを叫びながらどんどん上流へ行ってしまったが
魚は釣れないしすぐ戻って来るだろうということで
かげまるさんの「ギックリ腰と私」という講演を聴きながら
chuelさんの帰りを待った
間もなくchuelさんが戻り
今来た川をひたすら下る
やはり本調子ではないのかスピードが鈍るかげまるさん
(平常時はやたら速い)
そしてやっと入渓地点に辿り着く
・・・と同時に今度はまだ少し時間があるので
入渓地点より下流を釣ってみようということになった
さっきまで疲労状態だったのに
釣りのシーンになるとモードが切り換わるかげまるさん
私は一人でちょっとだけ釣り下がる
そして何尾かのイワナの顔を見たところで全行程終了
この川の写真を見ていたら
また無性に行きたくなってきた