渓流IN北海道

釣り歩いた北海道の渓流を画像と共に語りたいと思います 環境を破壊し生態系をも変えてしまうムダな河川工事を無くしましょう 

上流域探索二(回想)

2009-04-28 | 環境

この川もかなり昔から上流域へ行ってみたいと思いながら
行けずにいた
それが昨年の夏ついに実現・・・

中流域までは車で行けるが
そこから上流は行きも帰りも川通しの歩きとなる

小さめの川だが適度な高低差で
どころどころに落ち込みを作る綺麗な流れ

そんな流れの中から
ヤマメやイワナが綺麗な魚体を見せてくれる

まさに感動の連続

ヤマメの型もなかなか良い

景色も言う事なし

この日同行してくれたのはかげまるさん

この川へは何度も訪れているが
この辺りから上流は初めての流域

釣れる魚もイワナがほとんどになってくる

イヤらしいポイントを
秘技提灯ルアーで攻めて
見事にイワナを釣ったかげまるさん

ずいぶん傾斜もキツくなってきて
いかにも上流域の様相になってくる

歩き始めて3キロ程だが
ずっと釣りながらの遡行なので
時間も結構かかっている

夜明けと共に釣り始めて
もうこの辺りで午後に突入

そこからまたしばらく遡行すると
このような深い滝壷も出現

しかしかげまるさんは滝の上には行く気がないらしいので
私は高巻きして滝の上から下流部を撮影
かげまるさんは石の上に座りおにぎりを食べてくつろぎ中

少しだけという約束で
私だけ滝の上流部探索

そこにも普通にイワナが棲息していた

もっともっと行きたい気分だったが
帰りの川通しを考えると気が重い

早々に探索を切り上げまた滝の上から見てみると
やはりかげまるさんは魚以外の何かを気にしていた

この上流域
更に上を探索してみたいと思うが
釣らずに数時間歩いて時間を稼がないと無理だ

しかし近い将来挑戦してみたい


上流域探索の渓支流(回想)

2009-04-27 | 環境


今度は支流に入り込む
水量は本流域より若干少なめだが
大きな差はない

魚の数は本流筋よりこちらの方が多いように感じた

早速良い型のイワナを釣り上げるchuelさん

この支流はそれほどの高低差もなく
しばらく遡行するも渓相はさほど変わらない

点在する大小のポイントからコンスタントにイワナが釣れる

魚の大きさにこだわらなければ
とても楽しませてくれる川だ

この川にたどり着くまでは
しばらく歩かなければならないが
着いてしまえば遡行は楽だ

時間の都合であまり奥までは行かなかったが
周りの地形からしてかなり奥が深そう
この先どんな渓相を見せてくれるのか
次回の釣行が今から楽しみだ

帰りは道なき道をひたすら歩く

昔はちゃんとした道だったようだが
今では崩壊しまくりで見る影もない
立派な木も生えている
しかしかつてはここを車が走っていたのだろう・・・

そんな事を考えながら
時の流れをしみじみと感じていた






上流域探索(回想)

2009-04-24 | 環境

昨年の夏
かねてよりchuelさんと計画していた
某有名河川上流域への釣行を実行に移した

この流域は地図を眺めながら何度も想像していたが
実際に見るのは初めてだ

竿を出して間もなく
いきなり力強いアタリ

尺は余裕で越えるイワナだった

魚の数はそれほど多くはないが
釣れる魚が大きい

chuelさんも途中ケバリを折られながらも
40越えを複数GETしている

私も後ろから



と戯れながらchuelさんの後を追う

既にここは車が入り込める場所ではない
行きも帰りも歩くしかない
やはりそういう環境が魚を育てるのだろうか

いかにもというポイントにはほとんど大きな魚がついている

川はいくつかの支流との分岐を経て
徐々に幅を狭めていく

そしてしばらくの遡行の後

この川のメインイベントである大プールに到着する

ここは広すぎて私の短い竿ではお話にならない
それでも手の届く範囲で泣き40を筆頭に
結構楽しめた

しかしここはやはり飛び道具有利は動かない

今回時間的に本流域はここまでとし
途中やり過ごしてきた支流を探索する事にした

ここより上流は近いうちにまた再訪するつもりでいる

道南の渓二

2009-04-22 | 環境

chuelさんからもらったコメントに促されるように道南へ向かった
目的はもちろん

これ

しかし天気もいいし水量もいいし
とりあえずちょっとだけ竿も出してみた

魚の反応はない

しかし川を歩くだけでも気持ちがいい

家に帰ってからの焼き羊肉の事を考えながら
しばらく行くと



ポツポツと魚も顔を見せ始めた
だが岸のギョウジャニンニクも更にたくさん生えていて
そっちにも気を取られる

この川、今の季節は見通しがいい
が、周りの笹薮は結構フサフサしていて
何となく怪しげだ

一応この川が先日武美で買った
鳴らないクマ鈴のデビュー場所となった

本当にほとんど鳴らないので
掴んで振り回したり
時々奇声を発して上流へ向かう

やはりこの鈴には仲間が必要なようだ
近々買いに行こう

翌日早速羊肉と一緒にギョウジャニンニクをバクバク食べたが
何故か大風邪をひき全然味がわからなかった

また採りに行かねば



日高の渓一支流二(回想)

2009-04-20 | 環境

先を行く二人にはかなり離されたようだった
石の上に足跡はあるが端っこが少し乾きかけている

そんな時に立派な支流を見かけた
これはもう離されついでにちょっと入ってみるしかないだろう

すると型は小さいがいろいろな魚が釣れて実に楽しい

こんなのや

こんなのも・・・

このまま行ってしまいたい気持ちになったが
そんなわけにはいかない
百m程で引き返した

次回はこの川でじっくり釣ってみようと思っている

日高の渓一(回想)

2009-04-16 | 環境

本流に移動してみたら
案外支流よりは魚がたくさんいる

あだむすパパさんは早速ドライでビシバシ

しかしかげまるさんを含めて3人で並んで釣っていたのは
最初の数百mだけで私はどんどん置いていかれ
ついに2人の姿は全くみえなくなってしまった

まあそれはいつもの事

それにしても魚の数が多く
更に高低差はあまりないが変化に富んだ渓相で
釣り場としてはいろいろな形状のポイントがあり面白い













この他にも2種釣れたので
本流だけで7目釣り・・・
こんな川は他にはあまりない

この川はもうずいぶん前
この近くで仕事が早い時間に終わったので
単独で入ってみたのが最初だった
その時の釣果はほとんどがニジマスだった

また今年もここへ一度は訪れようと思っている





日高の渓一支流(回想)

2009-04-15 | 環境

あだむすパパさんとかげまるさんとの釣行だった

本当は4人で行く予定だったのだが
某FFマンさんを迎えに行くも何をしても無反応の為
残念だがやむなく3人で出発

朝もやの中を歩くかげまるさん

最初に支流に入ったのだが
期待したほど魚の姿が見えない

それでも小中型のヤマメ、ニジマス、イワナの顔は見ることができた
まだ時間は早いので今回は今迄行った事がない流域まで足を踏み入れてみた

いきなりルアーの竿を置き
餌釣りをするかげまるさん

協議の結果ウォーミングアップはこのくらいにして
本命の本流に向かうことにした





(本当はこの支流の方がいいかなと思っていたわけで・・・^^;)

石狩川支流四(回想)

2009-04-14 | Weblog

かます草さんとマニアックな場所ばかり回り釣果もイマイチだったので
最後には比較的魚がいると思われる川でシメることにした

いつも通りウグイも多いがニジマスも多い

かます草さんもそれなりに釣ってはいたが
やはりもっとマニアックな要素が加味された渓じゃないと
本気を出して来ないのが面白いところであり
それが彼の魅力のひとつだと私は勝手に思っている

今年も彼との密かな場所への釣行が楽しみだ

石狩川支流二 2

2009-04-13 | 環境

素晴らしい好天に思わずハンドルをきってしまった
竿を握るのは3週間の御無沙汰

時間はあまりないので
川の状態が良くなかったらあきらめるつもりでいた
着いてみると少し濁りがあり増水しているが
十分釣りにはなる

早速たくさんのウグイや

ニジマスが顔を見せてくれる

鈴も何もなくサイレントな釣行なので
少しの区間で引き返す予定が
ついつい足が前に進んでしまう

全体的に平渓だが
ところどころに良いポイントが点在しているので
次の良いポイントで引き返そうと決めても
そこでまたどうしても次が気になる

そんなことをしているうちに
もう結構な距離を歩いてしまった

川通しでは戻りたくなくなったので
少し離れている林道まで出ようと藪をこぐ

他の植物はともかく
笹は元気いっぱいなので
結構いい汗をかいた

ナニコレ?ただの藪なのに・・・
昔は道路だったのかな・・・



橋上流探索(回想)

2009-04-12 | 環境

この渓も普段入渓するところは
専ら橋から下流のみだがかます草さんと同行となれば
橋から上流しかない

しかしご覧の通り雰囲気は悪くないが
とにかく魚がいない

何度も倒木をくぐり乗り越え
時折出現するこんなところや

こんなところにも

魚はいなかった

結局釣果は二人で小ウグイ1尾だけ

橋から下流ではそれなりに魚がいるし
特に流れを遮断する工作物もないのに・・・

もしかするともう少し上流に行けば
そこには超パラダイスが待っているのだろうか


下流域探索5(回想)

2009-04-11 | 環境

通いなれた渓にかます草さんと行った
通常は入渓地点から釣り上がるが
パートナーがかます草さんとくれば
そういうわけにはいかないだろう

マニアックな雰囲気をかもし出す為には釣り下がるしかない

釣り上がるとそれなりに魚が多い川だが
下流域は今迄何度か行ってはみたものの
それほどでもない

この日も予想通りそれほどでもなかったが
タマにニジマスが釣れた

更に勢いでどんどん下り
ついに私も知らない流域に突入

しかしやたら水量が多くなり渡河するのも苦労する状態
いつもの上流域からは想像できないくらいだ
しかも釣れないし・・・

やっぱりこの川は普通に上流域が楽しい

道南の渓 一  (回想)

2009-04-09 | 環境

釣野好雄さんあだむすパパさんyamameさんと
4人での釣行だった
一台で行ったのだがyamameさんの車はでかいので余裕だ

川ではさすがに4人の行列で釣るわけにもいかないので
上下に分かれる
私はあだむすパパさんと林道をしばらく歩いて上流部から釣り上がり
釣野好雄さんとyamameさんは下流から釣り上がることになった

大岩がゴロゴロしていて
いかにも上流部という渓相がたまらない

しかもそれなりの大きさの魚も釣れる

ひと岩上るごとにポイントがあり
それぞれに魚が付いている

なにしろ魚は釣れるので足取りは重くはないが
この流域には林道がない
川通しで釣野さんyamameさんとの待ち合わせ場所に戻らなければならないので
それほど奥までは行かずにUターン
それほど待ち合わせ予想時間に誤差もなく無事合流

第2ラウンドは中流域をやろうということで移動
あだむすパパさんyamameさんが下から釣り上がって
釣野好雄さんと私が上流から釣り下がり
中間地点で合流する予定でスタート

釣野さんはやや上流のポイントを攻めてから釣り下がるということで
私は一人で小支流を下って本流を目指す

さすがにここでは竿は出さない

この辺りまで来るとさっきまでの上流域とは違って
川は比較的ゆったりと流れていて歩きやすいが
どうも魚影が薄い

しかしそんな中
釣野さんはいい型の魚を釣り上げている

魚影は上流域の五分の一くらいだろうか
私にはちょっと川デカ過ぎの流域だったが
景色がいいし数尾の魚にも会えた

間もなく釣り上がり組と合流
脱渓地点まで川を下る

魚以外の何かを気にしている釣野好雄さん

そして前を歩くyamameさんのすぐそばには
ニョロ×2が散歩していた

4人でのにぎやかな釣行
あっという間の一日だった





川通し長距離釣行(回想)

2009-04-06 | 環境

ここも今迄何度も訪れている川で
この日はyamameさんとかげまるさんとの釣行

日の出とほぼ同時に到着し
歩いて少し上流まで移動してから釣り始める

状況に応じてルアーをセレクトするかげまるさん


慎重にキャストするyamameさん


魚以外の何かを気にしているかげまるさん


この川は魚が多いというわけではないが
当たり外れの少ない川という印象がある

3人ともそれなりに魚の顔を見ながら
どんどん釣り上がった

渓相はなかなか良く
いかにも渓流という感じだ

今までは単独釣行が多かったせいもあって
せいぜい3~4キロくらいしか釣り上がったことがなかったが
この日は3人だし時間も余裕があり
ついに未踏の流域に突入

魚も相変わらず釣れる

途中ひと休みしながら
川通しで戻るより上流の林道隣接地点まで行って
脱渓しようと話が決まり
そこを目指して更に上流を目指した

もう何キロ歩いたのだろうか
いくつかの小さな分岐を経て
川もかなり狭く高低差もキツくなってきた
感覚からすればもうそろそろ目的地のはずだが
なにしろ初めての流域・・・
まあ歩いていればそのうち着くだろうと気楽にしていたが
なにやら霧が立ち込めてきて
そのうちゴロゴロと雷も鳴り始めた

状況が変わり目的地へと
ほとんど竿も出さずに上流へ急ぐ

時折林道がありそうな地形を見かけ
何度か急斜面をヤブコギで偵察に行ったが
いずれも空振り
林道らしいものは見つからない

三者会議の結果このままひたすら上流へ行っても
もし林道が見つからなかったら
時間切れ遭難もあり得るという結論に達し
しぶしぶ川通しで戻る事を決意

「先が長げ~なぁ」と3人とも思っている為
足取りに全然力がない・・・

途中何度か休憩を入れ
ヘロヘロになりながら結局日没直前に
入渓地点に到着

長距離釣行部門、やたら体力を消耗した釣行部門で
いずれも今迄で間違いなく3本の指に入る釣行となった














見慣れた渓の見知らぬ支流(回想)

2009-04-03 | 環境

私の目には魅力的な渓に映るが
一般的には小さすぎという印象だろう

前回の記事でchuelさんと入渓地点へ戻る途中
私はこの支流との合流点でわざと石に座って休憩してみた
するとchuelさんは私の意図を理解しているのか
この川に入りキャストし始めた
彼も案外このクラスの渓が嫌いではないのかもしれない

釣ってみると型は大きくないが魚はいる

chuelさんここでも足が速く
どんどん藪の中に消えて行った

川の規模的に彼はきっとすぐ引き返してくるだろうと予想し
ゆっくり釣り上がっていたが全然その気配がないようだ

少しピッチを上げて彼の後を追う

やっと追いついたらchuelさんは
溜まりのポイントで尺前後のものを含めて爆釣劇を繰り広げていた
入れ替わりで釣らせてもらうと確かによく釣れる

天気もこの頃にはかなり回復し
気持ち良く釣りを楽しむ事ができた

この支流に林道は無く川は原始の姿をとどめている
やはり川は自然のままが一番だ