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渓流IN北海道

釣り歩いた北海道の渓流を画像と共に語りたいと思います 環境を破壊し生態系をも変えてしまうムダな河川工事を無くしましょう 

源流近くへの釣行(回想)

2009-02-27 | 環境

この川へ足を踏み入れたのは
昨年が初めてだった

下流域は広く浅くあまり食指が伸びる渓相ではないが
それほど長い川ではないし
地形的に少し行けばそれなりのポイントもありそうだ

比較的穏やかな流れの中から
頻繁にイワナが飛び出してくる

大きいのは少ないが同行のAPさんも
ドライにビシバシとヒットさせている

上るに連れ両岸がぐっと近くなり
引き締まった渓相になってきた
型は小さいが相変わらずイワナは多い

しかし残念な事にこの川は
下流から魚の遡上ができない状態になっている
いるのは陸封されたイワナ達のみ

徐々に落ち込み+プールが連続する
胸躍る状態になってきた
このあたりまで来ると時々比較的良い型のイワナも
出るようになってきた

毎度の事ながらどの辺まで釣り上がろうという計画はなかった
もう結構な距離を歩いたが持ってきた飲料水は500mlしかなく
飲み方の配分が難しい
かなり汗もかいていたが一気に飲んでしまうわけにもいかない
やはり夏の渓では飲料水は重くても余分に持って行った方がいい

水量が徐々に少なくなり
やや高低差のある渓相となってきた
しばらく行けばもうそこはこの川の源流域だろう

まだまだ行きたい気持はあったが
帰りの体力を考慮して引き返すことにした

この上流へは十分な水分を持参した上で
再挑戦してみたいと思う




ヒグマの通り道の渓(回想)

2009-02-25 | 環境

昨年の初夏、FFマンAPさんとの釣行
夜中迎えに行くとAPさんは予定通り酔っ払っていた
道中後半は完璧に睡眠状態だったが
釣り場の気配を感じるとしっかりと覚醒してくる様は見事だった

到着後間もなくヤマメやニジマスが顔を見せてくれる

この川は川原が広く高低差もそれほどなく
実に歩きやすい
それはヒグマも同じ事で
あちらこちらで足跡を見かける

しばらく行くと爆竹の音が聞こえた
どうやら上流に人が入って来たようだ

ずっと上流まで行くつもりでいたが
やむなく脱渓
調子良く魚が釣れていただけにちょっと残念・・・

ここには今年また行ってみたい


遊楽部川支流四 2 (回想)

2009-02-23 | 環境

昨年の解禁時にちょっとだけ入渓した川に寄ってみた
この時も時間はもう昼前後
本命にしていた川を釣り終えた後だった

時間的に当日釣り人が入った可能性は高い
上の画像ような場所だと先行者がいたら
かなり時間を置かないと釣れない事が多いが
今回はどんな川なのか見たかっただけなので
釣果はどうでも良かった

案の定先行者の痕跡があちこちに見られた
それでもたまに小さいヤマメが釣れる
やはり川の環境が良く魚も多いのだろう

それにしても天気が良く
時折深呼吸でもしながら
川を歩いているだけで実に気持ちがいい
それだけでも十分満足できた

この川は雨の後いいタイミングで入れれば
結構期待できるような気がする
この辺にはいい川が多く目移りして困るが
一度は本命河川として入渓してみたいと思う

砂防ダムに殺された渓(回想)

2009-02-21 | 環境

昨年の春のオフ会解散後
早朝と同じメンバーでこの川へ向かった

ここはもう半世紀近い昔から
砂防ダムにより魚の遡上を拒んできた川だ
そしてその後の数十年間にこの川には
たくさんの砂防堰堤が連続して造られてきた

これだけ雄大で奥の深い川なのに
海からの魚の遡上を拒絶し
陸封された魚もこの川の支流も含めた
数えられないほどの魚道無し砂防ダムにより
数々の狭いエリアに分断されてしまっている
そしてこの日また新たな砂防ダムが一基
下流部に造られているのを確認した
本当に必要に迫られて造ったものなのだろうか・・・

そんな中でも数は少ないが魚は地味に生き残っている

しかしかげまるさんが尺上を1尾釣っただけで
私は魚の顔を見ることはできなかった

この川、魚の産卵場所としても
もの凄いキャパがあるように思える
おそらく大昔はヤマメもたくさんいたのだろう

実にもったいない川であることは間違いない





美しい渓相の川(回想)

2009-02-19 | 環境

昨年、春のオフ会で一泊した翌朝
解散まではまだ時間があるので
かげまるさんかます草さんと3人で川へ出かけた
釣りと言うよりちょっと川を見に行くという感覚だった

この川は下流域に数々の堰堤や砂防ダムが構築されていて
今迄あまり釣りたいという気持ちにならなかった
しかしかげまる日記でも「渓相は良さそうじゃねぇか川」と紹介されているように
上流部は実に素晴らしい渓相をしている

それだけに下流部がとても残念に思えるが
魚の反応もこの日は残念な状態だった

かげまるさんはとりあえず1尾釣っていたが

私も花粉症完全防備のかます草さんも
魚の反応を見る事はなかった

ここの上流部には今年ぜひ挑戦してみたい




尻別川支流十一(回想)

2009-02-17 | 環境

朝一番からここを狙って入ってみた
マニアックFFマンかます草さんと一緒だったから
というのが大きな理由
私も初めての川で魚がいるのかどうかもわからない

ベタ的に橋からの入渓
下流にそれなりのポイントが見えたので
かます草さんが少しだけ釣り下がり
一足先に私は上流へ向かう

水量は多くないがところどころで蛇行し
なかなか良い魚の住処を形成している
しかしそのいずれからも何も反応がない

しばらく行くと川原で山菜を採っている地元の方に会った
少しだけ話をしてみたが魚はいるらしい
数は多くないがタマにでかいのが釣れると言う

確かに大きい魚が隠れていそうな場所はあるのだが
その後も川は沈黙したままだった

そのまま上流へ向かうといきなり両岸の木々がなくなり
自然河川だった川がコンクリートできっちりと護岸されていた
護岸エリアは結構長く続きそうな気配

かます草さんにも魚からの反応が無いということなので
この上流部は今シーズンの課題とすることにした

「魚釣りに行ったのに1尾も魚を釣った事がない川リスト」に入っている川も
徐々に増えてきた

今年は増えませんように・・・




春の小渓流(回想)

2009-02-15 | 環境

夏枯れする事の多いこの川も
春にはそれなりに水量がある

季節は違うが一昨年、某FFマンと入渓した時には
かなりの数の魚が刺さっていて楽しい釣りをさせてもらった
この日はその時とほぼ同じような水量、
ちょっとだけ期待して入ってみたが
そううまくはいかなかった

魚以外の何かを気にしているかげまるさん


釣果的には数尾の小さな魚の顔が見れた程度だったが
この川は規模は小さいが歩きやすい上に
上流へ向かうとそれなりに高低差もありいい景色も楽しめる

それにこの川は人工工作物がなく
海と繋がっているというところも良い

釣果に関してはタイミング次第で雲泥の差があるが
また今年もこの川へ釣果を期待せずに行くつもりでいる

久しぶりの単独釣行

2009-02-13 | 環境

この日某アングラーとの釣行の約束がお流れとなり
久しぶりに単独での釣行となった
行き先は決めてあったが単独という事で
以前から行きたかった渓に変更

現地に着くと思ったより雪は深くない
一応釣りにはなりそうだ

この流域、それなりのポイントがいくつもあるのだが
一時間たっても一向に魚のアタリが無い
雪の上には古くない二人分の足跡が続いていたが
そのせいだろうか・・・

間もなく足跡が脱渓した
その辺りからポツポツ魚が顔を出す

少し大き目の溜まりでは尺上2尾を含め
準入れ食いに突入・・・
かと思ったらここで竿が真っ二つに折れた

竿が折れる事は想定していなかった
仕方なく車に戻りトランクを捜索して
何とか使えそうなヨレヨレの竿を発見

再度さっきの溜まりに戻るのもナニなので
上流部へ移動してみた

この流域は一見どうかなと感じた
水も冷たい

流れの緩いところでは氷が張っている
しかし魚の反応はそれなりにあった

ヨレヨレの竿でも

38cm

48cmと釣れた

更に上流では釣り人の姿を見かけた
同じようなことを考えている人は結構いるものだ

この季節にして釣りを満喫できた一日だった
暖かくなったらまたここの魚たちに会いに行きたいと思っている

山菜の宝庫の渓(回想)

2009-02-12 | 環境

この川は比較的最近何度か行っている
そしてその何度かの釣行で魚影は実に薄いと感じている
しかしここは歩きやすくて釣りやすいのと
春秋共に山菜がたくさん見られる
魚があまり釣れないので
山菜採りがメインになってしまったこともあった


魚以外の何かを気にしているかげまるさん

魚は薄いが今までに何度か思いがけない魚にも出会った
そんな密かな期待を抱かせてくれる川でもある


何故かロッドを置いて右前方に行ってしまったかげまるさん

この川で釣った事がある流域はまだまだ僅か
支流もあるようなのでそこも含めて今年中には挑戦してみたい
もしかするとパラダイスがあるかもしれない・・・

そんな妄想が楽しい




尻別川支流十(回想)

2009-02-10 | 環境

この日もかげまるさんとの釣行
小河川だが適度に蛇行して流れる川で
釣り場としては楽しい
しかしクマ的にはいかにも雰囲気のある所でもある

早速魚を釣り上げるかげまるさん


魚以外の何かを気にしているかげまるさん


基本的にこの流域に棲息しているのは
ほぼイワナのみ
この川にも意味不明な人工工作物があり
魚達の生活を実に不自由なものにしている

この水系も徐々に砂防ダムに魚道を付ける計画があるらしいが
同時に他の川で砂防ダムを新設しているのではお話にならないし
これからはそんな時代ではないはず・・・
自然維持に重きを置いた管理を徹底しないとね


滝の上流(回想)

2009-02-09 | 環境

この流れの上流には小さい滝がある
この日はとりあえずその辺まで行ってみようということで
かげまるさんと出発

この川はそれほど魚が多いという印象はないが
遡行していると渓相の変化が多く楽しい

魚以外の何かを気にしているかげまるさん

何尾かの魚の顔を見ながら小さな滝に到着

ここは当然の事ながら一級ポイント
早速かげまるさんは魚を釣り上げている

この滝の上流へは行った事がなかったので
この日はもう少し上流まで行ってみる事にした

傾斜のある荒い渓相が続く


倒木の下から出てきた尺イワナ

滝の上流にも魚は元気に棲息していた

段差のある美しい川の風景も楽しめた

滝の上流数百m
まだまだ奥がありそうだが
それは今年の楽しみに取っておくことにした



シュルク沢川(回想)

2009-02-07 | 環境

ここも初めて訪れた川
魚がいるのかどうか全く知らない

林道を走り中流域に直接入ってみた
すると小さな落ち込みからニジマスの稚魚が釣れた
再度やってみてもほぼ同じサイズのが釣れる
放流されたものなのか自然繁殖しているのかわからないが
魚はいた

釣り下ってみたがその後も釣れるのは
ニジマスの稚魚ばかり

かわせみさんがやや大きめのニジマスを釣ったが
稚魚以外はその1尾のみ
このまま続けても稚魚を傷つけるだけなので
数百mで撤収
ここの下流、上流の状態はわからないが
魚の往来を妨げる工作物がないことを祈りつつ
また近々様子を見に行こうと思っている



日高幌内川(回想)

2009-02-05 | 環境

この川は初めてだった
魚がいるのかどうかもわからない

とりあえず駐車しやすい所から入渓
何のアタリも無くこのスリット式砂防ダムにぶつかる

スリットダムまでの流路がこのようにブロックで固められ
いかにも魚が遡上しづらそうな上に
スリット部分に流木が溜まり段差ができていて
この砂防ダムを魚が超えられない状態になっている

試しにこの砂防ダム上流でも竿を出してみた

流れはほぼチャラチャラでほとんど深みがない
更に進むと盤も多くなる

そして間もなくアタリ皆無のまま
この古そうな堰堤にたどり着く

魚はこの堰堤もまず越えることは不可能
先程のスリット砂防ダムを越えられたとしても
この堰堤で終点
その間の距離は数百m
何の為のスリットなのかわからない
ただの流木止めなのか・・・

こんなものが何も無かった時代には
きっとこの川のこの流域にもたくさんの魚が泳いでいたのだろう





鬼岸辺川 2(回想)

2009-02-04 | 環境

一年のうち5月だけは断固ヤマメ党のかわせみさんも
ヤマメのいないニジマスの川に赴く

想像するに小さいニジマスが何となくヤマメに似ているからだろうか
一にヤマメ二にヤマメ三、四が無くて大きく離れて五にニジマスと聞いている
(違ったかも)

私も渓流の原点はヤマメ釣りだが魚種は問うことなく
何でも好きだ
嫌う人の多いウグイだってよく見たらかわいい顔だし
銀ピカのやつを思い切り目を細めて
口を閉じさせて見ればサクラマスに見えなくもない

この日はニジマス狙いで入ったのだが
歩いた流域は近い将来ダムの底となる場所
それを察知して避難したのかどうかはわからないが
一昨年訪れた時と比べると全然魚が少ない

「地元の方達の生活の為やむを得ず造られる貯水ダム」ならまだいいのだが
私には「工事の為の貯水ダム」にしか思えない
そのせいか魚が少ないと春なのに寂しさがこみ上げてくる

それでも何尾かの魚の顔は見ることはできた

いつダム本体ができるのか知らないが
できる前にもう一度この川の風景を見に行こうと思う

禁漁直前のヤマメ河川2(回想)

2009-02-03 | 環境

昨春、川の名前は良く聞くが
今迄一度も釣りをした事がない川の近くを通りかかったので
せっかくだから寄ってみた

最初は下流域を釣ってみたが
釣欲が湧いてくるような渓相ではなく
魚の気配もなかった

こんな感じの所だった

しかしやや上流に車を走らせると
冒頭の画像のようなそれなりの渓相になってくる

ここで某ベテラン兄弟釣師と遭遇
彼らは釣り下り

私と相棒は上流へ

ちらほらと魚が姿を見せる

禁漁直前のヤマメの顔も見ることができた

そしてそのまま釣り上がると
今度は親子釣師に遭遇した
相棒を含めると3人の後ろを釣っていたわけで
それでちらほらでも釣れたのだから十分な釣果と言える

ここは川に沿って林道が走り
入脱渓が容易な為本命にする川ではないが
短い区間しか釣らなかったので
また機を見て寄ってみたいと思う