渓流IN北海道

釣り歩いた北海道の渓流を画像と共に語りたいと思います 環境を破壊し生態系をも変えてしまうムダな河川工事を無くしましょう 

ソウオン美笛川

2007-07-30 | 環境
美笛川は釣り人が多いし途中に砂防ダムがあるので本流にはほとんど入ったことがない
入るとしても支流だがこの川では釣りをしたことがなかった

この上流にある美笛の滝には十年くらい前に行ったことがある
その時は単に滝を見に行っただけだった

最近周りで美笛川を褒める方が多いのでちょっとだけ寄ってみることにした
着いてみると相変わらず本流は釣り人が多く全く釣りをする気にならない
かわせみさんが時々行っているこの川に直行した

十年前は気がつかなかったが釣りをする目で見たら実にいい川だった
川も小さいし水量もあまり無いし好きなタイプの川だ
しかも早速ヤマメが釣れた
大きいのはいないが岩盤のワレメでの釣りはなかなか他の川ではできない

この川沿いに美笛の滝への遊歩道がある
釣りに集中していてそのことを忘れていたら
目の前の橋を普通のカップルが普通の格好で通り過ぎ
ちょっと驚いてしまった

そういう面ではちょっと落ち着かないかもしれないが
自分なりの釣り場としては面白い
また時々行ってみたいと思う

ヤマメ釣り

2007-07-29 | 環境
久しぶりにまとまった雨が降った

雨が降ったら密かに行こうと思っていた尻別川の支流に行く事に決めた
・・・しかし
朝起きたらもう明るい

でも今日は単独行動だし気楽に行こうとゆっくり現地に向かう
目標はヤマメ
既に何度も書いたが十数年前大ヤマメを2尾続けて釣ったのも
ドシャブリ真っ最中の別々川
ヤマメ狙いは雨の日がいいと自分なりに思っている

でも今日は雨は上がって天気はいい
日曜日だし尻別川だし本流、支流共
人気の場所は人でいっぱいだろう

そしてこの川は何が釣れるかわからない混棲の川だ
1尾でもソコソコのヤマメが出てくれれば・・・

着いてみたら誰もいない・・・
水量は通常通り
早速釣り始めると案の定ニジマス、ウグイ、イワナと釣れて来る

ヤマメはやっぱり難しいか・・・と思いかけたら
1尾来た
20cm弱だがこれで十分
そして前から欲しかったshinyaさん並のスケールを購入したので
ここで使ってみた

うん いいねぇ(^^)

この際、ずーっと上流まで行ってみようと思ったらすぐ上流に釣り人が・・・
そういえばさっき車が通って上流方向からドアを閉める音がしてた
今来たばかりなんだな・・・仕方ない引き返そう

車まで戻る途中、昨日出撃予定で雷で回避した苫小牧Hさんはどうしたかな?
と思い携帯に電話してみると苫小牧Hさんたら電話口でFAXの音の真似をしている  忙しいようだ(-^〇^-)

車まで戻り今度はそこから釣り下ることにした

そしてヤマメの新子、ニジマスが釣れたところで
苫小牧Hさんから返信があり少しの間情報交換をした直後の1投目で
来たのがこのヤマメ

この大きさのヤマメは久しぶりでとても嬉しい

少しでもタイミングがズレていたら釣れなかっただろう
苫小牧Hさんの電話のおかげだ(^^)/
それと引き返させてくれた釣り人のおかげ(^^)

ありがとうございましたm(_ _)m

そしてスケールもまた使えて購入した甲斐があった

ヤマメくんありがとう またなっ

ヤマメは3尾、イワナ、ニジマスは多数、ミニQちゃん1尾
みんなありがとう

またなっ(^^)/











泥ノ木川

2007-07-28 | 環境
この川は何度も来ているが
上流にある観音滝が一番印象的で
肝心な釣りに関してはあまり思い出がない

観音滝までは車で近くまで容易に行ける
その周辺でちょっと竿を出してみた程度だが
何が釣れたとかいう記憶がない
ずいぶん前になるが一度下流で釣った時は新子ヤマメのみだった

今回は下流部をルアーで1尾釣れるまでという自分なりのルールで釣り上がった
浅いところでのルアーの操り方がよくわからない
当然のように何も釣れないまま上の画像のポイントまで来た
ここはルアーだろう
そしていきなりガツンというアタリ
立派なQちゃんだった

大きさは30センチちょっとだったが
とりあえずリンク先の「釣り人の部屋」主催のQちゃんダービーにエントリーさせてもらった

以上、先月の話でござる(^^)


※もう少しエントリーが増えたら「釣り人の部屋」にQちゃんダービーコーナーが できるはずなので大きいQちゃんを釣った方はぜひエントリーお願いします

宿内川2

2007-07-27 | 環境
ここに来るのは約半年ぶり
小さい川だが何故か人気があり競争率が高い
この日も「先行者アリ」の条件だった

苔石の川でとても落ち着く風景
しかし通常魚がついている場所からも反応は鈍い

遡行時に辿るであろう石はまだ先行者の足跡で濡れている
まだ魚も落ち着いていないのだろう
景色を楽しみながらゆっくり釣り上がった

やっとヤマメが出てきた
他にもアタリはあるが大きいハリを使っているので
非常に小さい魚は掛からない

ところどころ川幅が狭まり藪となる
しかし先行者がいる場合そういうところは
川の中を歩いた可能性が高く時間が経たないと厳しい

タマにイワナも釣れる
しかしこの川は間違いなくイワナよりヤマメの数が多い

いつも入るこの川の上流部は川のそばに道はあるが
川から離れていて基本的には川通しの釣りをしている
下流部は道路からすぐ入れそうだが雰囲気的にどうかな?と思い
行った事はない
隣の中の川などは川がいじくられて大変な状態になっている
下流部を一度確認しなければとは思っているが
実は好きな川だけに見るのが怖い面もあったりする

本当はもう少し上流へ行こうと思っていたのだが
実は転んで全身ズブヌレになり途中で断念してしまった

着替えは一応持ってきたつもりだったがズボンがない
仕方なくパンツ一丁で上にバスタオルを載せて運転して帰ろうと発車したら
ガソリンの残量がヤバイ・・・
高いガソリンスタンドはイヤなのでセルフスタンドまで行き
歯を食いしばってさっき脱いだズボンをはいて給油し
ついでに向かいのコンビニに寄って買い物までした

コンビニ店内を水滴をたらしながら歩く姿は
きっと異様な男に見えたことだろう

釣りをしているといろいろなことがあって
面白い


イチャンコッペ川2

2007-07-26 | 環境
春先にルアーでQちゃんを釣った場所は
かなり減水していた
今回は二股より上流の本流域

小中のイワナやニジマスがポツポツと出た
今日はQちゃんは全く影を潜めている

そして時折良い型のイワナが釣れる

遥か昔ここで釣ったはずだが
十年もたてば流れも変わるし全く風景の記憶がない
開けている場所と倒木などで狭まっている場所の繰り返しで
結構面白い

一応川沿いに林道はあるが
元々のゲートが閉まっているので車はほとんど通らない
もちろん釣り場まではゲートの鍵を持っていない限り歩きになる

林道と川がかなり離れている箇所もあり
場所的にクマの対策は絶対に必要
昔から漁川周辺でクマに会ったという話をよく聞く

ヘンなとこに行っちゃった
ゴメンねイワナくん

釣り上ると川はやや幅が狭くなってくる
林道からも遠い

そして倒木も連続している

この日の一番大きかったイワナ
尺は越えている

約4時間ほど釣り上り終了
帰りは無理矢理藪をこいで林道に出た

いい運動になったし
結構楽しめた釣行だった


薄別川2

2007-07-25 | 環境
この川は上流で取水しているせいもあって
夏場は極端に水量が少ない
ひどい場合は流れがほとんどないくらいまで渇水する
ならばと取水箇所の上流へ向かった

当然のように水量は十分ある
渓相もなかなかだ

しかしいきなり真新しいミミズの箱が散乱していた(回収しました)
そのせいなのかどうかはわからないがしばらくはアタリはゼロ

数百m上ってやっとアタリがあり中型のイワナが釣れた
結局この日の釣果はその1尾のみ
川の見た目からはやはり少しもの足りない

この川はあまり魚が釣れるイメージはないので釣り場としての馴染みは薄い
今回は初めての流域だったがそのイメージが崩れることはなかった


ムコロベツ川2

2007-07-24 | 環境
ここも水が少ない
昨年の秋と比べたら半分くらいの水量かもしれない
ここで一発逆転は無理のようだ

案の定新子のヤマメが多い
そしてここでもイワナが釣れた
あまりこの場所でイワナを釣ったことはなかったのだが・・・

約25cmのアメマス
これがこの日のこの川の最大だった

生息場所はセオリー的には下流からヤマメ→イワナだが
今や混棲しているところが多い
放流しているところは別としても
場合によってはイワナ→ヤマメのところもあるくらいだ
魚の生態の把握は難しい・・・


これでかわせみさんと行った日高・十勝の釣りの旅は終了
目的は果たせなかったが楽しく有意義な釣行となった

帰りの車中ではかわせみさんの「面白い話」で楽しませていただきました




様似川

2007-07-23 | 環境
天馬街道を西に向かい峠を越えると
十勝側では結構降っていた雨が全く降っていない
陽射しがまぶしいくらいだ

時間はもうお昼近い
行けてもあと1~2箇所だろう

まず様似川上流に入ってみることにした
様似川には大きなダムがあり
そこには長い魚道が設置されている
満足に機能しているかどうかはわからないが
形の上ではヤマメも遡上可能だ
実際昨年もダム上流部でヤマメが釣れている
しかし遡上したものか放流されたものか判断はつかない

目的の場所に着いて川を見ると
やはり渇水状態
さらに朝方釣り人が入ったような形跡もある
いつも必ず釣れるポイントをかわせみさんにやってもらうと
釣れてきたのはQちゃんだった
ここでQちゃんが出るようでは・・・

その後かわせみさんはニジマスを1尾釣ったが
タマリには小さいQちゃんが群れている状態・・・
これではデカパンは相当難しい

早々に見切りをつけ本釣行最後の川に向かった

1尾も釣らないのもさびしいので
倒木の下に隠れていたQちゃんにご挨拶


花春内川

2007-07-22 | 環境
次は行ったことのない豊似川の支流に入ってみようということになり
この花春内川を選択した
全然わからないので適当な橋から入渓した

このあたりは高低差の少ない平渓で
水深もそんなにない
曜日、時間的にもどうかなと思ったが
すぐに型の良いヤマメが釣れた

ポイントの見極めが難しい川という印象だ

雨の勢いが強まる中、構わず釣り上がる
ここも小さいヤマメとイワナが多い
今回の一連の釣行では小さいイワナがやたら多いのは何故だろうか・・・

広尾でブドウムシを購入し 
完璧に餌釣りに切り替えてヤマメを狙うかわせみさん

途中また良いヤマメが出てきた

もう少し釣り上がりたいところだったが
峠の向こう側の川に寄る予定もあったので
ここはまたの機会にして切り上げた

この辺の川は支流も多く全部回るには
相当時間がかかる
またゆっくりと来てみたい

音調津川 2

2007-07-21 | 環境
一日目を終えて2日目の朝一発目に入る川をかわせみさんと相談した
「豊似でも歴舟でもいいですよ お任せします」と言うと
しばらくして「もう一度音調津川に行こう」と返事が来た
好きな川にもう一度行けることになった(^^)

前日より上流を釣ろうということで
4:00頃川に到着
本当に綺麗な景色の川だ

最初から泣きデカパンが釣れた

しかし相変わらず小さなイワナが多い


かわせみさんは前日から毛鉤釣りを通していた
結果、前日に数は相当出しているがヤマメは新子のみ
宿で「やっぱり餌にした方がいいんじゃないですか~」
と悪魔のささやきをしてみたがどうやら「毛鉤でデカパン」の意志は固いようだ

川に着いてからも再度ささやいてみたが「いいや」と言って毛鉤で釣っていた
どんな毛鉤を使ってるのかなと思い毛鉤ケースを見せてもらうとてるてる坊主形の毛鉤が綺麗に並んでいる
毛鉤素人の私から見ればそれでここまで釣れるのが不思議に思える
そういえば春先にyamameさんも海でケムンパスそっくりの毛鉤でアメマスを釣っていた まだまだ毛鉤の世界は私にはわからない・・・(^^;)

またいい型のヤマメが来た

そこで再度悪魔のささやき・・・

「餌 余分に持ってるか?」

「はい ありますよー」

(-^〇^-)



テンカラ竿に餌釣り仕掛けを結ぶかわせみさん


そして早速かわせみさんは泣きデカパンを釣り上げる・・・さすがだ

そこで私は餌釣りの仕掛けを毛鉤(FT)に変えてイワナGET

そこから少し釣り上がったところで切り上げて次の川に向かった

再度書くが砂防ダム予定地となっていたのはこの日+前日釣った場所の下流になる
どう考えてもそこに砂防ダムを造る必要性は皆無だ
魚が減るとか釣りができなくなるとかそういう釣り人本位の意向を抜きにしても
カネの為に自然を破壊することなど許されない・・・と私は思う



楽古川

2007-07-20 | 環境
広尾町には広尾川が流れていて比較的大きな川だが
やたら砂防ダムが多く今回は敬遠
通り越して楽古川に向かう

中流部の橋から入渓するが
全然アタリがない
全く魚の気配が感じられなかった

いても良さそうなポイントからも全くの無反応
かわせみさんも同じ状況

かわせみさんが河原の石を「おにぎりみたいだな」
といって写真を撮っている
私も真似して撮ってみた

そんな事をしてしまうくらい釣れないので
支流の札楽古川に移動する

しかしここも全く同じ状態だった

前回アメマスが群れていた場所にも魚の気配はない

みんなどこかへ行ってしまったようだ・・・

いつもなら1尾釣れるまで・・・と粘るのだが
強行軍の為本日はここまでとした

こんな楽古川は初めてだった


美幌川

2007-07-19 | 環境
この川は今迄全く気にしたことがなかった
国道の橋からみるとそこそこ水量があるのでちょっとやってみようかということになり、早速いかにも魚がいそうな場所(写真上)でやってみるが反応がない
しかし少し釣り上がったら小さいイワナがポツポツと釣れるようになってきた

いきなり下流部からイワナとは・・・
今回のテーマは「ヤマメ」なのに

しかしかわせみさんを見ると小さいながらも力でヤマメを釣り上げている
普段魚種にはこだわらない私にはいくらやってもイワナしか釣れなかった
やはり「気持ち」の持ち方は人生のあらゆる場面で影響してくるようだ

しばらく釣り上がったが数は釣れても型が出てこない
初めての川でもあり川沿いに道も無いようなので適当な場所で切り上げることにした
かわせみさんも前日遠方出張で一睡もしないで臨んでいる釣行なのでややお疲れの様子 あと一本、川を覗いて上がることにする

と言いながらもこの川、奥がありそうでどうも気になる
次の川へ行く前にこの川の上流に向かう道を視察しておいた
次回ここに来た時には中、上流部を狙ってみたい

川を睨むかわせみさん
多分、心中は私とほぼ同じだったに違いない




音調津川

2007-07-18 | 環境
この川は8年ぶりだろうか
大きさもちょうどよく好きな川だ

ここも入渓するとすぐに小さいイワナが釣れた
イメージ的にはヤマメの川なのだが
先述の猿留川といい何か異変がおきているのだろうか・・・

釣り上がっても圧倒的にイワナが多い

しかしここのイワナは朱色が濃くとても綺麗だ

ヤマメは釣れても新子ばかりだが
1尾だけ良い型が釣れた

小さいイワナばかりが続きこの川も適当な場所で切り上げた



帰り際、思い切り下流で釣ってみようかという話になり
かわせみさんはFF、私はルアーで挑戦

なかなか良いアメマスを1尾GETできた


FFのワザを披露するかわせみさん

下流部も20分ほどで切り上げ次の川に向かった

この川は上流の採石場付近に砂防ダムが1基あるが
近々この川のど真ん中に砂防ダム建設の予定があるらしい
そんなことになってしまったらこの川も終わりかもしれない 

猿留川支流

2007-07-17 | 環境
茶津内川から本流に移動を考えたが既にゲートのところに数台車がとまっている
本流を諦め名前のわからない支流に入る

かわせみさんは上流へ
私は本流までとりあえず下ってみることにした
・・・が全く釣れずすぐに本流に着いてしまった

仕方なく元の場所に戻るとまだかわせみさんが同じようなところにいる
そんなに釣れるのかと思ってきいてみたら
そこのポイントでまあまあの型のを掛け損ねたから
黄色くて多分イワナだけどやってみてくれと言う
ならばと武道無視を投入すると一発で釣れた
しかもヤマメだった(^^)確かに黄色っぽい

イワナだと思ったとかわせみさんは悔しがっていたが
ヤマメとわかっていたら私にポイントを譲るわけがなかっただろう
(-^〇^-)
でもとりあえず泣きデカパンGET

その後釣り上がるも小さいのは釣れるが大きい型は出ず
別の川へ向かう事にした

石に同化して気配を消してヤマメを狙うかわせみさん




茶津内川

2007-07-16 | 環境
釣行数日前からこの水系の登川を本命とする旨、かわせみさんより連絡が来た
登川は以前2回来ているがそのうちの一回はひどい渇水状態だった
それでも小さいヤマメはたくさん釣れた

今回はヤマメ狙いだが「大きい」やつが目的だ
なので少ない釣行回数におけるイメージでの判断で
最初に前述の丹根内川に最初に入ったのだが
イワナの渓と化していて撃沈

それでは登川へということで来てみると
かなりの渇水だ

ただこんな状態でも前回はヤマメがいたので竿を出しながら
茶津内川との合流点(一番上の写真:左=登川 右=茶津内川)
まで登川を下るが全く反応は無い

茶津内川は登川より更に水量が少ない
少しの間釣り上ってみるがやはりヤマメの魚影は無い

これでは釣りにならないので別の川へ移動する事にした

しかし私はこの茶津内川で無釣果を回避する1尾を釣り上げていた
(^^;)

かじかくん ありがとう