渓流IN北海道

釣り歩いた北海道の渓流を画像と共に語りたいと思います 環境を破壊し生態系をも変えてしまうムダな河川工事を無くしましょう 

別名桂の木沢川支流

2009-10-30 | 環境

かわせみさん、シェルパのGさんと遡行しているうちに
右から入ってくる小さな支流を見つけた

浅く狭く普通なら全くスルーの川だが
この川にもヤマメはいるんだろうな・・・
と考えたらどうしても1尾釣りたくなった

いつもなら誰にも見られず支流に潜り込むことが多いが
今回はしっかりシェルパのGさんに目撃されていたので
そんなに奥まで行くわけにはいかなさそうだ

早く1尾釣って引き返さなければ・・・
しかしさすがに川が小さすぎ・・・
少し遡行してヤマメがいてもおかしくなさそうなポイントを発見
一発必中でキャスト

無事ヤマメの顔を見ることができた

背後にシェルパのGさんの監視付きなので
この川の探渓は50mにて終了~

別名桂の木沢川

2009-10-26 | 環境

今回は2つ前の記事でかわせみさんと訪れた渓へ再び向かった
下流に砂防ダムがありヤマメは生息しないのではと思われた流域で
ヤマメはもちろんサクラマスまでいたその理由を知りたい・・・
今回はシェルパのGさんを加えてメンバーは3人

直接砂防ダムを見に行くと左岸に魚道が設置されていた
魚道の横を登り砂防ダム本体を登って上流を見ると
湛水部があると思われた場所は既に砂で埋まり普通の川となっている
魚道は砂がかなり溜まって浅くなってはいるが
小さい魚の姿も見られかろうじて機能はしているようだ

とりあえず謎は解けた
そのまま砂防ダムから釣り上がるという手もあったが
車まで戻る道のりがあまりにも遠くなる
一度戻って前回脱渓した場所のやや上流から
釣り上がってみることになった

前回より水量が少なく浅く平坦な流れが続くが
ところどころで



が釣れる
遠くではいい魚を釣った時のかわせみさんのシャウトも聞こえてくるし
終わりかけとはいえ紅葉が綺麗だし天気も良い

上流に向かうに連れだんだんイワナが多くなってきた
しかしヤマメ派のお二方は器用にヤマメだけを狙って釣っている
イワナはほとんど釣らなかったようだ
これは技術なのか心構えの違いなのか・・・

それにしても平坦で歩きやすく
ゆるやかな釣りが楽しめる渓だ
帰りの林道でクマの足跡は見たが
見通しも良く恐怖感はあまりない

今回前回共に他の釣り人の姿は一切見かけなかった
盛期には釣り人で賑わう川なのかもしれないが
来年は新緑の季節のこの川を見てみたいと思っている


紅葉の山岳渓流

2009-10-22 | 環境

数年前私が単独で入った川にかげまるさんと向かった
前回は時間的なものもあり中途半端な距離しか行けず
その後その時折り返した地点より上流域を探索してみたいと常々思っていた

前回は新緑の季節だったが今回は紅葉の季節
同じ川でもまるで雰囲気が違う

最初のうちはアタリも少なくポツポツとニジマスが釣れる程度

しかし釣り上がるにつれ徐々に魚影は濃くなってきた

適度に高低差があり岩を咬む流れが美しい
そんな風景の中に身を置き
その清流に棲む魚たちの顔を見れた時が
眠い目をこすりながら頑張って運転してきた甲斐があったと
思える瞬間だ

もう既に私にとって未知の流域に入っている
川幅は狭くなりかなり落差も激しくなってきた

時折魚が遡上できるかどうか疑問に思える滝が出現したが
どこまでもニジマスはいる

尺上の顔も2回拝めたし
かげまるさんは40UPをGETした

この季節は昼間が短い
ここは川通しの流域、あまり深追いするのは得策ではない
適当なところで切り上げたが今度はその上流が気になっている

昼間が長い季節に再チャレンジしたい

盛秋のゆるやかな釣行 Stage2

2009-10-18 | 環境

前記事の川が今回のメイン河川だったので
残りの時間はどこでもいいとかわせみさんが言ってくれた
ならばヤマメはいないかもしれないが大昔に下流部をちょっとだけ
釣ったことがある川に、とリクエストさせていただいた

その大昔とは明らかに違うルートでその川へ向かう
着いてみると記憶よりやや川が大きい
しかし平坦気味とはいえ景観はなかなか良い
早速竿を出してみると釣れたのは完全に予想外のヤマメ

ヤマメ専門のかわせみさんと一緒だけに
この川はほんのワンポイントと考えていたがこの1尾で
この川を行ける所まで釣り上がろうということになった

更に意外な事にこの川で釣れたのはほとんどヤマメ
ヤマメ以外はかわせみさんが釣ったイワナ1尾のみ
そしてサクラマスの姿を2度も目撃した
この川の下流部には人工工作物があり鱒が遡上できる環境ではないはず
魚道でもできたのだろうか・・・

しかも釣れるヤマメの数は多い
サクラマスがいるということは自然繁殖しているということで嬉しいのだが
何故ここに?という疑念が消えない

しばらくすると最初綺麗だった水が徐々に濁ってきた
雨が降っているわけではない
上流で何らかの工事でも始まったのだろうか
濁りの原因を確かめに上流へ移動しようかとも思ったが
それ以上に下流の状態が気になる

入渓地点まで戻りそこから下流へ釣りながら下ってみたが
川通しの上に人工工作物までは結構遠くタイムオーバー
結局どちらの原因もわからず今回の釣行は終了となった
どうも気になるので近いうちに原因確認の為に再訪したいと思っている


盛秋のゆるやかな釣行

2009-10-14 | 環境

今回は同行のかわせみさんにお任せ釣行
当日北海道で唯一天気予報で晴れマークのあった方面に向かった

この川は小さくて平坦で歩きやすく
帰りは林道もあり体力をほとんど消耗しない
大昔から釣りに来ている好きな川の一つだ

水量は想像したより遥かに少なかったが
竿を出すとほとんどのポイントから反応がある

登場してくれるのはもちろんヤマメ
型の良いものは条件次第だが
大抵いつ来ても楽しませてくれる場所だ

秋の風景を楽しみながらゆっくりと釣り上がる

今回は1尾だけホウライマスが釣れた
この川でホウライマスを見たのは初めてだった

私の知る限りではこの川に砂防ダムなどの
魚の往来を妨げるものは無い
この川の魚の多さはやはりそれが大きな理由と思う

現在大きなダム事業が見直されようとしているが
財源確保の観点からのみではなく
自然保護、自然再生の観点からも十分に検討して欲しいと思う
必要性の低い砂防ダムや小さな堰堤を造らないようにするだけでも
かなりの額が浮くはず・・・




再挑戦・・・おまけ

2009-10-11 | 環境

支流を下り本流に出て本流を釣り上がってみる
という目的を一応達成し車まで戻る道中
早朝に軽く流しながら下ってきた支流を上るついでに竿を出してみる
ジャバジャバと雑に下った川も7時間も経てば魚たちも落ち着いているはず

私は本流では数的にイワナが多いと感じていたのだが
同行のかます草さんはヤマメが多いと感じていた
理由は先行しているかます草さんが就餌速度に勝るヤマメを先に釣り
残ったイワナを私が釣るという図式

しかしこの支流では結構ヤマメが釣れる
それだけヤマメの数が多いということだろう

この川を歩く距離は約一キロ半
平地をただ普通に歩くと二十数分だが
こういう川通しとなるとそうはいかず
体力的に結構しんどい

比較的新しい爪痕も見られる


相変わらずヤマメの姿は
絶えることがない


何故か背中に数百匹のハエを従えながら
FFでしかもこんな藪場所で
サクッと良型イワナを釣るかます草さん



最後にまた40分の歩きで終了

この2ヶ月程前に大間違いを犯したせいもあり
この釣行はとても印象に残る思い出となった


再挑戦

2009-10-06 | 環境

今年8月の記事「大間違いの渓」で本来目的としていた渓へと
かます草さんと再挑戦してみた

前回はかなり気温が高く大変な目にあったが
今回は条件は良さそう・・・
しかし目的地までの道のりは遠い

まずこんな道を上り下りして約40分
冒頭画像の小渓流に到着する

途中もう一本小渓流があって
私はそこから入ろうとしたのだが
かます草さんの忠告を素直に受け入れてスルー
もしそこに入っていたら前回の二の舞になるところだった

ここから本流との合流点まで下るわけだが
川は強烈な藪に覆われていてる
しかしかます草さんが早速魚を発見
そうなると竿を出さずにはいられない

見えたのはもっと大きな魚だったようだが
この流域にも魚がいることを確認
かます草さんもFFにもかかわらず
次々とイワナをGETしている

だが今日は本流との合流点から更に本流を遡行する予定
ここでのんびり釣るわけにもいかないので
軽く流しながらどんどん下る
次第に周りもひらけて少し渓流らしい流れになってくる

美味しそうなプールがいくつかあるが
そこは帰りのお楽しみにとっておいて先を急いだ

太陽も出てなかなか良いコンディションになってきた

やっと本流との合流点に到着
今度は右から左への流れであることを確認し安堵する

ここからが今回のメイン
私にとって未知の流域

早速イワナ

ヤマメ

が顔を見せる

いきなり変な釣り方を披露するかます草さん

ここは既に川通しの流域
魚の数がメチャクチャ濃いわけではないが
それなりのヤマメ、イワナがコンスタントに釣れる

渓相もなかなか良い

おそらく釣り人もそれほど多くは入っていないだろう

もっともっと奥を覗いてみたいが
帰りの行程がある

昼過ぎまで本流での釣りを楽しみ
適当なところで折り返した

更に上流へはもっと時間に余裕を持って来年あたりに
と考えている


気になった支流

2009-10-02 | 環境

前記事での釣行中小さな支流を見かけた
本流へは小さな滝となって注いでいる川だった

すぐに
この滝の上には魚がいるのだろうか?という好奇心で頭がいっぱいになった
しかし前を行く二人には結構離されているし
スルーしようと思ったがどうしても気になるので
無理矢理斜面を登り滝の上に出た

流れは細く水量も少ないが
滝→タマリ→滝の連続で
そのタマリにとりあえず竿を出してみる

が、何の反応もない

諦めてもう少し上流へ行こうと足を踏み出した時
1尾の魚が走ったのを見た

何かはいる・・・

その魚が何なのかを確かめる為少しだけ上流へ行ってみたが
それ以上の深追いはできない・・・気になるが戻らないと・・・

また課題がひとつ増えてしまった

でもそれが楽しい