渓流IN北海道

釣り歩いた北海道の渓流を画像と共に語りたいと思います 環境を破壊し生態系をも変えてしまうムダな河川工事を無くしましょう 

コノエオサレベツ川

2007-09-30 | 環境
この川はかなり昔から見ていたが釣りをしたことがなかった
川の規模は好みだが下流域の護岸が
今迄釣りをしたいという気持ちにならなかった理由だろう
何となくこの川に魚がいるのだろうか?という疑問を持った
そうなると行かずにはいられない

上流に向かえばずぐに自然河川となる
しかしこういう渓相の川はあまり魚がいるイメージがない
適度な深さのある落ち込みが続きいかにも魚はいそうだが
やはり姿が見えない
200m程上ったところでやっとニジマスが顔を見せた
一応魚はいた

しかしその後また魚信は途絶えてしまった
1尾釣れたし時間の余裕もないので数百mの遡行で今回は終了とした


この水系は全体的に魚が少ないという印象が変わることはなかった
そして景色を楽しむ分には超藪川よりこういう川の方がいい

家に帰って来てからこの上流が気になってきた・・・また行こう

二番川4

2007-09-26 | 環境
先月μさんと来た時と同じくらい川は濁り気味で増水していた
でもこの程度なら釣れるだろうと川に入り竿を出してみると
いつもならQちゃんのたまり場になっている場所からも何の反応もない
増水で移動したかまたは湖に帰ってしまったのか・・・
いずれにしてもそろそろQちゃんは少なくなってくる季節だ

そんな中でニジマスが釣れたがアタリの数が非常に少ない
入渓場所はもう少し上流の方が良かったのかもしれない

お疲れの中同行してくれたyamameさんにも反応は薄いようだ

増水でいつも必ず魚が釣れるポイントも完全に潰れていた
釣果はソコソコのニジマス2尾と小さいニジマス数尾に終わった
それでも悪コンディションの中よく出てきてくれたものだ

川にも秋の気配が漂い始めていた

滝の沢

2007-09-24 | 環境
この川は何度も橋を渡ったことはあっても
釣りをしたことはなかった

橋から本流との合流点を見下ろすとかなり高低差がある
本流側から見たことはないがおそらく滝状になって本流に合流しているはず

水量は本流も含めかなり増水気味
しかし川の濁りはほとんどなく釣りにはなる

しかし全く魚のアタリがない
ここには何かはいるだろうと思う場所でも何もいない
貴公子chuelさんのフライにも反応はナシ

しばらく遡行してやっとアタリがあったがバレてしまった
次のポイントでやっとイワナが釣れた
と思ったら一つのポイントで4~5尾も出てきた

これはこの上流がパラダイスかと思っていたら
また反応がなくなって
しばらくするとまた数尾釣れる

この川は魚が付いている場所にかなりムラがあるようだ
こんないかにも釣れそうなところからも
何の反応もなかった

今回は午後からの釣りだったので
午前中に釣り人が入ったのかもしれないが
どうも不可解な釣れ方をする川だった
しかしまた訪ねてみたいと思う

この川では貴公子chuelさんがかなりの勢いでキノコを探していたが見つからなかったようだ

下の画像はキノコが見つからないので
仕方なく高麗天南星(コウライテンナンショウ)を撮影するchuelさん



下滝の沢川

2007-09-20 | 環境
今回はかげまるさんとの釣行
朝から雨が降りコンディションは絶好だ
下流から小さめのイワナがソコソコ釣れる

かげまるさんも次々とHITさせている
順調に釣り上がってこの滝まで来た

この滝は手前側はほぼ垂直に落下するが
奥側はやや斜めになっていてイワナは頑張れば遡上できる

・・・がこの滝の上流では一切の魚信がなかった

少なくとも1尾くらいはいそうなこの小滝のプールでも
全くアタリなし

このまま遡行してもどうかということになり
雨も降っているしこの川は増水してくると遡行が厳しい箇所が多い故
協議の結果別河川に移動する事にした


下二股川

2007-09-18 | 環境
この川がある水系は人気があり
人が多い場所が嫌いな性分ゆえしばらくは敬遠していたが
今年は所用があったのもありちょっとだけ覗いてみたりしている

川に立つとやはり釣り人の足跡だらけだ
自分的には動物の足跡の方が好みだが
なにしろ人気がある川なので仕方がない

水量はやや少な目だったとはいえ
ここはちょっとやっかいだ
左の岩場にへばりつくか
右を行くか・・・

右側がやや浅いが落ちたら腰以上はある
左側は落ちたら全身水没・・・
今回は行きが岩場、帰りは逆を通ったが
こんなところが何箇所かある

上の画像は岩場にへばりついて通過し
振り返ったところ

こんなことをしながらしばらく遡行してみたが
釣れたのは小さいヤマメばかりだった

ここも越えようかと思ったが
時間も無いしまた今度の楽しみにとっておくことにした




メップ川2

2007-09-15 | 環境
この川に来る時にはいつもあまり時間が無い
この日は前回より上流へと思って行ったのだが
あいにく車が2台とまっている
他の川に移動している時間がないので
前回より少し上流にそのまま入渓した

小さいヤマメばかりだがちらほらと釣れた

今回は初めて釣る流域だと思っていたが
しばらく遡行するともの凄く見覚えのある風景に出くわした
もう十数年前の事ですっかり忘れていた風景だった
そして釣りのことだけではなくその当時のことを
いろいろと思い起こしながら川を歩いていた
まあしみじみと昔を懐かしむような年齢になったということだろう

そして間もなくニジマスが釣れ始めた
型は小さいがこれから上流はニジマス領域なのかもしれない

この辺りでタイムアップ
これからのシーズンは鮭で賑やかになる
来年はこの上流域を釣ってみよう
この川は小さい支流を除けば堰堤や砂防ダムがないような気がする
孵化場もあるがその環境が小河川とはいえ鮭の大量遡上を誘う理由かもしれない

金山沢

2007-09-13 | 環境
この川の上流部は橋の上から見たことはあったが
水量が極端に少なく釣りのできるような状態ではなかった

ラルマナイ川との合流点から100mほどで
魚道の無い砂防ダムがある
その辺りではそこそこ水量があるので
前記の橋までの間がどうなっているのか
見てみたいと思っていた

砂防ダム下の深みでオショロコマが釣れた
そして砂防ダムを越えて50m程の場所が
冒頭の画像

早速竿を出しながら遡行するが
予想通り何の反応も無い

やがて川は幅を狭めてくる

こんな魚がいかにもいそうな場所からも反応無し
景色だけを楽しみながら遡行する

chuelさんのロッドにも反応は無いようだ

1尾でも魚がいたらその時点で引き返してもいいと思っていたが
なかなか魚からの反応が無い

そして上に枝がかぶさっているいやらしいポイントを狙った時
コツンというアタリがあった
二投目
またアタリがあった
合わせると上がってきたのはオショロコマ

放流か天然かはわからないが
とりあえず魚がいた

chuelさんに追いつくと
魚はいるけどフライには掛からないと言う
そのポイントで粘ってみると魚は確かにいた
しかし一度ハリに掛かったもののすぐバレてしまった
魚種はわからずじまい

その後少し釣り上がったがまた反応が無いので
一応魚は確認できたことだし
引き返すことにした

とにかく魚の数は少ない
川の環境自体は悪くはないのだろうが
完全に流れを分断してしまうこの砂防ダムは
魚達にとっては死の壁となる





ラルマナイ川6

2007-09-11 | 環境
昨年まではほとんど訪れる事はなかったこの川
今回も予定には入っていなかったがひょんなきっかけで
真昼の釣行となった

川沿いには日曜日だけに車がたくさん置かれている
この川は放流された後以外あまり魚が多いというイメージはないが
砂防ダム、堰堤に目をつぶれば景色は綺麗だ
みんなはその景色を見に来ているのだろう

上のポイントは深くていかにも魚がいそうだが
ここで1尾も釣った事がないし魚を見たこともない

あのポイントでも魚の姿は見られず・・・
釣り人はchuelさん

しかしその少し上流でかろうじてニジマス1尾

今回はこの上にある砂防ダム群の上流を釣ってみようという主旨だったので
それらの砂防ダムを越えた上流に再入渓

しかし全く魚の反応がない
2人で釣って全くダメということは
相当魚が薄い流域なのだろう
途中何の魚かわからないが5センチほどの稚魚が
泳いでいるのを見ただけだった

それにしても景色は素晴らしい
魚に会えないのは残念だがこの景色を見れただけでも
来た甲斐があったと思える

しかしこの上流にも連続砂防ダムが待っていた

ブツ切りにされた川で魚が世代交代していくのは難しい
ヤマメなどはここに放流されても繁殖できる理由もないが
ニジマスなどは白扇の滝上流でも繁殖できるはずだが
魚の往来をこれでもかというように妨げられたら
思うようにはいかないだろう
今後の改善を望みたい


余市川支流2

2007-09-09 | 環境
昨日本当はかげまるさんと他の川に行く予定だったが
台風による降雨増水を警戒して協議の結果
私が先月行った余市川支流に向かうことにした
この川は多少の増水では濁りは出ないはず・・・

薄暗いうちに現地に着き川を見ると増水はしているが
釣りをするのに支障はないようだ

先月の型の良いヤマメはほとんど見られなかったが
期待を裏切らずイワナが顔を見せてくれる

かげまるさんもルアーで良い型のイワナを連発している
この川は急流で遡行には体力もいるが
イワナのおかげで疲れを感じることなく増水気味でも気持ちよく遡行できる
途中大粒の雨が降ってきたがあまり気にならない

そして今日もカジカに会えた

台風通過中にもかかわらず
たくさんの魚達に会えたし
素晴らしい景色も見ることができた
あっという間の8時間半だった

藪っぽい場所でも自在にルアーを操るかげまるさん





飛生川 2

2007-09-07 | 環境
6月にヤマメ釣りに行って以来
この川の上流部はどうなのか気になっていたので
行ってみた
林道ゲートから歩き
ひと山越えて川に降りる

相変わらず水量が豊富な川だ
遡行も楽にはいかない

魚の気配が無い
普通なら何らかの魚はいると思われる場所も無反応
いかにもいそうなのだが・・・

しばらく上流に向かうと低いがきれいな滝が現れた

滝壺は深いがここも何の反応も無し
しばらく滝を眺めた後、更に上流に向かってみる

川は盤が多くなり景色も良好だが
変わらず魚がいない
下流にはたくさん魚がいるので
水質が悪いわけではない
たまたまこの流域だけがお留守だったのか
それとも下流に魚が上れない何かがあるのだろうか・・・

ここで何もいなかったら引き返そうと決めたポイントからも
魚信はなかった

もっと上流へ行けば違ってくるのかもしれないが
今回は初めての流域につき深追いはせず
またの機会に譲ることにした




沖村川

2007-09-05 | 環境
この川も久し振りだった
下流部からの連続堰堤が足が向かなかった理由だ
もうどこから川に入ればいいかも忘れかけていた

ヤブコギで川に入ったがいきなりの堰堤
そして護岸・・・

この堰堤の魚道は間違いなく機能している
事実この上流部でもヤマメの反応がたくさんあった
しかしどこまでも護岸で固められた景色はどうもいただけない

それでも河原には釣り人の真新しい形跡が多く見られた

現在この川は工事中のようで
工事の看板を見ると砂防ダムの維持と
林道に砂利をひくのが目的らしい

釣り上がると程なく砂防ダムに突き当たった

魚道はないのか・・・と思ったが
良く見ると側面にあった
上から覗いてみたが水が流れていない

これでは魚が上れるわけがない
魚道は渇水の時でも常に水が流れるように
この下流にあった堰堤のようにメインの流路でなくてはならないはずだが・・・

敷かれたばかりの新しい砂利の上を
ただでさえ複雑な心境を更に複雑にしながら帰路についた




樽前川2

2007-09-03 | 環境
昨秋この川の下流部に入ったが
今回はその少し上流に入渓
この川は渓相にも変化があって面白い

橋の廃墟があった
崩れてコンクリートの塊が川の中にめり込んでいる

この辺りはかつて樽前ハイランドがあり
TVのロケ地などにも使われ
一時は賑やかだった場所だ
しかし今は見る影もない
だが何故か現在も「樽前ハイランド」というバス停は残っている


川は軽く函状となるが減水期だけに
遡行に支障はない
この地域の周辺河川と同じく魚影は濃いとはいえないが
良い型のヤマメが釣れた

河原には新しい足跡もあり
結構釣り人も入っている様子

ヤマメに混じって小さいイワナも釣れた
途中の深みで40cmクラスのイワナを発見したが
大きい魚が見えてしまった場合、余程スレてない場所の魚以外
釣れることはまずない

それにしても予想では
ヤマメは釣れても新子だろうと思っていたが
案外良い型が数尾釣れた

真新しい釣り餌のゴミが落ちていたので
タイミングのせいではないだろう

景色も綺麗で良い釣りができた


この上流には魚が上れないダムがある
十数年前この川に初めて来た時見て
非常に印象深く記憶に残っている
高さはそれほどないのでちょっと工夫すれば
魚が上れるようになるのだが・・・
まだ中流域だけに残念な状態だが
その更に上流には十数基の砂防ダムや堰堤が
魚道無しで立ちはだかっている