徳永写真美術研究所 運営日誌

本運営日誌は徳永写真美術研究所にておこなわれる活動の記録集です。https://tokunaga-photo.com

銀塩写真講座 Step1 / 4日目 プリント実習1:暗室準備と作業工程を学ぶ

2018年09月10日 | 銀塩写真講座


暗室にて印画紙に画像をプリントする作業を学びます。



まずは現像液、停止液、定着液の準備から。



薬品は粉状、液状とあります。
それぞれ指定の比率で溶解・希釈して使用液とします。
液温については20度が目安。



徳永写真美術研究所の暗室には5つのブースがあります。
現在、ラッキーの引伸機をメインとし
35mmから中判、4×5フィルムまで、各フィルムサイズに対応しています。



下に作業記録を記します。

引伸機の扱いにおいてはレンズを装着することから。



そして
最初のプリントはコンタクトプリント。
現像したフィルムを印画紙に置いて露光します。



コンタクトプリントで撮影の全貌が俯瞰できます。



仕上がったプリントから引き伸ばす写真を選び・・・



フィルムをネガキャリアに挟みます。



この時点で
フィルム写真に詳しい方はお気づきかと思いますが
この記録写真に写るフィルムは
35mmフィルムながらもハーフサイズです。



そのため
2カットを同一画面としてプリントしました。



テストプリントを経て仕上がった写真です。



連続するカットを1枚の印画紙に同居させることで
伝えるモノ、それは何か。

その後の展開に期待します。

記:徳永好恵


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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。 

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