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0967、改正貸金業法は小口金融業者の首を絞める首輪、レイク、そのくびきを外す?

2011年10月04日 11時36分13秒 | thinklive

権力はすごいものだとボクが感じた最大の案件は消費者金融産業の崩壊である、最大の企業であった武富士を始め残らず倒産、すべて都市銀行の子会社としてしか残っていない、勿論レイクも同様だと思っていたら、レイクは新生銀行の一部門、銀行のブランドとして、貸金業を運営しているわけだ、最も,2位の大株主が預金保険機構、3位が整理回収機構で、それぞれ、13%、9.9%のシェアを有し、合わせれば22.7%で1位のサターンフオサブLPの15.6%を大きく上回る、政府系銀行だといえる、サターンという株主の周りには米、政、財界のお化けが一杯いたっけ?

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早速、金融業、レイクで検索したら上記のサイトがでてきた、なんとなく借りたくなるような誘いである、銀行業務として融資すれば出来る、ということならば、ほかの銀行も同様なスタイルを採用すればいい、暴力団筋の貸し金業が闇の世界で多くの大衆を、昔の貸金業よりもさらに過酷な条件で、苦しめているようである、

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銀行業法下でレイクが攻勢 業界からは怨嗟と羨望の声

*怨嗟と羨望は大袈裟では?昔の長銀だと思うとコトバがでない、ムシラレタ挙句の果ては?

大手消費者金融首脳は憤りを隠せない。なぜなら、競合する中堅消費者金融会社のレイクが、10月1日から新生銀行の傘下で消費者金融事業の展開を始めたからだ。これまでレイクは新生銀行グループの新生フィナンシャルが運営し、改正貸金業法下で事業を行っていた。それが銀行業法下での事業展開となる。

 消費者金融業界は改正貸金業法施行で、総量規制などの“足かせ”をはめられた状況で事業を行ってきた。ところが銀行業法下になると、それが取れる。レイクはプロミス、アコム、アイフルなどの消費者金融とは競争条件が変わるのだ。そのため、業界内からはレイクに対する怨嗟と羨望の声がわき上がっている。

 レイクが解放される足かせの代表的なものが総量規制だ。総量規制とは年収の3分の1を超える貸し付けを禁止している。たとえば先に挙げた大手消費者金融で借金し、債務残高が年収の3分の1を超えると、追加の借金はどこの消費者金融でも法律で禁止される。しかし、レイクでは法律上、追加の借金が可能になる。
 ほかにも広告規制や収入のない専業主婦に対する貸し付け規制から解放されるなど、業界他社が羨む点が多い。
レイク事業を統括する南光院誠之・新生銀行執行役員コンシューマファイナンス本部長は「総量規制に引っかかるリスクの高い顧客層はターゲットにしない。そこへ踏み込めば自らの首を絞めることになる。当然、改正貸金業法の総量規制は尊重する」と話す。

 しかし「レイクのブランドは従来のまま使い続けるわけで、利用者にとっては事業運営が変わったことなど関係ない。実態はレイクの競争条件が有利になっただけ」と業界幹部は吐き捨てる。早くも「うちも銀行業法下で事業をしたい。消費者金融事業を銀行に移管し人材を出向させる。元の会社は規模を小さくして保証事業に専念する」と本気とも冗談ともつかない大胆な構想を披露する大手消費者金融首脳も現れている。

 貸金業法は多重債務者を増やさないために改正された。しかし規制が強過ぎて、返済能力がある人に対しても貸せなくなったと指摘する声もある。消費者金融各社は規制強化による足かせが重く、また過払い金返還もあり虫の息だ。

 このままでは業界の衰退に歯止めがかからず、さらに各社が破綻となれば、利用者が宙に浮く。かといって簡単に規制緩和に踏み切るわけにもいかない。金融庁は今回のレイクの件は容認しており、ある意味、貸金業の生き残り策を見出す実験としての側面もある。

(「週刊ダイヤモンド」編集部 片田江康男)


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