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22569、米新車市場8月の報道,WSJ,Bloombergの記事、細部の事実が重要、

2013年09月08日 17時34分34秒 | thinklive

WSJ、

オハイオ州マシロンに7つの販売店を持つダグ・ワイケム氏は「驚異的だ。今の市場は本当に力強い」とし、「ラストベルト地帯(斜陽化した重工業地帯)にとっては1980年代以来のことだ」と述べた。

Bloomberg

 アジアや欧州のメーカーも好調だった。トヨタ自動車 7203.TO -0.64% 、ホンダ 7267.TO +0.66% 、日産自動車 7201.TO -0.39% の8月の販売台数はそれぞれ前年同月比23%、27%、22%増加した。ドイツのBMW BMW.XE +0.95% は、高級車やスポーツ用多目的車(SUV)の販売が36%増加したとしている

 ゼネラル・モーターズ(GM) GM -0.50% のチーフエコノミスト、ムスタファ・モハタレム氏は4日、米国での力強い販売が続き、通年では1580万台を上回るとの見通しを示した。ほとんどのメーカーはこれまでのところ、年間の米販売見通しを1530万-1550万台としている。予想が高まることで、メーカーは年内に増産に入る可能性がある。

 フォード・モーター F -1.73% は4日、10-12月期の乗用車とトラックの生産台数を78万5000台にすると発表した。前年同期を5万台(7%)上回る水準だ。

 フォードを抜いて米市場での販売で第2位となったトヨタは、8月の実績は5年以上なかった高水準だったとしている。

 GMの8月の販売台数は、ピックアップトラック、キャデラック、それにビュイックの好調な販売が全体を押し上げ、前年同月比15%増の27万5847台になった。これは金融危機から大打撃を受ける直前の08年9月以来の最高。同社の販売担当責任者カート・マクニール氏は「景気の足取りはしっかりしており、自動車業界の力強さは続く」と述べた。

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 フォードは12%増の22万0404台だった。これにはピックアップトラック「Fシリーズ」の好調な販売(7万1115台)が含まれており、同社によると42秒ごとに1台売れた勘定になる。このピックアップトラック販売数は単月としては06年以来の最高。GMのピックアップトラック販売は6万1620台だった。

 クライスラーは11%増の12万0161台。これで41カ月連続での販売増となった。「デトロイトスリー」で最小のメーカーである同社の販売は、ピックアップトラック「ラム」と、ジープ・グランドチェロキー、ダッジ・デュランゴなどのSUVが31%伸びたことで押し上げられた。

 フォードのエコノミスト、エレン・ヒューズ・クロムウィック氏は、販売は低金利でローン支払い額が安定していることや、緩慢ながら着実な雇用の改善によって活発になっているとし、「働く人が増え、通勤のために車が必要になっている」と指摘した。また、消費者は中東での緊張の高まりやシリアへの米国の軍事介入の見通しに不安を抱いていないようだ、と話した。*ソンナコトはないのでは、シリアへの米爆撃開始に対する米国民の反対は極めて根強い感じだ!


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