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19338、豊田通商、アルゼンチンでリチウム権益取得,14/2から、1.75万t生産、

2012年09月26日 16時40分03秒 | thinklive

*日本の年間需要量に匹敵する莫大な量、全量、豊田通が引き取りトヨタ自等にニ供給、

豊田通商、アルゼンチンでリチウム 豪社と合弁で権益取得
2012/9/26 2:00日本経済新聞 電子版

 豊田通商はアルゼンチンでレアメタル(希少金属)のリチウム生産に参画する。リチウムはハイブリッド車(HV)などに搭載する電池に使う材料で、2014年2月から年1万7500トン生産する。現在の国内需要に匹敵する生産量で、豊田通商が全量を引き取り、トヨタ自動車などに供給する。

 アルゼンチン北西部のオラロス塩湖での開発許可を得た。豊田通商は5000万ドル(約39億円)を投じて、オーストラリアの鉱山会社オロコプレと合弁設立、権益の25%を取得、総事業費の7割をみずほコーポ銀行の融資でカバー、石油ガス金属鉱物資源機構が債務保証、

世界のリチウム需要は自動車電池向け軸に今後、10年で倍増、トヨタ自は今後も産出国の開拓を進めてゆく、

 

Salar de Olaroz(オラロス塩湖)はアルゼンチン北西部のフフイ州とチリの国境付近にある塩湖。南部にCauchari塩湖が隣接している。

 

オーストラリアの資源企業Orocobreが同塩湖において権益100%を所有する主力プロジェクトを展開している。同プロジェクトからは炭酸リチウム換算で年間約15,000トンの生産計画が立てられており、西部にあるチリのAntofagasta(アントファガスタ)から輸出されると見られる(Antofagastaまで約550km)。生産開始は2011年中頃の見通し。同プロジェクトにおける予測資源量は炭酸リチウム換算で約150万トン、カリウムは約410万トンと見られている。2010年1月には日本の豊田通商がOrocobreの所有するプロジェクトの権益25%を取得することで合意している。

 

2009年にはカナダのLatin American Mineralsが同じくオラロス塩湖におけるリチウム開発権益を取得して参入している。同社はリチウム資産をLithium Americas Corp.に移管しており、同じく権益を所有するCauchari塩湖にわたって開発を行っている

Olaroz塩湖の南部のサルタ州(Salta)ではTNR Goldがリチウム開発を行っているSalar de Llullaillaco(Llullaillaco塩湖)や同じくリチウムを埋蔵するSalar del Rincón(リンコン塩湖)がある。またさらに南部のカタマルカ州(Catamarca)では米国のFMC Lithiumが同国最大のリチウム生産エリアであるSalar del Hombre Muerto(オンブレ・ムエルト塩湖)からリチウム生産を行っている(オラロス塩湖の南約210km)。またオラロス塩湖から世界最大のリチウム生産エリアであるチリ・第Ⅱ州のSalar de Atacama(アタカマ塩湖)へは西へ約140km、


オロラス塩湖

Salar de Olaroz(オラロス塩湖)位置地図


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