第三のビールはビール時代が漸く終わろうとしているのかも知れない、男女の差別が基本的にゼロへ収斂する中で、男性の飲み物であったスピリッツ類全体が男女の性差別を持たない飲み物へ移行している、変化というよりは移行とだとボクは思う、子供を性としての女性は存在し続けるが、享楽の対象としての性差別からコミュニケーションスタイルとしての性差別へ移行している、その過程で男性の飲み物であった醸造臭ビールから、パフュームビールへ移行する過程にあると全体のビール市場を捕らえたい、
単純化すれば、飲むさわやかさとスイートネスの2つが第三のビールの飲まれている要素だと感じるが、第三のビールの味が一番似ているのは、アサヒドライだと感じる、軽いドライ、その味は、サントリーのプレミアムモルツにも近い、サントリーのモルツはビール臭が強く、キリンドライに似ている、だから売れていない、プレミアムがドライのコピー似近く、よりやさしい感がした、第三のビールの味は、ドライスイートをベースにより、マイルドに軽く仕上げた、それが金麦だとボクは試しに飲んでみてそう思った、ブランド名称もビールを感じさせない、麦秋、と言う季節感の頂点を極める感じがある、感情を動かすコトバで機能性とは無関係なコトバだ、風景の広がりを飲料に持たせたブランドの勝利だとボクは思う、サッポロの「麦とホップ」ものどごしなま」や「クリアアサヒ」二比較すれば、エモーショナルである、
出荷構成比でも、ビールが51.9%、発泡酒が14.8%、第3のビールが33.3%と、ビール類の3本に1本が「第3のビール」状態です。
さて「第3のビール」ですが、麦芽を使用していないのなら何を使用して作られているのか、気になりますよね?
調べてみると、トウモロコシ、えんどう豆タンパク、大豆タンパク、大豆ペプチドなど、様々なものが麦芽の代わりに原料として使われているようです。
原料が全く異なるのに、麦芽・ホップと同じような風味を作り出してしまう、メーカーの開発力には驚かされるばかりですね。
第三のビールの売れている度合い、
11/7~8 前年比
キリンビール 「のどごし生」 +3%
アサヒビール クリアアサヒ +12%
サントリー 「金麦」 +19%
11/8月 ビール出荷量 -3.8%*8月の出荷量は92年以来、20年振りの最低量
同/7~8月 同 -1.6%*第三のビールが+3.9%
ブログで第三のビールが売れる理由という小論に出会った、第三のビールが売れる理由は勿論価格の安さもあるが 、おいいしいから飲まれているとボクは思うのだが、以下の論述は第三のビールを嗜む人は、ビールの味が分からないからということになっている、アサヒとキリンの財務分析をされているということだが、アサヒドライとキリンラガーのビール飲料としての、違いがわかっていないようである、アサヒドライとキリンのラガーの違いは、加齢臭を感じる、感じないくらいの違いがボクにはある、キリンのラガーを飲むと独特の強い匂いを感じる、アサヒドライはその匂いを殆ど感じない、味覚はいろいろだが、匂いは決定的に異なっている、飲み物のオイシサをボクはアサヒドライに感じる、匂いがミニマムだからだ、それも最初の1杯で、飲み続けるとアサヒドライでも匂いが立ってくる、醸造酒の宿命、でもそれが好きだという世代は65才以上であろう、、昔の味と今の味の違いは、「のどごし」なんて単純なレベルではない。のどごしな同時に匂いなのだ、また舌の触感でもある、長くなるのでやめる
第三のビールが売れる理由*05/12
スーパードライが発売された1987年以来キリンとアサヒの財務を分析してみています。昨年の決算を分析しながら、いまさら気がついた自分を笑ってしまいました。第三のビールが売れている理由は決して安いだけが理由ではないのです。我々老中世代はビールは「苦味でキリンのラガー」「コクで飲むならサントリーのモルツ、サッポロのエビス」でした。しかし40歳未満の人たちはスーパードライで「ビールは『喉ごし』」で飲酒を覚えたのですから、発泡酒→第三のビールへとなんの躊躇いもなく、移行してしまうのです。我々老中は「あれはビールではない」嘆きますが目的によって飲み分ければいいのです。「『喉越し』なら第三のビール」で十分というわけです。安いだけが魅力ではないようです
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