【 福島県のある自治体では(小児?)白血病による死亡率が急増している 】
『血液検査データ公表せず、そして小児ガン増加をひそかに予見する県と国』
http://www.janjanblog.com/archives/89807
「重要な情報を隠す、事故そのものを小さく見せる、安全に関する基準値をあげる――この3つが、福島の原発事故で行われていることです」
(〈ふくしま集団疎開裁判〉弁護団、柳原敏夫弁護士)
「この3月で原発事故から2年、水面下では子どもたちへの深刻な健康被害を何とか食い止めようとする人たちと、健康被害そのものをおもてに出さずにもみ消そうとするグループとのせめぎ合いが続いている。」
《松崎幸道医師による「意見書」》
松崎医師は1月21日に仙台高裁宛てに提出した「意見書(4)」において、
チェルノブイリ周辺地区で原発事故以後、小児の血液疾患が4年後に9倍、10年後には20倍にも増加した事実を挙げ、こう警鐘を鳴らす。
「福島県内には、チェルノブイリのゴメリのような高度汚染地区に匹敵するセシウムによる土壌汚染のある地域も多いため、子どもたちへの健康影響がとても心配されます」
ところが、その同じ意見書で同医師は、
2011年12月までに全体の7割近く終わっている福島の子どもたちのたちの血液検査の結果が公表されていない事実を指摘している
(注:おとなの血液検査結果は公表されている)。
この血液検査とは別に、すでに厚生労働省は、3年ごとに全国的に行っている〈患者調査〉を、平成23年度実施分から、福島県全域と宮城県の一部を除外することを決めている。
この〈患者調査〉は、脳卒中、心臓病など多くの疾病に関する発生状況を各病院に尋ねるものだが、その項目には、白血病や甲状腺異常も含まれている。
その聞き取り調査から、福島県と宮城県の一部を外そうというのだ。「健康被害隠し」との批判が多くあがるのも無理からぬ話だろう。
ふたたび、「意見書(4)」に返れば、松崎医師は血液検査の結果が公表されていないことについて、こう述べる。
「福島中通りに匹敵する放射能汚染地帯に居住するチェルノブイリの子どもたちでは、放射線被ばくによって起きたとみられる貧血、白血球数低下、血小板数低下等がはっきり現れていました。事故直後の福島の子どもたちの血液検査がどうなっていたのかを知ることは、被ばくの影響の大きさを知った上で、適切な対策の行われることを切望している住民の基本的権利です」
★★ 急性白血病の発症率は、人口10万人あたり3~4人だというが、それよりはるかに高い割合で福島県のある自治体では白血病による死亡が報告される等、
★★原発事故から2年、健康被害は「懸念される状態」から、「目に見える脅威」になりつつある。3年ごとに全国的に行っている〈患者調査〉の福島県除外、そして子どもたちの血液検査の非公表と、もっともオープンにされなければいけないデータ隠しは、福島県での事態の深刻さを語っている。
【2012年だけで警戒警備警察官3人含む5人が急性白血病で死亡(福島県相馬市)】
【福島集団疎開裁判の弁護士「相馬で去年5人が急性白血病で亡くなった。
2009年の福島県の2.5倍」 】
http://ameblo.jp/misininiminisi/entry-11447358029.html
>福島県のある自治体では白血病による死亡率が急増している という「白血病による死亡率が急増」
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