*海外展開が遅れていた、昨12年、カナダの物流IT大手、デカルトと戦略的提携、そのシステムの東南アジアへの拡販に適応企業M
伊藤忠、東南アジアのIT2社を買収 子会社のCTCと共同で84億円投じ
2013.2.21 17:49
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は21日、親会社の伊藤忠商事とともに、米情報技術(IT)サービス大手「コンピューター・サイエンシズ:CSC」(世界5位だが、業績不振で、資産売却に動く)からシンガポールとマレーシアの子会社計2社を買収すると発表した。市場成長が見込める東南アジアでの事業強化が狙い。
シンガポールの「CSCオートメイテッド」、マっレーシアの「CSCESI」両社の売り上は,1.8億$、顧客は金融や製造業の有力企業、4月から伊藤忠テクノの現地企業として活動する、現地の日系企業や伊藤忠関連の現地財閥企業へ通信事業向けやクラウドサービスを軸に営業する、昨年提携したカナダ、デカルトのシステムの拡販も課題?
買収総額は9千万ドル(約84億円)で、CTCが70%、伊藤忠が30%を負担する。買収する2社はともに法人向けITサービスを手掛けており、従業員は計約700人。
伊藤忠テクノ、デカルト社と提携しグローバルロジスティクスソリューションを提供
近畿トラック新聞:2012.06.29
伊藤忠テクノソリューションズ(以下CTC)は、デカルト社(カナダ)と戦略的提携に合意し、7月1日からグローバルレベルで輸送計画や輸送手配、予実管理などが可能なデカルト社のITサービスを活用した「グローバルロジスティクスソリューション」の提供を開始する。
デカルト社が提供するITサービスは、物流情報専用ネットワークでリアルタイムに輸送品や輸送業者、手段、スケジュール、料金といった情報の共有ができる世界最大の物流ビジネス基盤「グローバル・ロジスティクス・ネットワーク」を中心に、多言語化対応の様々なアプリケーションから構成され、荷主と物流企業の約35,000の拠点で活用されている。
CTCが提供する「グローバルロジスティクスソリューション」は、クラウド型で提供する。デカルト社のITサービスをベースに、アプリケーションの日本語化対応、インプリメント、導入支援、保守サポートまで対応した、特に製造業向けに効果を発揮する物流ソリューション。
基本使用料と利用料(従量課金)で利用でき、企業が独自にシステム導入する場合と比較して、最大でコストを50%削減することが可能だという。
7月1日から、輸配送や顧客訪問計画を自動化するアプリケーションである「ルートプランナー」、それをリアルタイムで管理する「モバイルリンク」、GLNの機能をワイヤレスで活用できる「wGLN」をCTCの既存サービス「MAMS(モバイルアセットマネージメントサービス)」の拡張機能として提供する。
なお、第1号ユーザとなるのは、らでぃしゅぼーや(株)(NTTが買収した)で、7月1日より、自社の商品配送業務における、顧客サービスの向上と配送員の業務改善と効率化を目的に、グローバルロジスティクスソリューションの利用を開始する。
伊藤忠テクノ 3,865 前日比+15(+0.39%)
高値4435 12/8/5 安値3380 12/2/8