京都府向日市埋蔵文化センターが15日、国内最古級の同市・元稲荷古墳(全長約92mの前方後方墳、3世紀後半)の前方部付近の約130㎡を発掘調査した結果、直線的に伸びる前方部(長さ約42m)の形が邪馬台国の女王・卑弥呼の後継者壱与(台与)の墓説がある奈良県天理市の大王墓とされる西殿塚古墳(全長約230mの前方後円墳、3世紀後半)の前方部と酷似し、2.5分の1サイズと分かったと発表した。
また、前方部と後方(円)部の長さの比率が、卑弥呼の墓とされる奈良県桜井市の箸墓古墳(全長約280mの前方後円墳、3世紀半ば)とほぼ同じだった。 箸墓、西殿塚両古墳の造営方法が影響したのだろうとしている。
現地説明会は18日午前11時から開かれる。
[参考:共同通信、産経新聞、京都新聞]
過去の関連ニュース・情報
2010.9.23元稲荷古墳 くびれ部で葺石が多数出土し、造り方の技法が大和の大王級古墳と相似
2010.2.27元稲荷古墳 葺石の構築方法に違い、複数の集団が関与か
2009.02.19 元稲荷古墳 後方部でも敷石が見つかり墳丘表面全体を石で覆う
また、前方部と後方(円)部の長さの比率が、卑弥呼の墓とされる奈良県桜井市の箸墓古墳(全長約280mの前方後円墳、3世紀半ば)とほぼ同じだった。 箸墓、西殿塚両古墳の造営方法が影響したのだろうとしている。
現地説明会は18日午前11時から開かれる。
[参考:共同通信、産経新聞、京都新聞]
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