歴歩

歴歩 歴史は歩く。ゆっくりと歩く。それを追いかける。

高松市・太田原高州遺跡 弥生中期の水晶玉が四国初出土

2012年02月03日 | Weblog
 弥生時代中期(紀元前1世紀~1世紀頃)の方形周溝墓が見つかった高松市太田上町の太田原高州遺跡から、水晶玉(直径7mm)7個が出土した。 この時代の水晶玉が見つかるのは四国では初めてという。
 昨年10月から発掘調査は行われ、水晶玉は12月中旬、周溝墓の棺の中の土をふるいにかけて見つかった。
 中心部に約1・5mmの穴が貫通され、紐を通して首飾りとして使っていたとみられる。 同様の水晶玉は、玉作りの工房跡が見つかっている奈具岡遺跡(京都府京丹後市)で出土している。
 この時代、水晶玉は京都府北部や鳥取県など日本海側の工房で生産され、朝鮮半島に輸出している。
 奈具岡遺跡(直線距離で約180km)あるいは鳥取県のどちらかからもたらされたとみている。
[参考:読売新聞、香川県埋蔵文化財センターHP]
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

橿原市・新堂遺跡 12世紀初めの鬼を描いた墨書土器が見つかる

2012年02月03日 | Weblog
 橿原市教委は2日、同市の新堂遺跡で鬼の顔を描いたとみられる平安後期の墨書土器が見つかった発表した。
 土器は、12世紀初めごろに埋められた木枠の井戸(直径約80cm、深さ約1.7m)の中から鬼の顔が天を向く状態で土に埋もれていた。 土師器の碗の底(直径約10cm)に墨で丸い目や太い眉、大きな鼻、額の3本の皺(しわ)のほか、への字口の両端から上向きに向いた牙が描かれていた。 鬼は仏教の末法思想が広まった平安時代に絵の中によく描かれ、広まったとされる。 井戸を埋め戻す際、意図的に土器を割って鬼を描き、埋めたとみられ、鬼を封じるための祭祀で使われた可能性があるという。
 4日~3月31日、橿原市の千塚資料館で展示される。
[参考:共同通信、朝日新聞、産経新聞]
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする