トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

ヘルフレイムマイクロン

2008-08-25 22:15:32 | トランスフォーマー・GF

Photo

ごきげんようでござる!

今宵は前回ちらっと触れてみた2005年に各店舗で配布されたキャアペーンマイクロンであるヘルフレイムマイクロン(非売品)の紹介でござる。

ヘルフレイムマイクロンは、2003年に「トランスフォーマー・マイクロン伝説」のエマージェンシーマイクロン(MM-20、エマージェンシーマイクロン、980円)の成型色変更品で、各個バラバラに配布された商品でござる。

Photo_2Photo_3 

先ずは、イトーヨーカドーで配布されたクエーサー(キャンペーンマイクロン・ヘルフレイムクエーサー、非売品)でござる。

Photo_5Photo_4

Photo_6Photo_7

商品は エマージェンシーマイクロンプロールの成型色変更品であり、ヘルフレイムクエーサーの商品名(説明書ではクエーサー)の如く、「ヘルフレイム」を必殺技とするフレイムコンボイ(GD-07、フレイムコンボイ、4000円)のカラーリングをイメージしたもので、フレイムコンボイの販売に合わせたものでござるが、イトーヨーカドーでは配布条件をトランスフォーマー商品(先着順)と限定しなかったでござる。

Photo_8Photo_9

ヴィークルモードはプロールと同じくパトロールカーらしいでござるが、ウェポンモードはブラスターという設定でござる。

Photo_10

ギャラクシーフォース商品はマイクロンジョイントに対応した商品は少ないでござるが、ウェポンモードとして拳の穴に保持する分には問題のない商品でござる。

Photo_11Photo_12

Photo_13Photo_14 

ロボットモードのカラーリングはオレンジ色も追加してほしかったでござるな。

なお、個人設定や何ゆえにフレイムコンボイとカラーリングを合わせたかの理由は語られていないでござる。

Photo_15Photo_16

お次はジャスコにて配布された グラビトン(キャンペーンマイクロン・ヘルフレイムグラビトン、非売品)でござる。

Photo_17Photo_18

Photo_19Photo_20

商品は エマージェンシーマイクロンドラフトの成型色変更品であり、左側のマイクロンジョイント凹に武器保持用に通常ジョイントを増設した商品でござる。

ジャスコでの配布条件はフレイムコンボイ限定で、箱に直接テープ止めされるかたちで販売されたでござる。

Photo_21Photo_22

ヴィークルモードはドラフトと同じ消防車のはずでござるが、タンクローリー(?)とかポンプ車として紹介されている場合もあるでござる。

Photo_23

ウェポンモードはミサイルボットとして紹介されており、追加ジョインントの御蔭で手持ち可能になったでござる。

Photo_24Photo_25

Photo_26Photo_27

カラーリング的には似合っているので好きでござるが、彼等キャンペーンマイクロンには個人設定は存在しないでござる。

Photo_28Photo_29

そして、TFステーションで配布された バルジ(キャンペーンマイクロン・ヘルフレイムバルジ、非売品)でござる。

Photo_31Photo_30

Photo_33Photo_32

商品はエマージェンシーマイクロンツイストの成型色変更品であり、機体下部に武器保持用のジョイントを増設したものでござる。

本品の配布条件は、トランスフォーマー商品取り扱い店のTFステーションに限られ、トランスフォーマー商品(先着順)で配布されたようでござる。 (店舗により条件が異なったらしい?)

Photo_34Photo_35

バルジのヴィークルモードはティルトローター機と設定されており、ウェポンモードもガトリングガン(ガトリング砲)でござる。


何でもかんでもコンボイと名乗るのは如何なものだろうか?

2008-08-24 21:11:18 | トランスフォーマー・GF

Photo

ごきげんようでござる!

さあ! 今宵は2005年の「トランスフォーマー・ギャラクシーフォース」より、デストロン商品として販売された、アニマトロスのリーダーである暗黒司令官・フレイムコンボイ(GD-07、フレイムコンボイ、4000円)の紹介でござる!

Photo_2Photo_3

動物型トランスフォーマーの生息する惑星アニマトロス(海外名、ジャングルプラネット)を統治する独裁者としてのモチーフに選ばれたのは、過去デストロンのリーダーを務めてきた、肉食恐竜よりも強い(?)幻獣であるドラゴンでござる!

Photo_4Photo_5

商品も大きくアニマトロス デストロンリーダーとしては、申し分ないデザインなのでござるが・・・ 名前がフレイムコンボイちゅーのは何とかならなかったのでござろうか?

まあ、ブラックコンボイの名前なら違和感がない(?)のでござるが、あくまでブラックコンボイの名称はコンボイ商品の成型色変更品に当てられるモノであるし、フレイムコンボイは新規製作商品でござるが、海外名はスカージなのでござる。

そう・・・ スカージの名称はブラックコンボイの海外名なのでござる。

あ~ヤヤコシイでござるな。

Photo_6Photo_7

しかし・・・ 何故にブラックコンボイ スカージと呼ばれるのでござろうか?

一応コレには訳があり、サイバトロン(海外名、オートボット)のリーダーが持つマトリクスの存在でござる。

サイバトロンリーダーの証たる「指揮権のマトリクス」はデストロンのトランスフォーマーには使用不可能なのでござるが、唯一使用できたのが、G1のスウィープス軍団参謀・スカージ(D-71、スカージ、1800円)なのでござるよ。

以後、マトリクスに関係のあるブラックコンボイデストロン兵士はスカージと呼ばれるようになったそうでござる。

Photo_8Photo_9

フレイムコンボイ には、マトリクスが無いものの、惑星スピーディアのプラネットフォース(フォースチップ)を所有するリーダーであるから、暗黒司令官であるブラックコンボイと同じ扱いになるのでスカージの名前なのでござろうな?

Photo_10Photo_11

商品は電子音ギミック(ボタン電池(LR44)×3使用)が内蔵されており、背中のボタンを押すことによって頭部(目・額・口内)を光らせて咆哮するでござる。

更にフォースチップをイグニションさせる事により、例の変形音(?)が鳴り、折りたたまれていた2対の首が起き上がるでござる。

Photo_12

イグニションにより、3首竜となり必殺技「デスフレイム」を発動するのでござるが・・・

劇中と事なり、「プシュン!」とちゃちな電子音が鳴るのでござる。

まあ、咆哮音から発射音に変更されるのであるが、あまりにもチャチなのが残念なのでござるな? 変形音といい発射音といい・・・音が鳴れば何だって善いアメリカンな電子ギミックでござるな。

Photo_13Photo_14

しかも商品は大きさの割りにミサイル発射ギミックもなく、左右の首の造形や細部の造形が大味なのでござる。

もう少し、羽とか尻尾が大きければと思うのでござるが、コレも米国の共通サイズの箱に合わせる為に切り詰めたデザインだそうでござる。 (?)

Photo_15Photo_16

二足歩行状態にしてみるとボリュームが足りないのは、その為でござるかな?

まあ、四足歩行のドラゴンも珍しい存在でござるから、ソレはソレで有りでござる。

Photo_17

Photo_18 

しかし!

ロボットモードのボリュームとバランスは抜群でござる!

Photo_19

Photo_20  

独特のカラーリングと合間って、ギャラクシーフォースを代表するベストデザインの1体と呼んでも良いでござる。

まあ一応、顔は怖いがフレイムコンボイを名乗るだけあり、コンボイ系の頭部デザインだったりするでござる。 一応は悪のコンボイをイメージしてデザインされたようでござるな。

Photo_21Photo_22 

ドラゴンモードでの尻尾はボリューム不足でござるが、尻尾はヘルフレイムアックス(戦斧)となり、非常に豪快な武器となるでござる。

Photo_23

下手に銃器系の武器を所持するよりも、力任せで強引な性格に合った武器には感心するでござる。

Photo_24Photo_25

しかし・・・ 本品は腕の可動範囲は思ったより狭く、両手持ち等の劇中ポーズは再現できないのでござるよ。

Photo_27

Photo_26

まあ、接地性はソコソコ良いでござるが・・・

Photo_28Photo_29

ロボットモードでのイグニッション・ギミックは同じで、変形音と「プシュン!」の発射音が鳴るでござる。

Photo_30

Photo_31  

ロボットモードも商品的には大味でござるが、劇中の雰囲気は再現された商品でござる。

Photo_32

そう・・・ 「トランスフォーマー・ギャラクシーフォース」では敵として登場するも、非常ーーーーにオイシイ立場のキャラクターなのでござるよ。

しかも!

フレイムコンボイ を演じた中の人は若本規夫氏でござるから、「ひきょうもの~!」と叫びたくなる怪演だったでござるな。 う~む・・・ ビースト劇団とは違う渋さには感涙でござる。

Photo_34Photo_33

因みに、フレイムコンボイ単品では遊び辛いと感じた場合は、日本版玩具設定では、フレイムコンボイの武器として使用できるキャンペーンマイクロン(非売品)が存在するのでござる。

Photo_35

何故か自動車系のマイクロン達でござるが、フレイムコンボイをイメージしたエマージェンシーマイクロン(MM-20、エマージェンシーマイクロン、980円)の成型色変更品をヘルフレイムマイクロンチームとして、各店舗にて配布されたでござる。 (↑写真はヘルフレイムクエーサーを使用)

う~む・・・ どうせなら日本未販売に終わったジャングルプラネットミニコンチーム(日本未販売)を配布してもらいたかったものでござる・・・


怪物くん

2008-08-23 05:22:28 | BW・リターンズ

Photo

ごきげんようでござる!

トランスフォーマーを研究しているとカテゴリーに分類できにくいキャラクターも多々登場するでござるが、1999年の「BEAST MACHINES」は日本人の趣向・感性を全く無視して展開されたシリーズゆえに理解しがたい商品も多く、中でもノーブル(日本未販売)はTVアニメに登場するキャラクターを商品化した訳でござるから・・・ 本来ならばゲストキャラクターを商品化した部類にはいるキャラクターなのかもしれないでござる?

ちゅー事で、今宵は2005年に「ビーストウォーズ・リターンズ」として日本販売されたノーブル(BR-11、ノーブルサヴェッジ、1799円)の紹介でござる。

Photo さあ、困った・・・

このキャラクターを如何紹介してよいものでござろうか?

「ビーストウォーズ・リターンズ」は一応「ビーストウォーズ」3部作を締めくくる作品であり、ノーブルの登場は15話~17話登場のゲストキャラクター的な存在でござるが、無駄に話をややこしくしたキャラクターであり、ストーリーを左右する存在(?)だったりするのでござるよ。 (ネタばれ有)

そう・・・ 本品は最初にストーリー有きで製作された数少ない商品なのでござるな?

しかも・・・ 本品のパッケージングはビーストモードでなく、ロボットモード(?)でパッケージングされており、右腕のギミックのおかげで、妙なポージングなのでござる。 海外版も同じでござるが、本品はブリスターパックよりも箱で販売すべき商品だったと思うでござるよ。

Photo_2Photo_3

さてさて・・・ ノーブルのビーストモードである目無し竜(ドラゴン)はサヴェッジと呼ばれており、ノーブルの意志とは関係なく本能で行動するモンスターでござる。

Photo_5Photo_4

サヴェッジのデザインは珍しく左右対称ながら2本の尻尾と翼を持つドラゴン系のモンスターなのでござるが、頭部に目を有しない珍しいデザインでござる。

Photo_6Photo_7 

この中途半端なデザインには一応理由があり、劇中設定では メガトロン様(BR-05、メガトロン、2999円)の切り捨てた有機生体部品(?)なのでござる。

Photo_8Photo_9 

余剰パーツだから必要な目が無かったり、生体組織ゆえの本能のみが行動する生命体なのでござる。

なお、劇中では目的地を目指し火を噴いて暴れる存在なのでござる。

Photo_10

サヴェッジのギミックは左頬(首)部分に青い突起があり、押す事により口を開閉するのでござる。

変なデザインながら、妙にCGデザインと似ているのも無駄に凝っているのでござるよ。

Photo_12Photo_11

残念なのが、翼は塗装処理なのでござるが、コレが本体よりも明るすぎてイヤ~ンな感じなのでござるな。

まあ・・・ ソレは置いておくとして・・・ 本品の変形パターンは、ちと複雑なのでござるが、変形説明書はパッケージ台紙の裏に簡単に記されているために、細かいパーツの移動位置が判りづらいのでござるよ。 説明書は別に印刷すれば、もう少し説明文と変形図(写真)が増やせて、キャラクター説明を台紙に印刷できたものを・・・

トイザらス限定販売とはいえ、一般人にアピールするには辛いパッケージであり、商品の魅力を伝え辛いパッケージでもあるでござるよ。

Photo_13

そう・・・ 変形はサヴェッジの背中のコブにノーブルの頭部を収納していたりと、無駄に凝っており、劇中デザインとは翼が異なるものの、最限度は高いでござる。

Photo_14Photo_15 

そう・・・ デザインを重視しすぎてチータス (BR-02、チータス、2999円)と同じく細い足と獣脚である為に非常に接地性が悪いのでござるよ。

Photo_17Photo_16

しかも、もっと謎なのが ノーブルのデザインが狼獣人(モンスター)なことでござる。

そう! ノーブルはロボットモードではなくビーストモード(?)なのでござる。

Photo_18Photo_19

即ち! ノーブル サヴェッジも、ビーストモード(?)なのでござるな。

確かに日本未販売のミュータントビーストはロボットモードを持たない動物から動物に変形するトランスフォーマーでござるが、ノーブルはトランスフォーマーと呼べる存在なのかも疑問でござる?

Photo_20

劇中では自分が何物か解らず、サイバトロン(海外名、マキシマル)と行動を共にするのであるが・・・ 如何も米国の精神論は日本の考え方と違うようで、上手く翻訳されていないような気がするのでござる。

先に述べたとおり、ノーブルサヴェッジは別人格であり、互いの存在を認めていないようなのでござるが、サヴェッジの性格(本能)は切り落とされたメガトロンへの帰巣本能(?)と考えられるのでござるが・・・ ノーブルの性格って誰?

メガトロン様とは異なる性格であり、狼モンスター風の容姿は全くメガトロン様の特長を受け継いでいないのでござる。 (?)

Photo_21Photo_22

本品はバトルフォーザスパーク商品である為に、右腕にスパーククリスタルが装備されており、翼の下に隠された背中のレバーを動かす事により、ゼンマイが巻かれ、スパーククリスタルをズラす事により右腕が回転するギミックを内蔵しているのでござるが、このスパーククリスタルはマクシマルヴィーコンのマークが交ざったデザインなのでござる。

そう・・・ サイバトロンでもデストロンでもない存在なのでござる。

Photo_26Photo_23 

しかし・・・ 実は ノーブルには、メガトロン様のスパークが宿っていたのでござる。

そう・・・ ここで可也の解釈の違いが現れるのでござるが、ノーブルを影で操りサイバトロンを騙していたのか、メガトロン様本人がノーブルを演じていたかでござる。

はたまたメガトロン様のスパークは休止状態にあり、ノーブルの意志のみで行動していたかでござる。 コレが上手く翻訳されていないので、謎のままなのでござる・・・ ?

Photo_27

そこで推測できるノーブルの精神でござるが、メガトロン様が切り捨てた有機生命部品と同じく・・・ メガトロン様の「良心」ではないのでござろうか?

メガトロン様のスパークが無くなった後は、残された本能と良心の感情だけで動いていたとかでござる。

・・・このネタも考えてみれば、石森章太郎先生の「サイボーグ009」のネオ・ブラックゴーストの3ッ子の3幹部だったりするのでござるよな。

う~む・・・ 精神論の演出は難しいものでござるな。

Photo_29Photo_28 

因みに本品は翼を外す事により劇中に近いデザインになるでござる。

まあしかし、この良く解らない怪物くんを、長島雄一(現、チョー)氏が、まさかのミュージカルキャラに仕立ててしまうとは・・・

恐るべし・・・ やはりビースト劇団は侮れないでござる。


ダイノボットが降ってきた!

2008-08-21 13:54:17 | トランスフォーマー スーパーリンク

Bm

ごきげんようでござる!

今宵は2004年に販売された「トランスフォーマー・スーパーリンク」のデストロン強襲員、ダイノボット(SD-12、ダイノボット、980円)の紹介でござる!

Photo_2 ダイノボットと言えば、サイバトロンの恐竜ロボットの部隊名であったり、ビーストウォーズでは元デストロン兵士の「ダー」「ダーー」とウルサイ縞々恐竜(C-4、ダイノボット、1500円)の個体名であり、概ねサイバトロン側の名前であるのでござるが、本品はヤヤコシイ事に部隊名というか・・・ 形式名なのでござるな?

そう・・・ スーパーリンク版ダイノボットは、同型の機体が大量に現れてはヤラレる賑やかし系のザコキャラなのでござる。

しかも、本品をダイノボットと公称するのは日本のみのようで、海外名はクルールロックと言う名前だそうでござる。

Bm_2Photo_3 

う~む・・・ 確かにクルールロックちゅー名前は言いにくいでござるが、ダイノボットの名前を使わずとも・・・と、思ってしまうでござるよ。

そう・・・ 本品はビーストウォーズ版ダイノボットとも一切関係ないでござる。

Bm_3Bm_4 

まあ・・・ビーストウォーズ版ダイノボットのクローンは複数作られたようで、ソレを基に複製したという説も上げられるでござるが・・・ 米国のコミック版を見ていると基になったのは、アルマダ版テラソー(USAエディション、テラザウラー、1980円)がユニクロン(MX-00、ユニクロン、7980円)により捕獲され改造複製されたような感じで描かれているのでござるよ?

Bm_5Bm_6 

明確な描写は確認できないのでござるが、一応本品はメカ恐竜(ラプター)であるので、テラソーが同時に捕獲された4体では一番繋がりの有りそうな素体なのでござる?

Bm_7Bm_8 

突入カプセルによる強襲攻撃、集団戦闘という事を考えれば、小型のラプターという恐竜はモチーフとして正解なのでござる。

TVアニメでは1種のみの登場でござるが、別カラーのマグマタイプ(SD-17、ダイノボット・マグマタイプ、980円)が販売されているでござるが、特別な設定が有る訳でもない商品でござる。

Photo_4

個性無きザコキャラの別カラーリングと捉えるのは悲しいので、何らかの救済設定は欲しいものでござるな。 

まあ・・・ 3倍速いのは御約束でござるが、マグマタイプの名を引用して、対熱仕様とかの設定はほしいでござるが、別名称でも問題はないのでござるよな?

Photo_5Photo_6 

しかし・・・ テラーコンというエネルゴンを精製できるビースト系ザコ兵士のなかでは、一番変形が面白くない商品なのでござる。

Photo_7Photo_8 

そう・・・

首を後ろに倒して、連動で脇が広がるものの手足を伸ばして終わりでござる。

変形させる必然性がないデザインなのでござるよ。

従って、TVアニメでもロボットモードの印象が薄いでござる。 (?)

Photo_9Photo_10 

武器類は付属のエネルゴンスターと尻尾に収納された、ジュラスマッシュとラプターガンでござる。

一応ラプターガンを持つことにより、遠距離攻撃ができる為のロボット形体なのでござるが、メカ恐竜モードでも武器は保持できたりするでござる。 (笑)

Photo_11

しかし・・・ 余分なパーツが無い為に無駄に可動範囲が広く、様々なポージングが可能なのでござる。

Photo_12Photo_13 

更にラプターガンとジュラスマッシュは組み合わせてエナジーブレードとする事が可能で別売りのトランスフォーマー(デストロン兵士)のエネルゴンウェポンとして使用する事も可能でござる。

Photo_14

しかし・・・ 思いっきりザコデザインなのでござる。

勿体無い・・・ せめて尻尾は開いて背中に折りたためれば、少々頭の良さそうなザコ兵士になれたとおもうのでござるが・・・

Photo_15

まあ・・・ そもそも、本品にダイノボットと命名した日本側がヤヤコシくした原因なのでござるよな~

スーパリンクに到るマイクロン伝説で、日米異なる名前を使用したものでござるから、続編のスーパーリンクでは日本式命名パターンと海外登録名称などの違いにより、名前が別物になるのでヤヤコシイのでござる。

米国の登録商標上の名前は替えられないのであれば、日本側が後から販売するのであれば譲歩すべきであろうな・・・ 否!するべきでござる。

そういう意味では劇場版「TRANS FORMERS」の共通名称は賛成でござる。


モーファザウルスの逆襲!

2008-08-19 16:20:31 | チープTOY

Photo

JESNET~♪ JESNET~♪

夢のJESNT~ヤマグチ~♪

お盆の帰省とかで、地方に遠征された御仁は思わぬところで素敵な玩具に出会わなかったでござるかな~♪

今宵は久しぶりにチープTOYの紹介でござる!

なんと、実働するLCDゲーム機に変形するモーファトロンの3番手(?)であるモーファザウルス(モーファトロン・モーファザウルス、2400円?)でござる。

Photo_2 本品は1997年頃にホンコンのTIGER ELECTRONICS INC.と云うメーカーが製造(MADE IN CHINA)した商品を日本の株式会社ヤマグチより、JESNETのブランド名で日本販売された商品でござる。

無論商品パッケージは日本語仕様に変更されており、日本語による説明書も付属するでござるが・・・ 販売価格2400円は高すぎる設定でござる。 まあ、拙者も2400円なら買わなかったのでござるが、800円くらいで購入したでござる。

そう!如何やら1000円前後のオープン価格らしく、2400円はダミー価格のようでござるな?

Photo_3Photo_4

パッケージは何処の店頭でも陳列できるサンドイッチ式の完全密着ブリスターパックなのでござるが、電池(単4乾電池×1)は別売りでござる。

土産物売り場に置かれる場合は、移動中の退屈しのぎなどに購入後に即遊ばれるお子様も多いと思われるのでテスト用電池は必須だと思うのでござるが?

この辺のサービス戦略は、早川玩具の方が優れているでござる。

Photo_5Photo_6

さて・・・ モーファザウルスでござるが、実は4脚獣形態は正規の変形方法ではなく、変形途中形態であり、説明書には記載されていないのでござる。 (笑)

Photo_7Photo_8

そう・・・

本来はスペースマシンよりモーファザウルスに変形するのでござるが・・・

そのスペースマシンと云うのが・・・

 ・

 ・

 ・

Photo_9

これ・・・

所謂LCDゲーム機形体でござる。

Photo_10Photo_11

う~む・・・ 何がスペースマシンなのか解らないが、スペースマシンなのでござる。

Photo_13Photo_12

シリーズ第1弾のモーファビースト(モーファトロン・モーファビースト、2400円)は航空機風なデザインである為にスペースマシンと呼ばれても違和感がないのでござるが・・・

Photo_14Photo_15

適当なフィギュア(figma 008、泉こなた、2500円)を配置するとゲーム筐体なのでござるよ。 (笑)

しかし! 本品の持ち方についての記載は無いのでござるが、後足に人差し指を絡ませて保持すると、驚くほどにグリップ感が良いのでござる!

しかも、脚の長さは調節(?)が利くので大人でも安心でござるよ。

う~む・・・ 人間工学を意識してデザインされたのでござろうか?

それとも・・・単なる偶然でござるかな?

Photo_16Photo_17

で・・・ 肝心のゲーム内容でござるが・・・

全7ステージ有るのでござるが・・・ コレが全部同じ絵なのでござる。

そう・・・ 出現パターンが異なるだけで延々と廻り続けるのでござる。

まあ一応制限時間が有り、7ステージで終わりなのでござるが・・・はっきりいって辛い・・・

飽きてしまうのでござる。 (笑)

これで、最高得点を競うゲームなのでござる。

高良みゆき嬢ならば得意そうなゲームでござるな。

Photo_18Photo_19

さて・・・ ここでモーファトロンのストーリーを説明しておくでござる。

モーファザウルスの逆襲

あの日までキミたちは何万年も平和に暮らしていた。

宇宙海賊」がやってきて、キミたちの世界を破壊した日のことだ。

それまでは、キミたちモーファザウルスモーファスパイダーモーファビースト、はお互い助け合いながら静にくらしていた。

その助け合いの精神はこの危機に耐えうるのか? キミの世界には様々な種族が住んでいたが、各種族の数少ない生存者から、AIF・エイリアン・インヴェージョン・フォース(エイリアン侵略隊)が結成されたのだ。

AIFとは、正義と誠意のために「宇宙海賊」を追いかけて戦うエリート部隊のことだ。

宇宙をさまよっている間、キミたちモーファザウルスと長くつき合っていた惑星からメッセージがきた。

「突然攻撃された、助けてくれ」というのだ。

彼らはキミたちの味方だったから、ただちに助けに向かった。

しかし、それはワナだったので。

そう、長年キミたちの友だったはずの、翼竜と一角獣が敵としてキミに襲いかかってきたのだ!

裏切り者をやっつけろ!

(説明書本文より)

Photo_20

う~む・・・ 強引なストーリーでござるな・・・

一応敵として現れても話しくらいは聞いてやるべきでござるよ。

理由無く裏切り者扱いであれば、「正義と誠意」の名前はタテマエである某国と同じでござるな。 (笑)

Photo_21Photo_22

モーファザウルスの基本形態は二足歩行型の恐竜(?)なのでござる。

Photo_23Photo_24

なお、LCDゲームの武器であるBITE(噛み付き攻撃)とCLAW(カギヅメ攻撃)の可動は再現されていないでござる。

Photo_25Photo_29

なお、恐竜形体であるモーファザウルスでも、LCDゲームは遊べるでござる。

Photo_27

なお商品パッケージには「フォーメイションチェンジでカッコよく遊ぼう!」と記されているでござるが、変形したところで音が変わるわけでも難易度が変わるわけでもないでござる。

Photo_28

実際にゲームを内蔵した変形玩具は珍しいでござるが、タカラの電脳シリーズと同じく「2兎追うものは1兎もえず」の如くヒットしないのも当然と言えば当然でござる。

両方に特化した商品は難しいのでござろうな?

それでも悲しきかな、コレクターのサガで、未入手のモーファスパイダー(モーファトロン・モーファスパイダー、2400円)を今だに探しているでござる。 (笑)