ごきげんようでござる!
前回に続き、トリケラトプス繋がりで今宵は1985年に販売されたサイバトロン・ダイノボット部隊、火炎戦士、スラッグ(28、スラッグ、2300円)の紹介でござる。
本品は1984年にダイアクロン商品として販売された恐竜ロボ(2、トリケラトプス、2300円)の成型色変更品であり、ダイアクロン隊員の削除と、青い成型色を赤や黒に変更し、トリケラトプスの角と合金サーベル(プラスチック製)のメッキ処理を廃して、付属シールのデザインを一部変更させて、シークレットエンブレムを貼付した商品でござる。
スラッグは、ダイノボットを代表する商品の1体で、リーダーであるグリムロック(26、グリムロック、2300円)に反抗する血の気の荒いオイシイ立ち居地のキャラクターでござる。
しかし・・・ 人気はプテラノドンに変形する、スワープ(30、スワープ、1980円)に負けていたりするでござる。 (笑)
商品は安全対策(?)の為に角のメッキ部分が廃しされたおかげで安っぽくなったものの、赤い角は商品的なアクセントとなり、いい感じだったりするでござる。
しかも、グリムロックと異なり、ミサイル(×3)発射機能のあるショルダーランチャーは恐竜モードでも装着可能でござる。
しかし・・・ ロボットモードの武器であるレーザーライフル(キャノンビーム)や合金サーベルは余剰パーツとなるでござる。
なお、TVアニメでは頭突きは勿論の事、角から雷撃を行い、口から3000℃の炎を吐くなど多彩な攻撃が描かれているでござる。
ロボットモードのデザインもグリムロックとは異なり、より重装甲で重くて固いイメージがあるでござる。 商品も後ろに転倒しにくいでござるよ。
しかし・・・ 何故か赤いボディは強そうに見えないカラーリングでござる。 (笑)
まあ、グリムロックが強そうなカラーリングに変更されたモノと違い、地味になったような・・・
そう・・・ グリムロックとは対照的な存在なのでござる。
言わば、同門のライバルでござるかな。
しかし・・・ 人気は確実にグリムロックの方が高いでござる。
同門ライバルキャラの片方の法則と言うか・・・ 相方だけ人気がでてしまった芸人の法則に当てはまるり、「直接対決が出来ない分」、埋もれてしまうキャラクターでござるな。 (自称ダイノボットのNO,2)
従って人気ゆえにグリムロックと違い、新設計の商品が販売されていない状況なのでござる。
まあ・・・ TVアニメで、もっと グリムロックと絡み、リーダーの座を賭けた直接対決のようなエピソードが有れば彼も人気がでたと思うのでござるが・・・ 非常に残念でござる。
まあ・・・ 有れば有ったで腐女子のお姉さま方の餌食になっていたでござろうな。 (笑)
拙者としては変形×2で復活してほしいものでござる。