トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

「これからはゴールドバグと呼んでね!」

2008-08-30 02:10:05 | トランスフォーマー・G1

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ごきげんようでござる!

商品切り替えによる絶版(製造中止or休止)から人気キャラクターが続投する方法はパワーアップとかモデルチェンジでござる。

トランスフォーマーを代表する人気キャラクターである、サイバトロン情報員、バンブル(11、バンブル、500円)も「トランスフォーマー2010」後半では重症を負い、クインテッサ星人の協力によりモデルチェンジで再生されたのが、ゴールドバグ(C-97、ゴールドバック、500円)なのでござる!

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御蔭で次回作である「トランスフォーマー・ザ・ヘッドマスター」に引き続き登場するも、役割はウィリー(C-80、ウィリー、500円)に喰われてしまい、スロットルボット部隊の指揮官(情報指揮官)に昇進したものの、出番は殆ど無くなってしまったでござるよ・・・

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さて! スロットルボットと云うカテゴリーはミニボットの後続商品であり、SFデザインを取り入れた2010商品の中にあり、実車をモチーフにした商品でござる。

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更にはプルバックモーターを内蔵しており、スーパーダッシュ!(走行ギミック)を有するでござる。

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そう・・・ 本来初期販売のミクロチェンジ流用組ミニボットは、チョロQをモデルに製作されており、プルバックモーターは搭載されていなかったが、スロットルボットは先祖がえり的な商品となったのでござる。

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しかし、商品は一回り大きくなり、チョロQ的なデザインから、より実車に近いワーゲンのデザインで造形されたでござる。

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が・・・

ロボットモードは非常~に残念なのでござる・・・

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ヴィークルモードは良いのだが、ロボットモードが酷すぎるのでござるな。

バンブル(↑写真はTFコレクション版)のプロポーションとは別モノの商品なのでござる。

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まあ、TVアニメの作画では、いくらでも嘘は描けるので、それなりのキャラクターなのでござるが・・・

商品は酷いのでござるよ・・・

せめて脚部が収縮して、腕でも可動すればよいのでござるが、全くの無可動でござる。

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まあ、簡易変形でロボットモードでも走行できるのでござるから、米国人はコレでも良かったのでござろうか?

御蔭で人気は衰退し、再び海外ではプリテンダーとなり、バンブル(日本ではヒーローセット、1980円、として販売)として販売され、以後アクションマスター(日本未販売)、G2(日本未販売)、ゴーボット(日本未販売)と、バンブル(海外名、バンブルビー)の名前で販売されているのでござる。

結局、リニューアルに失敗し、昔の名前に戻ったちゅー事でござる。

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そう・・・ 米国人は日本人よりバンブルを大事にしており、簡単にリニューアルして2代目を襲名させなかったのは、ゴールドバクの失敗が有るからなのでござるな。

因みにTVアニメなどの公称は、ゴールドバグでござるが、商品名はゴールドバックでござる。

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更にヤヤこしい話をするならば、スロットルボットは本来1986年の「2010」商品として販売されるハズだったでござるが、実際の販売は1987年の「ザ・ヘッドマスター」商品と同じ扱いで販売されたでござる。 しかし、箱裏のイメージイラストは2010仕様だったでござる。

が、スロットルボットの販売に際しては一部の店舗で、白色仕様のヘッドマスター戦士(全6種・未販売)が販促品として配布されるキャンペーンが有ったりしたのでござる。

残念ながら・・・ 当時は知らなかったので全種集める事ができなかったでござる・・・

その、キャンペーン用のヘッドマスター戦士は、今では怖ろしいプレミアが付いていたりするのでござるが・・・ その話は別の機会に紹介するでござる。