水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

体内に摂取された放射能の除染に係る記載を調べました。

2012-10-22 | 生物多様性・生態系異変関連

10-22投稿

 信濃毎日新聞「佐久の野生キノコ 基準21倍のセシウム検出」 という記事を一例として、見るにつけて拡散メカニズムについて不詳ですが、3.11震災から一年半以上経ったのに放射能(放射性物質)の体内摂取の可能性があり、その影響は気になります。本文詳しく見る

 既稿にて、環境放射能の拡散状況、内部被曝に係る記載を調べてきましたが、個人的には生物学的半減期に頼るしかないと思っています。

関連投稿:

環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る記載(高濃度濃縮セシウム汚染米のメカニズム)2012-07-09 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

内部被曝に係る投稿(’11-06-27~'12-05-12)
(2012-05-12 | 放射能被ばく・後遺症関連)

内部被曝に係る記載(原発漏洩放射性物質の生物学的半減期
セシウム汚染米とカドミウム汚染例との比較


 今回は今後も食品による放射能拡散は考えられるので、体内に摂取した場合にその影響を小さくする薬剤に係る記載を調べました。

 
 緊急被ばく医療研修のホームページ(6.体内汚染の治療は)から
引用されたブログ「旅行大好き」(内部被ばくの体内除染方法と薬剤)の記載
を転載引用しました。
http://ameblo.jp/ryokoubangumi/entry-10889512263.html
(一部抽出・割愛しました。内容は短期に大量に緊急被ばくした場合の方法ですが、原理的には小量を長期に体内摂取した場合にも適用できると個人的に考えて記録しました。)
 
「・・・    
-----抜粋--------
治療が必要か否かの決定に際して、絶対的な指針としての被ばく線量を示すことは難しく、
年間の被ばく線量が20mSvを超える場合に、治療を開始することも一つの方法と考えられています。
治療による効果・副作用と体内汚染による被ばくによるリスクを考慮し、速やかに治療を開始します。

-----抜粋--------

年齢、体系によって違うと思いますが、
とりあえず20mSv/年くらいから治療を開始するのかな。。
また被曝の目安として、


放射性核種尿排泄率の測定
ホールボディカウンタの数値


を参考にするようですね。
なるほど、1つの体内の放射能物質の排出として、尿から排出されるということですね。

体から出すって、尿、便、汗 と想像できます。。

*******************

体内汚染の治療はと言うと、

(1) 胃腸管からの吸収の低減

胃洗浄
下 剤
プルシアンブルー
アルミニウムを含む制酸剤
硫酸バリウム(Barium Sulfate)

(2) 阻害または希釈

ヨウ素剤
ストロンチウム化合物
水分摂取
カルシウム
(3) 放射性核種の除去

利尿剤
副甲状腺/上皮小体抽出液(PTE)

(4) キレート剤

EDTA
DTPA
Dimercaprol
Penicillamine
Deferoxamine

(5) 気管支肺胞(肺)洗浄    ・・・」
 
緊急被ばく医療研修のホームページ(6.体内汚染の治療は)
本文詳しく見る
 
⇒上記の薬剤を成分として含有する食糧と照合して、今後摂取に心がけるのも一案か?
それにしても、その食糧が汚染されていないかどうかも注意しなければならないのか?
関連投稿:
環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る記載(体内の放射能を浄化する食べ物)

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