テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

イル・べヴィトーレ

2009-10-16 07:46:17 | イタリア料理
 『HotPepper』の松山版をみると、以前は背表紙があったのに、最近はぐっと薄くなって中綴じになってしまっていますね。松山の飲食業界も不景気で、出稿が減っているのでしょうか。なにやら心配になってきます。それでも、新しいお店が開店していきます。



 そんな新店の一つ、「イル・ベヴィトーレ」をシャム社長とたずねてみました。



 ハムの盛り合わせ(850円)です。



 オリーブの実とピクルス(350円)。



 ランブルスコという弱発泡性の赤ワインがあったので、注文しました。1800円とは、安いですね。冷えていたのがなかったようで、「10分ほど待ってください、冷やしますので」という、お店の人の声。キンキンに冷えた赤ワインを好む松山人のなかにあって、珍しくもシャム社長は「赤は常温で」という『常識』を身につけています。しかし、いかんせん教科書的知識なものだから、この状況で「赤だから常温でええ」といってしまいました。あわててテトキチが、「社長、発泡性のワインは冷やした方がいいですよ」とささやきおかみになって、事なきを得ました。それにしても、松山でワインを、あえて冷やしてもらうなんて、初めてのことでしたね。



 マダコ・オクラ・ズッキーニのアラビアータです。アラビアータというと、反射的にペンネを思い浮かべますが、ここでは長いパスタを使用していました。それほど辛くはありませんでした。



 カジキマグロのチーズ焼き。ほどよい火の通し加減です。



 国産牛イチボ ピアチェンツァ風ストラコットです。ピアチェンツァとか、行ったことありませんが、おそらくこの地域の料理なのでしょう。おいしかったです。



 デザートは、イタリアの定番、ティラミス。



 シャム社長は、食後にフォルマッジョと、しゃれたことをします。蜂蜜をつけて食べていました。田舎の人が、どこでこんなことを覚えたのでしょうか。



 とにかくワインが安いです。ということで、ランブルスコの他に、もう1本あけて、けっこう酔っ払いました。遅くにいったのですが、お客さんがけっこう入っていたわけです。料理もいけます。二人で切り盛りしているようなので、料理が出てくるのには、しばらく時間がかかることは覚悟せねばなりません。

「イル・ベヴィトーレ」松山市千舟町3-4-2-2階   947-7010