テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

名古屋出張なごやめし②(名物編)

2009-10-27 08:34:02 | 国内旅行ー東海・北陸
 泊まったホテルの朝食(前売り1100円)には、「名古屋名物コーナー」がありました。「名古屋名物」の貼り紙が取り付けられているのは、東京タワーでしょうか、エッフェル塔でしょうか。それにしても、名古屋人はお茶目なことをします。松山あたりのホテルだと、じゃこ天でも出しているのかな。



 ということで、朝からエビフリャ―と味噌カツを食べました。ホテルのバイキングゆえ、冷え切っていておいしくはないのですが、おかわりして食べました。隣の席に座ったおっさんは、味噌カツにエビフライ用のタルタルソースをかけて食べており、奥さんに「味噌の味するかい?」などと、マヌケなことをきいていました。そりゃ、タルタルソースの味しかしないだろうって。こういうとき、「味噌カツ用のソースがありますよ」と教えてあげるべきなのでしょうか。関西人のおばちゃんだったら口をはさむのでしょうが、どうも関東人はこういうとき、知らぬ顔をきめこみますねえ。



 きしめんもありました。かなり前にゆでたのを置きっぱなしにしているので、愛媛のやわやわのびのびうどんよりは、いくらかましという程度のものでした。量が少なかったので3杯食べました。



 そして今回の出張のメインイベント、「三福」です。松山では「三福」といえば、×(伏字)徳不動産屋のことを指しますが、名古屋では鰻の有名店です。金山駅のすぐそばにあります。お店の外観は、小さくて古いので、とても名店にはみえません。



 観光客(仕事で行っているんだけれど)としては、いろいろな媒体に紹介されている釜まぶし(2500円)を頼むしかないでしょう。このお店では、お櫃ではなく釜で出されるので、釜まぶしです。注文してから、たっぷり30分は待ちます。ほんとのウナギ屋さんにきているなあ、という気がします。ようやく登場したウナギは、表面がカリっと香ばしく焼けていて、中はふわっとしています。これは、評判どおり美味! 櫃まぶしの場合、よく出汁をかけるようにわたされるのですが、このお店はお茶そのものでした。しかし、せっかくカリッといいぐあい焼けているウナギをお茶でふやふやにしてしまうのは、どうかと感じました。



 それで、周囲をみると、馴染みの地元客の人たちの多くは、ふつうのうな重を食べていました。うな重のほうが、絶対においしそうだなあ。次に名古屋に行くのは、いつになるかわからないのですが、そのときは「三福」でうな重を食べようっと。



 最後に、名古屋みやげのインスタント麺くんたちです。みそ煮込みうどんなどは、インスタントとはいえ、太麺でそれなりのコシもあるので立派なものです。