テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

≪閉店≫ かくれや忠左衛門

2009-10-23 10:30:31 | 大衆食堂
 松山にはこれといった郷土料理がないというような話をしていたとき、名古屋出身の人がいたので、「その点、名古屋は郷土料理の宝庫ですよね」と水を向けると、「松山にもドテ丼をだす店があるんですよ」との話をききました。それが、一番町の「かくれや忠左衛門」です。つけ麺の人気店「周平」のお隣ですね。



 本来は居酒屋のようですが、お昼のランチもやっているわけですね。「個室で食べるうまい飯」とあります。



 たしかに個室で、夜、人目を忍んでやってくるような方たちには、たいへんよろしいと思います。しかし、昼間、一人で入ると、妙に圧迫感を覚えます。



 さて、丼もののながれで、みそどてめし(500円)を頼みました。名古屋で一度、たべたことがありますが、それと比べるとかなり量が少ない感じでした。まあ、名古屋の場合、値段も倍ぐらいしていたと思うので、比較してはいけないのかもしれません。そのときは、四国から同行した人たちが「それは何ですか」といって、珍しいそうに覗き込んできました。みんな、初めてみるといっていましたっけ。名古屋独特の味噌で煮込まれた内臓類が、ご飯の上にのったもので、「なごやめし」の一つです。「忠左衛門」のどてめしも、味噌の濃い味がついているので、それなりのものになっています。時々、ホルモン系独特の臭みを感じました。



 というわけで、今週末は「なごやめし」の本場・名古屋に、そのドテ丼を食べたとき以来の出張に行ってきます。