定年楽農

第二の人生を農で楽しもう

設楽ダム

2009-09-26 21:45:00 | ひとりごと
 ニンジンの種は小さく、土を深くかけると発芽しない。
 それなのに乾燥が禁物です。
 昨年は不織布をかけて乾燥を防いだが、発芽がいまいちであった。
 今年は昨年の反省の元に、エバーフローホースを購入して豊川用水からかん水した。
 これがまた発芽が良好すぎてこれからの間引きが大変そう。
 水田も豊川用水に依存しているが、先日、節水の要請があった。
 確か貯水ダムである宇連ダムも、大島ダムもこの春先は満水状態であった。
 それが、このお盆過ぎからの干天で、もうピンチになるとは。
 私は水利組合の役をやっている関係で、水田用水の止水日を決めなくてはならない。
 水田の栽培指針では、落水は10月2日となっているが、各農家に節水を勧めながら、9月29日に止水することとする。
 豊川用水では、現在計画中の設楽ダムにさらなる水量を期待しているが、ダム事業の中止がニュースとなっている昨今どうなることやら。
 9月24日には、設楽ダム建設に反対している市民団体が国土交通大臣に事業中止を求める要望書を送ったと新聞報道があった。
 用水は多いに越したことはないが、国の財政を考えるときに、自分たちのことだけを考えるわけにはいかない。客観的な予測の元に冷静な行政判断をしてもらいたい。
コメント
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