倉敷ホーリネスチャーチ

聖書のみ言葉、キリスト教のメッセージ、また旅情報など、テケテケが伝えしています(日本ホーリネス教団)。

【説教】「時は縮まっている」 2016/7/24 小林光生師

2016年07月24日 | メッセージ
【聖書】コリント人への第一の手紙7章29~35節 
【説教】「時は縮まっている」 

9:兄弟たちよ。わたしの言うことを聞いてほしい。時は縮まっている。今からは妻のある者はないもののように、 30:泣く者は泣かないもののように、喜ぶ者は喜ばないもののように、買う者は持たないもののように、 31:世と交渉のある者は、それに深入りしないようにすべきである。なぜなら、この世の有様は過ぎ去るからである。

主の御名を賛美します。

 この7章は結婚についてパウロの思いを語っています。創世記で神は男と女を創造され神にそっくりの形にされました。コリント人への手紙13章では、結婚について詳しく記されていて、いつまでも残るものは、信仰と希望と愛。一番大切なのは愛です。とある通りです。
ではこの日本の結婚は今までどうだったのでしょうか? 家と家の結婚が主で、家長が相手を決めて即結婚という流れが一般的だったようです。それにプロテスト、待ったをかけた気持ちを歌ったのが、吉田拓郎さんの「結婚しようよ」でした。自分の意思で相手を選ぶ事を宣言した歌でした。

 この7章でパウロは結婚と時が縮まっている事をどう伝えたかったのでしょうか?
7章をさかのぼり見て行きますと、男女間の不品行などが記され、結婚自体を肯定した考えではなかったようです。しかし、男女どちらかが信仰者で、家庭が平和であるなら離婚せず別れてはならないと自分の意見を述べています。

 次に時について見てまいります。
(1)主からの召し(コーリング)
17:「ただ、各自は、主から賜わった分に応じ、また神に召されたままの状態にしたがって、歩むべきである。これが、すべての教会に対してわたしの命じるところである。 」とありますように、主からあなたに応じた召しがあります。そしてその時の状態のままに従い、守り続ける事が大切なのです。

(2)時は縮まっている
定められた時が迫っているとパウロは私たちに伝えています。その定めとは何でしょうか? それは①迫害 ②再臨の時 です。今の世が過ぎ去る時がやがてやって来るのです。

 パウロの時も再臨もまだ来ていませんが、神が約束された時は必ず訪れる事でしょう。それは寝ている時に来るかもしれません。だから一日一日を大切に、主なる神の御心のまま生かされている事に感謝する事が大切だと私は思います。金や名誉、物などの時は必ず過ぎ去り、全てが無となります。煙のように過ぎ去るものに深入りしないようにとパウロは私たちに諭しているのです。

 8月、日本ホーリネス教団主催の「ユースジャム2016」が開催され、全国から数百人の若者が集います。クリスチャン同士の出会いが少ない日本ですが、主が計画されたこの大会が祝され、良い男女の出会いがありますようお祈りいたします。

今週も主により、素晴らしい日々をお過ごしください。

テケテケ


報告と消息
○7月18日(祝) 夏季聖会が広島教会で開催され、信徒の交わりが持たれました。
○7月27日(水) ~29日(金)ファミリーキャンプが広島三滝で開催されます。祈祷会は自宅祈祷となります。
○8月 7日(日) 礼拝後、宣教部の話し合いが持たれます。
○10月16日(日) 青年賛美大会が広島教会で開催されます。