tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

「土人形」への思いとコレクの紹介。

2012年04月11日 | ちょつぴりの薀蓄
「初天神」に出した天神様(三次土人形)。



私の土人形は、お蔵入りしている、
コレクションの一つでもあり、
取り出し改めて、一部をデジカメに収めてみました。



「土人形」発祥には、いろいろな説がありますが、
起源は京都の「伏見土人形」が
全国へ広まったものといわれています。

私どもの地域では。「美濃の瀬戸物屋」さんが、
シーズンオフの副業として作り、
天秤棒をかづいて、戸口へ売りに来たものだそうです。
その季節は、なぜか夏であり、
金魚売りと同じスタイルであったとか。

今の、岐阜美濃から、岐阜白鳥経由で、福井県境峠道を
徒歩で越える行商人は、大変だったろうと、
思いをはせることが出来ます。

そうしたことで、当地には「いろいろな土人形」
があったようですが、
今は、そのほとんどが捨てられているようです。

縁起物の「天神様」「恵比寿大黒様」「干支動物」・
古くは、「軍人」「歌舞伎役者」「子守り姉や」など。

今回は、大正時代作と思われる?軍人さん(土人形)
と大型の「子守り姉や」長浜人形(島根県)です。






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