tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

6月早朝坐禅は「お釈迦様の教え」。

2022年06月19日 | 坐禅会

 

快晴の朝、今日は夏日の予報、

早朝のすがすがしさは心地よい。

6時の梵鐘当番は、坊守様の担当らしい。

気圧のせいか、いつもは老師よりは弱弱しい音に聞こえるのですが、

どっこい、今朝の1撞きは、おなかに響く。

2つ目の梵鐘の後、

小鐘3つ、スタートです。

何時もは、坐中の老師のお話、今朝は始まらない、

ただあるのは、静寂の時間の中、野鳥の鳴き声だけ。

(37分間の無言の時間)。

 

そして始まった老師のお話。

お釈迦様と開祖道元禅師様の教えの要約(老師のお話)。

「誰からも侵されることの無い、絶対的な己の個性、

これに目覚めて人生を味わい楽しんでください」(お釈迦様)

「足を組み身体を整え、息を整える」それを見つめ見つめる、

「岩もあり木の根が有っても、さらさらと、水は流れる」

何事にもこだわらない、意地を張らない、

自分の個性のありようを味わいなさい、

それが「只管打座(ただただ座ること)」

これを味わう世界が「坐禅の時間」です。

「そんな姿を仏様と共に生きる喜び」(道元禅師様)坐禅の姿です。

 

少しの静寂ののち、小鐘1ツ。

「願わくば、この功徳を持って普く一切に及ぼし、

 我等と衆生と皆共に仏道を成ぜんことを」と、回向唱えられた。

今朝は、1炷50分となりました。

坐後の茶菓を頂き、

話題は咲き始めた「境内の夏椿」、そして「大山木」開花のお話でした。

 

 

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