初対面の人と一通りの挨拶がすむと、次に何を話せばいいのか、戸惑ってしまうことがよくありますよね・・・。
そんなとき日本では、間をもたせるために「今日はいいお天気ですね」とか「最近、冷え込んできましたね」といったように、天候の話をする傾向があります。
知り合いに道でばったり遭遇したときに、「お久しぶり~。今日は暑いですね」なんて会話をよくしています。
しかし、この天気にまつわる話が、韓国人は苦手です。
「日本人は天気の話ばかりする・・・・・・」という韓国人の嘆きを聞いたことがあります。
あるベストセラーのマナー本の中に、「初めての出会いの場で天気と芸能人の話をすると、ビジネスシーンなら無能な人と思われる」書いてありました。
韓国では、お天気の話は話題のない、つまらない人がするものだという認識のようです。
自分の意見を主張することに慣れ、生きることに最大のエネルギーを費やす韓国人にとって、天気のように、発展性のない会話は、意味のないものとして敬遠されてしまうのです。