国際的な“反日名所“になっている日本大使館前の慰安婦像は、公道にかかわる地元区役所の許可がない違法施設であり、外国公館に対する侮辱・嫌悪施設は国際法違反でもある。
それが2011年に設置されて以来、放置されたままだ。
大使館員への「脅威」も放置されたままだ。
これでは「法治国家」はどこえやら、不法・違法を放置する「放置国家」である。
一方、日本大使館から二百メートルほどしか離れていないアメリカ大使館前ではこんなことはない。
こちらは法律がしっかり守られ、至近距離での集会・デモなど厳禁である。
しかし左派系に支えられた盧武鉉候補が大統領選で勝った2002年、米軍車両による女子中学生轢死事件を機にした反米運動の中で、大使館からかなり離れた歩道に反米記念碑が建てられたことがある。
これも無許可の違法施設だったが、大使館から離れた場所だったにもかかわらず、交通に支障があるとの理由で行政当局(区役所)によって撤去されている。
日本大使館はこの区役所と同じ管轄下にあるが、これは放置されている。
外国公館については、アメリカ大使館前の状況が国際的常識であり本来のあるべき姿である。
日本大使館前の反日状況がいかに甘やかされたものであるかがわかろうというものだ。